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さびしさ

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有り難し有り難し 3

以前父親が事故死したと書かせてもらったものです。
それ以降、母親は精神的に不安定になり、俺も不安定になっています。
特に朝目が覚めると寂しさが押し寄せて凄く苦しくて涙が出てきます。
母親もコロコロと気分がかわり、見ているだけで苦しいです。
以前に苦しさから自殺や、苦しんでいる親を殺して自分も死のうとした事もありましたができませんでした。
先日、四十九日法要が終わったけど、やはり寂しいし、凄く苦しい。
死にたいと何度も思っている。
親の死別がこれ程苦しいものとは。
どのように大事な人の死別を乗り越えてゆけばよいのでしょうか?
また、ネガティブ思考で、悪いことばかり考えているので、なんとかしたいです。
今も不安定で、悲しんでいる母親を悲しみから離したいため、殺したいと思ってしまいます。
自分が怖いてす。

2024年2月1日 7:51

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

毎日お念仏しています。

 こんばんは。わたしは令和四年に父を送りました。事故ではありませんでしたが、やはりそれを止められなかった、あの時の自分の決断は正しかったのか、という思いは今でもあります。そして母は、やはり寂しそうです。どこが、ではありませんが見ていてそう感じます。
 四十九日をお勤めになったとのこと。これ仏教では「満中陰」と言い、「死後の期間、というのを終えて仏様になるタイミング」ということです。もうここには、一緒には生活していない。けれど家族への思いは、変わらず見守っている。私はそのように信じています。だから朝晩、手を合わせてお念仏します。写真の前で、彼のことを思います。「今日コレコレがあったよ」と語ると、いつも同じ微笑みで、語る私を見ています。それがどんなに楽しいことでも、どんなに辛く困った時でも、同じ笑顔で。「聞いてくれてありがとう。自分の取る道は、自分で決めるよ」と伝えます。そう、自分の行動には責任を持つ。けれど気持ちは知ってくれている。それが「見守ってもらう関係」なのだと思います。だから、孤独を感じる時もあるけれど、一人じゃないと思います。お父さんだったら、どうする?を口に出せる場がある。写真の前でしばらく過ごすと、「さあ行こう」という気持ちが訪れます。長い時は一時間ぐらい掛かりますけれど。逆に決して逃げないところに、父はいてくれるのだと思います。
 自分の行動を振り返ると、まず心情や気持ちを出せる場所がある。何でも受け止めてくれる相手がいる。その実感が、「支えてもらってるな」と変化してきたのは、最近のことです。

追伸
よし さん、「お礼」欄の書き込み、ありがとうございます。私の名前にも「よし」がつきます。勝手ながら、あなたのお父さんのご冥福も、我が父と一緒にお祈りさせていただきます。 南無阿弥陀仏。

2024年2月1日 23:47
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有り難し
おきもち

一般大学(一般的でもないが…)から大正大学の史学コースへ。そののちお寺。坊...
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質問者からのお礼

丁度精神的に不安定な時期にこのような事になってしまったので、余計に感じてしまっています。
母親の件、自分の思い間違っているのはわかりますが、とても認められない自分がいます。
母親は「一人じゃないよ」と佐藤様と同様にいっていますが、寂しさが無くなるのには時間がかかりそうです。
みんな安らぐのには時間がかかるのですね。

追伸
やはり寂し佐賀込み上げて来ます。

訂正 寂し佐賀→寂しさが
朝起きた際には特にさみしくなりますね。
慣れてこないといけないのでしょうね。

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