他人を許せない
初めて質問させていただきます。
みあと申します。
私は両親からルール・マナーをしっかりと子どもの時に教えてもらい生きてきました。社会に出てからも、この事には感謝をしていて、昨年産まれた子供にもルール・マナーを教えていってあげたいと思っています。しかし、自分の中でルール・マナーを守れない人は、駄目な人・視界に入れたくない、一般マナーなんて守れない人はなんて奴だ・親は何をしているんだと思ってしまう自分もいるのです。もちろん守れるのが一番ですが、何か事情があったり、考え方の違い・子供はまだまだ未熟な所も多いそれも分かるのですが、やはり許せない自分のほうが強いです。この考え方は子供にも良くない、ルールを守るのは正義、守れないのは悪となってしまう。もう少し余裕がなくては改めなければと思うのです。アドバイスがあればお願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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そうですね、そう思ってしまいます
拝読させて頂きました。
あなたがマナーやルールが守れない人のことを許せないと思ってしまうお気持ちわかる様に感じます。日常生活の中でどうしても自分勝手なことをして他人に迷惑をかけたり人を傷つけるようなことを平気でしている人のことを見ると腹が立ってきますからね。お子さんにもしっかりとマナーやルールを教えていきたいと思うのはもっともなことだと思います。あなたのそのお気持ちを受け止めさせて頂きます。
あなたがその様にマナーやルールを守りながら生きていくことはとても尊いことですし、お子さんにもその様に教えていくことはとっても大切なことだと思います。
何故かといえばマナーやルールを守っていくということは自分も他者もお互いのことを配慮しながら心穏やかに気持ちよく生きることができるからですよね。お互いの生きることを尊重し合い思いやりながら生きていくことができれば人との争いも少なくて済みますし、怒りや憎しみ等の感情に左右されなくて済みますから毎日を穏やかに健やかに仲良く生きることだ来ますからね。
電車に乗っていても席を譲り合えばその空間はとても優しさにあふれて気持ちの良い空間になります。逆に席を奪い合えば争いと憎しみやうらみや殺意がその空間にあふれていくことでしょう。
あなたが生きることも尊く、お子さんが生きることも尊く、周りの方々が生きることもそれぞれに尊いことです。
相田みつをさんのお言葉に「奪い合えば足らぬ分け合えばあまる」という言葉があります。読んで字の如くです。
その言葉をご覧になった時にあなたのお心はお気持ちはどうでしょうか?いかがでしょうか?恐らくあなたの心の中に生きる中で本当に大切なことが浮かび上がってくるかと思います。
あなたやお子さんがこれからの未来を素晴らしい方々とのご縁に恵まれながらお互いを心から尊重し合い思いやりながら毎日を健やかに豊かに生きていくことができます様に、皆さんと一緒に仲良く心から幸せを分かち合いながら素晴らしい人生を歩んでいかれます様に心から仏様や神様やあなたのご先祖様にお祈りさせて頂きます。至心合掌
質問者からのお礼
素敵な回答をありがとうございます。
じっくり読み周りに対しても優しい気持ちなれそうです。またイライラしてしまった時は読み返していこうと思います。
「奪い合えば足らぬ分け合えばあまる」
素敵な言葉ですね。ココロの中に少しでもこの気持ちがあると、ギスギスした世の中が優しくなりそうです。私がルール・マナーも守るのは、穏やかに周りに優しく生きていたいからかもしれません。少しでも優しい世の中になるように、守っていきたいです。
ありがとうございます。