彼のお父さんが嫌で仕方ないです。回答受付中
まず前提として、彼の家族は15年ほど前にほぼ一家離散状態に。離婚はしておらず、彼はお母さん側に、彼弟はお父さん側につきました。
ちなみにお父さんとお母さんは同じ市には住んでおりません。
彼はお父さんに嘘を塗り重ねられ、約束を破られて借金をさせられたりなど…その恨みが大きいようで相当の怒りを持っております。
私は彼のお母さんと仲が良く、母方のおばあちゃんとも仲良くさせていただきました。
先日、おばあちゃんは闘病生活を送った末、お浄土に帰られました。介護もさせていただきました。本当に沢山の愛情をいただきました。
親戚にまで「(私)ちゃんっていうとてもいい子がいてね」と話していたそうで。
今回、おばあちゃんの意向で家族葬という形でお葬式を執り行いました。ご厚意でまだ正式な家族ではない私もお見送りをさせていただけました。
亡くなった日に、お母さんがお父さんに連絡をしたところ、急に自宅に押しかけてきて、「会社に妻の母が亡くなったという連絡をしなければいけないから」などと理由をつけて家族葬の会場情報を入手しました。
喪主である長男(=彼の叔父さん)は今回は母の意向で血縁のある家族葬ですので、いらっしゃらなくても構いませんとやんわりお断りをしたそうです。
しかし、線香をあげるという名目で会場に顔を出し、場を荒らして去っていきました。率直に、おばあちゃんの冥福を祈っているような態度ではありませんでした。
おばあちゃんはお母さんのことを深く傷つけ、苦しませたお父さんのことを激しく嫌っておりました。
彼もおばあちゃんのことが大好きでして、何故あいつがいるのかと相当な嫌悪感を出しており、葬儀終了後に何故あんな人間が父親なのか?と悔しくてたまらないと泣きながら話していました。
おばあちゃんは病気を戦い抜きました。
しかし、闘病中は一切何もせず、都合の良い時だけ顔を出し、場を荒らして去っていくという傍若無人な態度は何なのか?
驚いてしまい、気持ちの整理がつかず、不安定な感情の中でお見送りになってしまったことも大変悔しいです。
最期ぐらい笑顔でお見送りしてあげたかったことも後悔しております。
この気持ちに区切りをつける方法は何かございますでしょうか。
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
心からお祈りさせて頂きます
拝読させて頂きました。
そんなことがあったのですね…ご家族の皆さんが本当にショックを受けたでしょうしお辛かったでしょうね。皆様の辛いお気持ちを心よりお察しします。
お祖母様が心安らかになります様に心を込めてお祈りさせて頂きます。至心合掌 南無阿弥陀仏なむあみだぶつ
どうかこれからもあなたも皆様もお祖母様が心から安らかになります様に心を込めてお祈りなさりご供養なさって下さい。
お祖母様は仏様や観音勢至菩薩様や神様に導かれ、先に往かれた親しい方々やご先祖様に優しく迎えられ、仏様の極楽浄土に往生なさり心から安心なさるでしょう。ご先祖様と再会を果たし一切の迷いや苦しみから救われ何の憂いもなく円満にご成仏なさいます。これからもお祖母様は仏様やご先祖様と一緒にあなたや皆様のことを優しくお見守りなさっていて下さいます。
そのお父様がなさったことを仏様や神様やご先祖様やお祖母様はしっかりとご覧になっておられたと思います。仏様や神様やご先祖様やお祖母様はお父様のことをどう思われたでしょうね?
私は仏様や神様ではありませんからその心はなかなかわからないですけれど…お父様のことをあわれなものだと思われたのではないでしょうかね…、お父様は自分の我欲を振りまいて愚かなことをする心の貧しい方だとご覧になったのではないでしょうかね…。
お父様は悪言や悪行をなさっていったのですから、お父様は直ぐにその報いを受けるでしょう。
お父様が自らの悪行を心から反省し悔い改めなければ必ず自ら苦しみを受け続けることになります。それはお父様ご本人の問題です。ですから極論を言えばほっといてもいいことです。
そしてその様な悪行をなさるお父様は皆様にとって悪縁です。悪縁は切ることです。
あなたや皆様がこれからも仏様や神様やご先祖様やお祖母様とのご縁を大切になさり、仏様や神様やご先祖様やお祖母様に優しく見守って頂きます様に、あなたや皆様がこれからもお互いのことを心から大切に思いやり幸せを分かち合い生き抜いていかれます様に切に仏様や神様やご先祖様やお祖母様にお祈りさせて頂きます。至心合掌
能力には個体差がある
仏教では、欲・怒り・怠け・プライド等の煩悩が、自分や他人の悩み苦しみストレスを増やす原因になると説きます。
そして、修行や善い行い等の訓練(精進)をすれば煩悩を弱くしたり消したりでき、悩み苦しみを減らせる。
2600年前にその法則を発見されたのがお釈迦様(ブッダ=仏)なのです。
煩悩が弱いのは仏教的な能力が高いこと、煩悩が盛んなのは能力が低いことなのです。
そして、この世で能力を高めれば、来世にもその才能を相続できるとも考えます。
彼のお父さんは、前世までの訓練やこの世で生まれてからの訓練が足りなかったので、低レベルの人間(煩悩を制御するのが下手くそ)状態なのです。
とはいえ、犬や猿に比べればずっと能力は高いです。
彼のお父さんは、人間の平均よりは能力が低いのです。
平均よりも勉強が苦手な人、平均よりも足が遅い人、平均よりも太っている人など、能力には個人差があるのですが、仏教を学べば煩悩制御能力が上がります。
ということで、「能力には個体差がある。ただそれだけ。」と思ってある程度あきらめるしかありませんね。



ご相談は朝から午後5時まで受け付けております。
人間関係や恋愛のお悩み、自殺願望、大切な方の死に直面した苦しみなど、どんな内容でも構いません。一人で抱え込まずに、ぜひお辛いお気持ちを吐き出してください。
仏様や神様、ご先祖様は、いつもあなたを見守り、聞いてくださっています。あなたが少しでも穏やかな気持ちになれるお手伝いをさせていただきます。