母の死に冷静すぎる自分が嫌になる
回答 1
有り難し 22昨日母が亡くなりました。いわゆる孤独死みたいな状況でした。きっと最後は辛かったと思います。かわいそうです
とはいえ、私は仕事の日程とか諸費用とか手続きとかそんなことばかり考えています。あと趣味の大会の日程調整とか。
それなりには悲しいけどそれなりです。母の身になって考えればかわいそう、というだけで、私自身の悲しみとは違う気がします。もともとあまり関係が良好ではなく成人してからは不仲でした。しかし子供の頃には良い思い出もあるというのに。
自分自身にがっかりしてます。何でこんなに冷たいんでしょう。我ながらなんかおかしいんじゃないかと思ってます。
母の生前は苦しかったろうし寂しかったろうと思いますが、死んだらそれまでだなあと思うのが本音です。
浄土真宗の人だったので、仏様がいるとすれば阿弥陀仏が死後のことはなんとかしてくれるでしょ、みたいななげやりな気持ちもあります。母は駄目な人でしたが、そういう人でも、家族にろくに供養されなくても、阿弥陀仏はなんとかしてくれるって聞いてます。生前一度でも南無阿弥陀仏と唱えれば仏様との縁が結ばれて、すべての衆生を救いたい阿弥陀仏の本願によって西方浄土につれてってもらえるんですよね? もう私は供養とか関わり合いになるの嫌だ。
私もきっと一人で苦しい思いをしてのたれ死ぬんだろうなあと思います。
お坊さんからの回答 1件
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あなたを想うと、やっと親子を終われるような安堵もあるのでは。
お母さまのご往生
謹んで哀悼の意を表します。
あなたのプロフィールを読ませてもらいました。生きてこられた環境に、ご苦労もあったことと思います。
故人との記憶の中で、いくら親だからと言っても、すがりついて涙を流して、名を呼び続けて、悲しみで食事も喉を通らなくて… そんなドラマみたいなことはなく、皆さんそれぞれに、故人との関係を振り返っていかれます。
涙を流す人が、悲しんでいる人とも限りませんし、良好な親子関係を良しとするわけでもありません。それぞれに、いろんな想いが溢れてきていいのです。
命終えた瞬間だけを捉えると、一人寂しかったのだろうと、何も出来なかった自分に罪悪感を感じるかもしれませんが。お母さまの最期まで、仏様はご一緒してくださったことでしょう。
あなたを想うと、やっと親子を終われるような、そんな安堵もあるのではないかなと感じています。
死後は、これからの予定変更に気を取られたり、気を張っていて平然としていられても、日に日に想いは複雑にも変化をしていったりします。そんな時は、ハスノハで気持ちを吐露していかれるのもいいですね。想いを聞かせてくださいね。
阿弥陀さまが、なんとかしてくださる。
そうですね、あなたがそれを望むのなら、そのように頼って、手を合わせ（お念仏）なさったらいいと思います。
故人だけでなく、あなたの気持ちまで、阿弥陀さまは支えてくださいますよ。
私もこちらから、手を合わせます。
合掌
質問者からのお礼
お優しいお言葉、本当にありがとうございます。救われる思いです。
火葬を終え、手続きなども進めています。
お礼が遅くなって申し訳ありません。いろいろと複雑で、うまく言葉にできないものですね。
母の最期に仏様がご一緒してくださったとのお言葉、本当に救われます。
信心をなかなか持てない私ですが、今回ばかりは真剣に祈りました。どうか母を救ってください、お慈悲をくださいって。
これまでも信心したいと漠然と思っておりましたが、こんなに真剣に阿弥陀さまにおすがりしたのは初めてかもしれない。
おっしゃる通り、親子を終われてほっとしています。
あとは仏様に委ねます。仏様ならなんとかしてくださると信じています。
お言葉頂いてすごく救われました。ありがとうございました。
