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高齢の父の痛みを取りたい

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84歳の父の相談です。3年前に母が亡くなり今は1人暮らしです。週1で弟が様子を見に行ってくれてます。私は月1に様子を見に帰ってます。元々父は現場作業の仕事をしていたので、腰痛や姿勢が悪く、ヘルニアの手術もしました。2年程前は、腹が張ってしんどいと言い、病院でみてもらいましたが特に異常無し。1年前は腰痛がひどくなり歩くのも辛く、手足がしびれ、ふくらはぎ~足首がパンパンにはれて、病院で色々検査しましたが、おそらく首のけいついが原因かと言われました。漢方など薬はもらってますが全く治らず1年経った今も、常にしびれと痛み、冷えも言います。湯船に入ったり、冬は分厚い靴下を履いたり、軽くマッサージしたりと色々アドバイスしたりしますが、どうせそんなん意味ない!と何もしません。面倒だからと風呂もあんまり入らず、マッサージも意味ないと言い、靴下も部屋の中では冬でもすぐ脱ぎます。それで、冷たい!痛い!辛い!食欲も無い!昔からずっと寝れない!など、色々言うてきます。ちなみに食欲は84歳にしてはけっこう食べてると思いますが。私たち姉弟に、辛さを言うけど、こっちのアドバイスなどは全く聞かない。これだと話が埒があかないです。週1に帰ってる弟が特にストレスがたまっています。辛いのはわかるしかわいそうだけど、私たちでは治してあげれないし、病院はこれ以上何もしようがないと、処方された薬は効かないだけだし、どうしたらいいのか困ってます。少しでも動いた方が良さそうなのに、腰が痛いのでほとんど歩かなくなりました。私たち姉弟はこのまま父の辛さを助けてあげれず、話を聞き流すしかないのでしょうか。

2024年1月3日 1:19

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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

感情を聴いてあげることと、スルースキル

みゆ様

日々の介護、本当にお疲れ様です。
お父様は現場でのお仕事が長く椎間板などを悪くされたのでしょうね。
日常の些細なことから、奥様に旅立たれた寂しさ悲しみに加えて痛みがあると
かなりのストレスがお有りだろうと思われます。

できることは、
「気分はどう?」と聴いて「痛みが辛いんや」と言われたら、
相槌をしたり、スキンシップをしてさしあげるだけでも十分だと思います。
そして感情をしっかり聴いてあげたら「どうなりたい?」「どうなったらいい?」と質問を続けます。
何回も何回も誠実にしていたらマッサージぐらいは受けてくれるようになるかも知れません。また、行動に変化が現れるかも知れません。

理由はお父様の思考、感情がスッキリすると、行動か変わるとカウンセリングでも言われています。
ただ、匙加減は難しいです。

明らかに我が儘だなぁと思うことはスルースキルを身に着けた方が賢明です。
スルースキルは書店にもありますし、YouTubeでも学ぶことはできます。

他は専門家(理学療法士、ソーシャルワーカー、介護士さんなど)にも訊いてみてくださいね。

お父様は寂しくて、構って欲しいが主訴かも?知れませんし。

纏めますと
①思考を会話で整理してあげる
②感情、ストレスをゆっくり傾聴して共感する
③「痛みを和らげたい?どうなりたい?」と聞いてマッサージや鍼灸、グッズなど勧める
行動療法で数メートル歩いたら褒める
④明らかな我儘は無理だと優しく正直に伝える。
⑤専門家に相談する。

以上になります。
みゆさんの
お身体が心配なので介護一筋に一生懸命だけにはならないようにお大事になさってくださいね。みゆさんも癒やしやストレス解消をしてくださいね。
お大事になさってください。

2024年1月3日 3:27
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おきもち

個別相談可能
はじめまして! 覆面僧侶・きみーです。 ハスノハであなたと出会えたことを嬉しく思います。 私はこれまで、様々な方々の人生に寄り添い、心の声に耳を傾けてきました。 ・産業カウンセラー ・緩和ケア病棟・傾聴ボランティア ・刑務所、専門学校キャリアガイダンス講師 ・就職相談室カウンセラー ・人材派遣会社・事業コーディネーター 特に、20代〜40代の方々からは、仕事や人間関係、自己成長など、様々な悩みをお聞きします。 ゲシュタルト療法や交流分析といった心理学の手法を学び、あなたの心の奥底にある感情や思考に寄り添いながら、一緒に問題解決を目指します。 例えば 「自分らしく生きられない」 「人間関係がうまくいかない」 といった悩みを抱えているとしましょう。そんな時は、過去の経験や現在の状況を客観的に見つめ直し、あなたにとって本当に大切なものを見つけるお手伝いをします。 音楽や芸術を通して培った豊かな感性を活かし、あなただけの心の風景を描いていくような、 そんなカウンセリングを心がけています。 一人で抱え込まず、まずはお気軽にご相談ください。一緒により良い未来を築いていきましょう!
※ZOOMは覆面ではなくて素顔です、ご安心ください(⁠^⁠^⁠) 日にもよりますが19:00以降が確実です。 信頼関係構築→傾聴→技法、あなたを最大限大切にします。 「傷つきを築きに」そして気づきに。自律へと導くカウンセリング 【人生の羅針盤】人生の道標となり、迷いを解消しコンシェルジュとして旅のお供をします。 各種心理療法、認知行動療法などを学びました。 [カウンセリングについてご一読ください] ハスノハはカウンセリングルームの対面と違い、ZOOMだけのやり取りになります。 カウンセラーは「聴く人」ではありますが、クライエントさんの身体の動きや微細な変化も見逃さないでカウンセリングをしています。 腕組みをしたり、眉間に皺を寄せたり、涙を我慢したりと表現は人それぞれです。 画面オフも歓迎ですが、 声のトーンだけを頼りにするしかなく、情報が足りないのが現状です。 皆様のお悩みを全身全霊で解決する覚悟でおりますが、誤解やすれ違いを避けられないことも稀にあります。 ご理解のほど、よろしくお願いいたします。

お父さまの自立意識が高い

ご質問拝読いたしました。

お子さま皆様で、
お父さまのことを心配し、
アドバイスされている様子が、
目に浮かびます。

御苦労さまです。

逆に言うと、
愛されているお父さまと
感じました。

お父さまは自立自活する
意識が高く、

子どもの面倒になどなるか!

との心意気なのだと、
想像します。

まだまだ、
しっかりされており、
いろいろ自分でやるから、
心配するな!
とのお気持ちなんでしょう。

こういう場合の対処法
としては、

暖かく見守る
さりげなくカバーする

意外にないように
思いますよ。

本当に辛くなっら、
靴下を履きますよ。

ただ頻繁に様子を
伺ってくださいませ。

一人は寂しいですからね。

御尊父さまの長寿と、
御健康を祈念いたします。

2024年1月3日 4:47
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有り難し
おきもち

個別相談可能
浄光寺の三浦康昭です。 くよくよと考えてもしかたがありません。明るく前向きに楽しく愉快に生きていくためのヒントを自分自身も考え続けながら、また少しでも皆さんのお役に立てればと考えています。できるだけ、わかりやすく簡単にお答えしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。現在も整骨院をやっていますが、医療福祉関係の仕事に長年従事してきました。他に、知的障がい者施設の仕事に関わらせていただいています。また、イジメや引きこもりなど子どもたちのために何かできることがないか、現在模索中です。フリースクールをお寺で開講予定しています。仏教特に浄土学は死ぬまで研鑽だと思っていますが、居眠り専門なのが、課題です。

質問者からのお礼

そうですね。父は寂しい気持ちとまだ子供に頼らんって気持ちが、両方あるのかもしれないです。本当に体の不調は辛いと思います。でも日頃は1人なので聞いてほしい気持ちもあるんだろうなっと思います。それはわかってるんですが、痛い、辛いと言うのにそれを緩和する行動と反対の事をするので
困ってしまいます。でも、アドバイスを頂き、こっちも全てを受けるのではなく、少し余裕を持って、話を聞いたり、時にはスルーしたりしようかなと思います。また迷いが出てきてこちらで愚痴を吐いてしまうかもですが、少し見方を変えてみます。ありがとうございます。

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