突然襲ってくる生きる不安、将来の不安
私は以前から突然襲ってくる生きる不安
心の不安に怯えながら生きています。
死ぬまで生きるしかないと
頭の片隅ではわかっているのですが
日が経てば不安が襲ってきます。
薬を服用したり落ち着こうと
頑張るのですが意味がありません。
最近も日本の憲法が…などの
話が耳に入ってくるようになりました。
このまま日本の情勢は変わってしまい
家族も戦争に駆り出され
私達の子供の世代も
不安で夜も眠れないような
未来に希望を抱けないような
毎日を過ごさなければいけない
世の中になってしまうのでしょうか。
この不安定な世の中に
子供を産み落とすのは
大人のエゴなのでしょうか。
子供は国の宝と言いますし
数年後には子供を授かりたいと
思っていましたが
この様な考え方をしてしまう為
子供を持つことを
最近、躊躇する様になりました。
穏便な世の中のなかで
私は死んでいけないのでしょうか。
将来笑顔で死んでいくことは
叶わないのでしょうか。
もし戦争にでもなれば
私は一刻も早く自分の手で死にたいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
内の世界の平穏、慈しみを育てよう
りん 様 相談ありがとうございます。
確かに外の世界は、不安定だらけです。思い通りになりません。
穏便に行くことは少ないかもしれません。
しかし、あなたの心の中、内の世界は、不安から脱することができるのではないでしょうか?
仏教では誰の心の中にも仏性が有ると説かれています。仏性とは仏様になる種が本来具わっていることを言います。あなたの中にもあるのです。
その仏性・仏様になるなる種に水をやり、芽が出て葉が茂り華が開くようにするのは、あなた自身です。
外の世界に駆られているのではなく、内の世界の平穏、慈しみ、優しさ、愛情を育てていきませんか?そうすれば、仏様になる種が発芽しやがて華となることをあなたは実感するようになるでしょう。
人に優しくした時・された時。思いやりを向けたり向けられたり、愛情を感じた時、あなたの心は温かく感じたはずです。その感覚にアクセスするようにして、いつも自分に思いやりや優しさを向けていくようにしましょう。
自分の中に愛情や優しさを確かに感じた時、ご主人にも将来生まれてくるであろうお子様にも、外界の不安とは離れた、優しさで包むことが出来るでしょう。
あなたの不安はこうして治まっていくでしょう。
いつも不安で右往左往して対処に困って途方に暮れていると、本当の災難に全く対処できなくなります。仏性を信じて、種を発芽させるようにいつも心がけて愛情や優しさに包まれていようとしていれば、勇気も沸き家族が力を合わせて、外の世界の思い通りにならないことに対処し乗り越えられることが出来るでしょう。
私はそう思います。参考にしてください。合掌礼
追伸:お礼メッセージありがとうございました。人の本性にある清く正しいと感じるようになるには、やはり瞑想などして、まずは心を落ち着ける練習をするのが良いと思います。寝る前に1日5分でもいい、世間の喧騒を離れて、リラックスできる瞑想(例えばマインドフルネスなど)を行ってみるのが良いでしょう。出来そうなものから始めてみてください。大丈夫です。誰でもできます。わからなければどうぞ遠慮なくご相談ください。再礼
追追伸:おきもち、ありがとうございました。お心遣いに感謝申し上げます。震災の義援金へ喜捨させていただきます。悩ましい状況が続くようであれば、遠慮なくご相談ください。合掌礼拝
質問者からのお礼
ありがたいお言葉感謝致します。
本来人の心は清く正しい…
もう少し自分の心に余裕ができれば
不安は拭えるのでしょうか。
精進したいです。