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主人と離婚がしたい

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5月に子供を出産し、1/11現在、7ヶ月の赤ちゃんと暮らしています。

主人は優しく穏やかで、赤ちゃんも可愛がってくれます。しかし、そんな主人に対してイライラしてしまい、当たってしまう日々が続いていました。

11月中旬ごろから、離れて暮らすようになり、ちょくちょく帰ってくる中で、話し合い中に3人で死のうと包丁を持ち出され、そこから赤ちゃんと主人を2人きりにできなくなりました。

本気ではなかったのでその時は怖くはなかったのですが、日々考えているうちに怖さが増し、今は家に帰ってきて欲しくないと考えてしまいます。

別の日に家に来た際も、死ぬ時は連絡すると言って自殺を仄めかしてきます。

帰ってきても、赤ちゃんを任せられないので、ワンオペでさらに1人分家事が増えるのも体力的、精神的にキツイというのもあります。

ただ、元々いい人で、そこまで追い詰めたのは自分だと思うし、離婚するほどひどい主人かと聞かれたら、もっとひどい夫の話を聞くと、自分が甘いような気がして踏み切れません。

また、自暴自棄になり、私や赤ちゃん、家族に加害を与えそうで怖くなります。

私はどうすればいいでしょうか。ご意見を頂戴したいです。

2024年1月11日 10:01

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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

弱さと辛さで共鳴し合い支え合う

つまり旦那ももういっぱいいっぱいでつらいということではないでしょうか。
もちろんあなたも超つらい。
だったらお互いもっとそこを認め合って甘え合って交互につらさを話し合って会話のピッチャーの時はピッチャーに徹し、キャッチャーの時はキャッチャーに徹するということを条件に「アタシだってつらいのよ」「俺だってつらいんだよ」という自分を優先しないルールで徹底的に励まし合うことを目的に話し合うべきです。
相手がいつもつらい顔してるから、自分もホントは助かりたいのに甘えられない関係に陥っているだけだと思いましょう。
つらい、つらい、死にたい、死にたいといったって、一応生きている。
それも、もっとお互い楽になりたい、もっといい方法で生活したいよ、もっと、このつらさ、あなたもつらいだろうけど、わかってほしいよ、ということでしょう。
だったら、離婚だのなんだのという話でもないのではないでしょうか。
単にお互いに本当の夫婦にならずいい格好をしようとしているだけだと思うのですが。
離婚をするぐらいの決意があるならば、これをご主人にもみせてでもちゃんと今後よりよくなるアイデア、方法、手法を話し合うべきでしょう。
今、どっちも、お互いが相手をケアできない方法で生活をしているということが問題なのでしょう。
だったら、普通の一般家庭だったらそこまで結婚、子育て、夫の帰宅ぐらいで地獄にならないわけですから、どうすればうちは、我が家は、もっと円滑になれるかという事だけを探せばよいのではないでしょうか。
あなたも不満がたまっているはずです。
ご主人だって急に今まで恋人だった女性がお母さん化してバランスが崩れているはずでしょう。多くの人がそのパワーバランスの変化を知らなかったり、上手に乗り越えられなくて離婚という選択を考え付くようになるものですが、問題はそれほど大事ではありません。
ちゃんとコミュニケーションをする。
第三者を交えてでもプライドや見栄や虚栄心なんぞよりも、この子のために安易なデスルートを歩まないように心の歩みを進めていくことが大事です。離婚するのと1万円払って幸せになるアイデアをGETするのとわが子、お互い、お互いの家庭にとってはどっちが幸せでしょうか?
お金というものは幸せになるために投資すべきものでしょう。
お金をかけるべきことにかけて、より良いアイデアを拈出した方がよいと思いますよ?

2024年1月11日 15:37
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有り難し
おきもち

お悩み相談08020659278
今月の法話 文殊の剣 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞(本文より) 「大丈夫、慧の剣を取る。」 大いなる菩薩や老師は智慧の剣を取って、人の迷いの見解を断ち切り真実の姿をみせてくださいます。 智慧の剣とは人間の自我、我見の無いこころからなる、無垢で清らかなる「事実の様子」「本来の様相」を見極める力ともいえましょう。 それこそが智慧の剣なのです。 文殊とは自己を鎮め得た者の姿。 人間の内なる思慮分別の猛獣を修め得て、その上に鎮座する姿。 事実を事実のとおりに見るということは、余分なものがないということです。 そこに現れる余分な見解というものを断ち切った姿。 そもそも、もともと一切の事象、事実というものには余分なものはありません。 とは言えども、それでも人は人の習癖・習慣的に物事に思いをつけたす。 いまや「写真で一言」という要らぬ添え物をするバラエティ文化もあるぐらいですから、ものを本当にそのままに受け取るということをしない。 文殊様の持つ剣、智慧の剣というものは、そういう人間の考えを断ち切る働きを象徴したものです。 その文殊の剣とはなにか? お見せしましょう。 いま、そこで、みているもの、きこえていること。 たとえ文字文言を観るにしても、そのものとして映し出されているという姿がありましょう。 文字として見えているだけで意味を持たせてもいない、読み取ってもいないままの、ただの文字の羅列のような景色としてみている時には、文字であっても意味が生じません。 本当にみるということはそこに安住しています。他方に向かわない。蛇足ごとが起こらない。 見届けるという言葉の方が適しているかもしれませんね。 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞それはものの方を見るというよりはそれを見ている己を見つめる姿ともいえましょう。 そういうご自身のハタラキ・功徳に気づく眼を持つことです。 あなたの手にはすでに文殊の剣がありますよ。用いることがないのはもったいないことですね。

先ずは一息落ち着いてから

拝読させて頂きました。
ご主人様があなたに心中や自殺をほのめかす様なことを言われてあなたはご主人にお子さんを任せられないのですね。あなたも精神的に追い込まれてしまってご主人様と離婚したいと思っておられるのですね。詳細なあなたやご主人様のことや今までの経緯はわからないですけれど、あなたのその不安や心配や迷いを心よりお察しします。
ご主人様がその様におっしゃったり行動なさるのには様々な理由や状況があるのかと思います。
ひとまずゆっくり一息ついて下さい、そして心を落ち着けて下さいね。いきなり離婚ありきではなく先ずはあなた自身のお気持ちを穏やかに安静になさって下さいね。
そして一息ついて落ち着いてからあなたやご主人様だけで抱え込まずに信頼できる第三者の方々や自死念慮については例えばここでご主人様直接ご相談なさっても宜しいかもしれませんし、専門医にもご主人様の思いをお話しなさってみてはいかがでしょう。またあなたもあなたのお気持ちをここでも医師にもおっしゃってみて下さい。
ご主人様が心の病いになっておられるのであれば適切に医療的な対応や治療も必要かと思います。
お子さんを育てるにしてもあなた独りで抱えずに様々な方々にサポートをお願いなさってみましょう。養育についても自治体や保健センターや児童相談所にも相談なさってみてサポートやアドバイスを受けていきましょう。
あなたもご主人様もお子さんも決して独りではないのです。周りの人達と一緒に生きているのですし、お子さんを一緒に育てていくのですからね。
先ずはあなた独りで抱え込まずに沢山の方々からアドバイスやサポートを積極的に受けていきましょう。
あなたとご主人様で仲良くお子さんを育てていきます様に、皆さんと助け合い分かち合いながら毎日を安心なさって生きていかれます様に心から祈っております。そしてあなたまご主人様やお子さんを心より応援させて頂きます。決して自分達を追い込んだり責めないで下さいね。
またぜひあなたやご主人様の思いをお聞かせ下さい、あなたやご主人様を心よりお待ちしてますね。

2024年1月11日 13:40
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有り難し
おきもち

個別相談可能
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラーメンが有名な処です。)これからも皆様のご質問に対して誠心誠意回答させて頂きたいと存じます。まだまだ修行中の身ですので至らぬ点あろうかとは存じますが共に精進して参りましょうね。お寺にもお気軽に遊びに来てください。
ご相談は朝から午後5時まで受け付けております。 人間関係や恋愛のお悩み、自殺願望、大切な方の死に直面した苦しみなど、どんな内容でも構いません。一人で抱え込まずに、ぜひお辛いお気持ちを吐き出してください。 仏様や神様、ご先祖様は、いつもあなたを見守り、聞いてくださっています。あなたが少しでも穏やかな気持ちになれるお手伝いをさせていただきます。

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