子どもを抱っこされるのが嫌
義母に息子を抱っこされるのが嫌です。
4ヶ月の息子がいます。月に1〜2回、義実家に息子を連れて行きます。
義実家にいる間はずっと義父と義母に代わりばんこで抱っこされます。もはや競争のようです。
特に義母は息子と物理的に距離が近いです。抱っこしながらおでこにチューしている時もあります。また、毎回「(息子)くんだけ泊まっていき」「子どもおいて夫婦で旅行でも行ったらいいのに」など、預けてほしいことをアピールしてきます。
義母の言動を見ていると、息子を我が物顔で扱われている気がしてならないのです。義母の孫である前に私の子どもなのだから、私に最低限の伺いを立ててほしいと思ってしまいます。
たとえば、「ごめんねずっと抱っこしちゃって」とか言ってくれたらこちらだって気持ちよく任せられるのに。
小さなもやもやですが、チリツモでギスギスしてしまう前に、鎮火しておきたいです。
色々買ってもらったり、恩もあるので、今後も義母と気持ちよくお付き合いしていきたいです。
抱っこされたくない気持ちとどう向き合っていけばいいでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
お子さんにとって必要な経験
仏教では、自分の心身さえも自分の所有物ではないと考えます。
(そもそも自分という概念も幻。)
なので、我が子であってもあなたのものではないのです。
そこで、祖母に抱っこされることはお子さん個人にとってどうかを考えましょう。
まず、幼いときに祖父母に可愛がられる経験は、自己肯定感につながる可能性があり精神の健康に役立ちます。
また、高齢者と触れ合う経験により、お子さんが将来的にお年寄りに優しい人間になれる可能性があります。
少子高齢化社会では、お年寄り相手の仕事ができれば食いっぱぐれありません。
「お年寄りが苦手」という人間に育つより、お年寄り大好き人間に育つ方がメリット大です。
また、パパママが病気になる等により祖父母に子供を預けなければならない可能性もゼロではありませんので、祖父母に親しむことはお子さんの生命の安全を守るカードを増やせるメリットになります。
なお、孫への「泊まっていき」は「可愛い!」の感情表現にすぎず、本気で泊まって欲しいわけではない場合もあるので、ニュアンスを嗅ぎ分ける必要がありますね。
また、「こんな義母にも可愛いとこがあるな」と、義母に対して慈しみの心を起動した方が、怒りのストレスが軽減され、あなたの心身が楽になります。
一方で、子供を守ろうとするのは親の本能なので、そんな気持ちになるあなた自身にも慈しみ(許し)を向けましょう。
ご親族みんな揃って笑顔でありますように。
質問者からのお礼
ご回答ありがとうございます。
わたしこそ息子を自分のもののように思っていたことに気づかされました。
また、息子の将来まで見据えて下さったお言葉や、わたしの気持ちに寄り添って下さったお言葉が嬉しく、感謝しております。
慈しみの心を持つこと、そして息子のためを思うことを、忘れず過ごしていきたいと思います。