hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

次男の登校しぶりの対処をどうしたら良いか、、、

回答数回答 1
有り難し有り難し 6

現在妊娠5ヶ月の主婦です。長男は中2、次男は小3で、次男が学年が上がってすぐ学校へ行くのを嫌がるようになり悩んでいます。
原因は私の妊娠だと思いますが、次男の話では、学校に行くと気持ち悪くなってママに会いたくなるそうです。それと嫌いな授業があったりすると、行きたくないけど、楽しそうな授業なら行ける日もあり、その日によって早退や遅刻などをしながら、とりあえず学校には休まずに行っています。
お腹に赤ちゃんが居るのはとても喜んでいますが、出産と同時ににママが居なくなっちゃうとか心配だと言った事もあります。だからママは大丈夫だよ、と安心させても、どうしても体が反応してしまうのだか、学校で気持ち悪くなるようです。
毎日元気に学校に行けてたのにどうして⁉と悩む日々です。
学校は嫌いじゃないし、お友達も居ます。先生もとても親身に対応してくださいます。
そして、子供には日頃からスキンシップや会話はかなりしている方です。


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

私たちは、新しいいのちの誕生を心より願っています!

 あまあまママさんご自身も妊娠中で、色々と心配が多い毎日ですね。次男さんは、出産と同時に「ママがいなくなっちゃう」ことを、心配の一つに抱えておられるのですか。何かのテレビドラマなどが、記憶の中に入っているのでしょうか。次男さんは、人一倍心優しい面を持つとともに、赤ちゃん返りをしているかもしれないなあと拝見しました。赤ちゃん返りであれば、時の経過で必ず変化が見えてきます。実の親子といえども、子どもの心をすべて把握できているかというと、なかなか難しいものです。私自身も、いつも手探りです。「あの時はね・・・。」とほのぼのと昔語りが出来る時が、きっとやってきますよ。  
 文面からは読み取れなかったことが、一つだけあります。あまあまママさんの心配事について連れ合い(夫に当たる方)さんや長男さんは、どんなふうに受け止めていらっしゃるのでしょうか。また次男さんに、どんなふうに関わっておられますか。このような時に、あまあまママさんと次男さんだけで関係性が完結してしまうのは、どちらにとってもあまり望ましくないように思います。連れ合いさんや長男さんも巻き込んで、家族の力で向き合ってみてください。
 あまあまママさんが今すぐに出来ることは、
次男さんが、とにかく休まず学校に行けていることをしっかりほめてあげること。
早退した時は時間があるでしょうから、家(あまあまママさん)の手伝いなどをさせて、(早退してしまったという)次男さんの気分転換をはかるとともに、お母さんの役に立てている充足感を体感させてあげてください。そのやりとりの中で、「新しいいのちが生まれてくること、楽しみだね」「いっぱいお手伝いして、お母さんを助けてね」などと、出産をプラスに受けいれていける言葉かけを、何度もかつさりげなく続けてみてください。

 このハスノハへ勇気を持ってお声かけを頂き、有り難うございました。新しいいのちの誕生を、私たちハスノハ・メンバー僧侶が心から願っています。ご縁に感謝!!合掌

{{count}}
有り難し
おきもち

個別相談可能
1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。実家の西福寺で中高生を主体とする「るんびに太鼓」に所属、演奏・指導経験を通して、「人は、支えられてこそたくましく生きてゆける」と体感。青少年よみがえりの場「短期るんびに苑」にも関わる。   平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。ご法話や講演などをご希望の方は、遠慮無くお声かけください。  グリーフケアアドバイザー1級 発達障害コミュニ ケーション初級指導者 つどい・さんあい運営委員
ご相談時間はご希望をいくつかお知らせくださいね。 ◆「絵本のお坊さん」として、絵本を通じて人生を見つめ直す活動を行っています。◆死別、離婚、退職、不安など、様々な喪失を抱える方のお話に寄り添い、仏道の教えを分かち合いながら心を癒すお手伝いをしています。◆資格:グリーフケアアドバイザー1級、発達障害コミュニケーション初級指導者。

質問者からのお礼

温かいお言葉に感謝します。
主人もとても協力的で、学校への送り迎えも積極的にしてくれます。次男の話にも親身になって聞いてあげてくれます。
長男も弟思いの優しい子で、いつもアドバイスなどをして家族全員で向き合えていると思います。
学校は休まずに行けていることを沢山誉めてあげて、一緒にいる時間も大切にし、赤ちゃんの誕生を楽しみにしたいと思います。本当に忙しい中、ありがとうございました。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ