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未だに忘れられない怒り

回答数回答 1
有り難し有り難し 4

私は高校卒業後すぐ、就職しました。
そこは大きな展示場(過去販売した商品などを展示するスペース)があり、その場でたまに、書画や絵の展覧会が開かれることがありました。
私は子供の頃から絵心があり、今も絵の仕事をしているため、当時もその展覧会に参加していました。
その絵にたまたま目を留めてくれた上司が、私の絵をことのほか気に入ってくれ、上客やクレーマーなどにあげる貴重な品物を私にプレゼントしてくれました。それからたびたび、営業の販促ポスター、挿絵等の仕事を任されるようになり、本社の営業部からインタビューを受け、私の顔写真と記事が、会社中に知れわたり、ちょっとした有名人にもなりました。
加えて私は、自分で言うのもなんですが、PCの知識もありましたし、仕事もできたので、表彰されたこともたびたびありました。
私はそれを自慢したことは一度もなく、ただ上司の振ってきた仕事を日々こなしていただけです。上官の命令は絶対ですから、私に拒否権などないので、そうする他ありませんでした。
でもそれを気に入らない人はいたので、私は陰湿な嫌がらせに遭いました。若かった私は、まともに泣きました。それでも、私を可愛がってくれた上司、先輩がいたので、その会社では7年勤めて、以後は絵の仕事を今でもしています。
特に、私のことを気に入らなかったパートの女性が「あんな絵、誰にだって描ける」と言って憚りませんでした。でも、私の絵を気に入ってくれた上司が「ああいう若い才能を持った子は大事にしないとね」と言ったとたん、私に嫌がらせをしてきた社員たちは、とたんに手のひらを返し、私のご機嫌を取ってくるようになりました。
社員たちも、パートの女性も、未だに腹が立ち、許せないのです。
確かに、絵の上手い人は世の中いくらでもいますし、私程度の絵など誰にでも描けるのでしょうが、実際、私はいま、絵で仕事をし、お金を稼いでいます。無能で、文句ばかり言っている人たちにあれこれ揶揄され、嫌がらせをされる筋はありません。
絵を描くのは楽しいですが、それを思い出して、イライラと怒りがこみあげてきます。
どうしたら良いでしょうか?
ご回答よろしくお願いします。

2024年3月9日 8:28

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

あなたの道を歩んでいきましょう

拝読させて頂きました。
あなたは今まで絵を描きながら仕事ととして実績を積まれ高い評価を受けていらしたのですね。本当に素晴らしいことだと私は思います。きっとあなたはその様に自分の力を能力を伸ばして頑張っていらしたのですね。そんな中であなたのことをねたみやっかみいじめや嫌がらせをする人たちがおられ、あなたはその人達のことを思うと怒りがこみあげてきて許せないと思ってしまうのですね。あなたがそう思うのももっともなことかと思います。あなたのその思いを受けとめてさせて頂きます。

詳細なその人達の心の中はわからないですが、その様な悪意や悪言や悪行をする人達の心の中はとても貧しいのです、愚かなのです。そう考えるととても可愛そうな方々かもしれません。自分のことを誇ることもできず、求めていくこともせずにただただ人に対してのねたみやっかみや悔しい思いを抱えながら生きていることは人生として悲しいですよね。
本来ならばそれぞれの人生を生かしてそれぞれ求める道を歩んでいけるのかと思いますが、そう思えないのは本当につまらないことです。そして自らの心の中の悪意によって自らをおとしめていってしまうのですからね。そしてその様な心をもっていては周りの方々も離れていってしまうでしょう。

いかがでしょうか?あなたはそんな方々の生き方や人生をどう思われますか。
あなたはあなたが求める目指す人生を生きていけば宜しいのです。その様な愚かな考えや人達に煩わされることなくあなた自身これからも素晴らしい作品を作っていって下さいね。
あなたがこれからも心から豊かに充実なさり素晴らしい作品を作り続けて、多くの素晴らしい方とのご縁に恵まれながら健やかに生きていかれます様に、皆さんと讃え合い心から幸せに生き抜いていかれます様に切に祈っております。そしてあなたを心より応援しています。

2024年3月9日 10:28
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有り難し
おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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質問者からのお礼

お読みいただきありがとうございました。
彼らは彼らで、自分の居場所がなくなる恐怖があったのかも知れませんし、早めに潰しておこうと思ったのかも知れません。
彼らの思惑など彼らにしかわかりませんが、吐き出してよかったです。

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