拝読させていただきました。

オカルト的な現象にも取れることがあったんですね。

宗教でも哲学でも科学でも解明されていないことなので明確な答えは出せないことなのですが、「故人様からお知らせ」のような感覚を感受されたなら、素直に良い方向として深く考えてみてください。

わたしは霊感とかはないですが、今から30年ほど前に祖父が他界したときです。他界する前日に真っ直ぐに立てないほど胃痛が起こったのです。すると母親から連絡があり、「じいちゃんなくなったから」と葬儀の連絡でした。そして葬儀に参列し、祖父の棺前に行くと、不思議なことに真っ直ぐも歩けなかった胃痛がス〜と取れたのです。「祖父が最期、会いに来てくれた挨拶だったのかな」と取っていますが、いまだ分かりません。

詳細は文字数に限りあるので、簡易に説明しますが、「浄土教」の中の経典『無量寿経優婆提舎願生偈註』に確か記していたと思いますが、浄土真宗さんで大切にしている教義のひとつに「往還二回向」とあります。その一つに「還相回向」があり、簡単にいいますと、往生された人がこの世に戻ってきて、徳を積んだ善徳者に善きことを与えてくれることです。

このような功徳回向は他の宗派でも多々あります。

祖母に手を合わせてくれた報恩感謝だったと受け取ってもらえれば良いと思います。

合掌

法源

無憂山 法観寺

祈るこころに佛心が宿る。 変化多き時代を生きる私たちにできること、それは...

このお坊さんを応援する

？