子どもとの向き合い方
前回もお世話になりました。
相談させてください。
私は6歳(年長)の男の子の母親です。
息子は元気に育っていて可愛いと思います。旦那も私も週末は息子との時間を大切にしていますし、旦那もすごく理解があり、気も合うのですごく恵まれてると思い、息子や旦那に感謝しています。
ですが、息子にはADHDと境界域知能
があり、やってはいけないことを何度
分かりやすく説明しても分かってくれず、
年少の頃から年長の今まで、お友達と意見が食い違えば叩く、押す、蹴るを幾度と
なく繰り返してきました。
お友達にも、お友達の親ごさんにも申し訳ない、と思い私自身送り迎えに行きたくない気持ちになりますが3月中旬の卒園式
まで我慢をしよう、と思い毎日送り出してます。
昨日、息子が私に暴言を言いました。
いつもは特性があるから、多分言いたいことと違うこと言ったのかな、と怒らないように我慢してきました。
でも昨日は流せなかった。
名前呼びではなく、お前、てめぇと呼び
「お前のせいで数十回園の先生に怒られて、呼び出されて、頭を下げて、同じクラスの親御さんに睨まれたりしてるんだ!
何度も何度もやってはいけないことを
丁寧に、わかりやすく根気強く3年間も
怒らずに接してきた!そんな私を否定する
ようなことを言うなんて許せない!子どもだろうが、何を言っても許されると思うな!私はお前に否定されるような生き方してない!大人を馬鹿にするな!!」
と、怒鳴ってしまいました。少し残る理性で、暴力は絶対ダメと必死に抑えました。
旦那はただ静かに私を見守り、
子どもに、何でママにそんなこと言った?
どんな気持ちになったのか話してごらん
と言って息子に話を聞きました。
息子は私を否定したかったわけではなく、
困ったことを説明することができず、誤解を生む言い方をしてしまったようです。
息子は友達にも暴言が多く、それも特性だから、と旦那も私も「あまり注意をしてこなかったのがいけなかったね。これからは注意していこう、今回のことは良いきっかけになったから自分を責めないようにね。
大丈夫だよ。」と旦那は言ってくれましたが、私はその後大泣きしてしまいました。
息子に言わないように耐えてたことを言ってしまったことを後悔しています。
母親失格です。これから、息子と向き合っていく自信がありません。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
息子さんをギュッと抱きしめてあげてください
ご相談内容を拝読し、当方の目が赤くなってしまいました。外は冷たい大雨が降っていますが、夕日のせいとさせて下さい。
普段抑えていた言葉をついに口にしてしまったんですね。
それは良くないことです…もちろん。
でも私にはそんなあなたを責める権利が全くありません。多分あなたの立場であったら、同じか、いやそれ以上の暴言を吐き あるいは暴力を振るっていたかも知れません…だから何も申せません。
息子様は年長さん…だから今からでもギュ~と抱きしめてあげて下さい。泣きながらでも結構ですから。
きっとこれからもあなたに同じような衝動が走ることがあると思います。
怒りを収めるための「6秒ルール」(怒りとは別なことを考えるなどで我慢をし、怒りをやり過ごす)というものがありますが、それでも御自身を抑えきれないことがあるかも知れません。
その時は後からでも結構です。その衝動の何倍もの愛情で息子さんを抱きしめ、謝り、誉めてあげて下さい。
怒りを抑えるために一番大切なことは御自身の精神的余裕です。それは精神的にも肉体的にも満たされ余裕のある状態ということです。とにもかくにも御自身の休養に努め、健康に気を遣われますように念じます。
そして、何より申し上げたいのは「間違いなくお子さんは成長していく」ということです。今は言っても聞かないかもしれませんが、でも成長するにつれて物事・言動の良し悪しが御自分でわかってきます。それは保証します。
そして、あなたの夫君は「最高」のお方のようですね。
大丈夫です。あなた方ご夫婦の息子さんであり、ご夫婦で子育てをなさっていかれれば、きっと良い子に 良い方向に向かっていきますよ。
当方 陰ながら応援しております。もちろん慈しみの仏様があなた方御家族にずっと御一緒下さっています。
少しほろっとしてしまったので
まるさん、はじめまして。質問を拝読しました。
あまり回答にならないと思いますが、私がほろっとしてしまったので徒然に書いてみます。
まるさんのご長男は、ADHDと境界域知能
があるのですね。やってはいけないことを説分かってくれないし、お友達と意見が食い違えば叩く、押す、蹴るを幾度となく繰り返すのですね。
私の二男は自閉症ですが、同じようなことをしていました。本人もだいぶん我慢をしていたと思いますが、どうしても我慢ならないこともあるのだと思います。理解してもらえない悔しさが、叩いたり蹴ったりにつながっているようでした。
友だちにしてはいけないとなれば、矛先は親に向かいました。3歳ぐらいのとき爪も柔らかく、私も顔を掻きむしられました。今でもあざになっています。
子どもにしてみれば、言いたいことが伝えられないのは悔しさを通りすぎて悲しいのです。19歳になった今でも残念そうな顔をすることがあります。
お子さんがしてはいけないことは、親として繰り返し伝えなくてはいけません。何回言っても理解できなくても、伝え続けなくてはいけません。でも、その前に、子どもは自分のことを聴いて欲しいのです。分かって欲しいのです。でも、親は分かってやれないことが多い。
このすれ違いが親も子もつらいです。
でも、お母さんが子どもを大事にしたいという気持ちは、子どもは肌感覚で分かっているものです。
あきらめないで、お子さんにいっぱい愛情を注いであげてください。私が涙目になってきたので、この辺で。
合掌
質問者からのお礼
小林 覚城様
お忙しい中、優しく温かいお言葉ありがとうございました。
怒ってしまったときは、息子を抱きしめます。まず心身の健康を大切にして、余裕の
ある1日1日の過ごしていけるように努めていきます。