コミュニケーションが難しい
私は、結婚を考えている彼がいます。
彼は一度言い合いになると、かなりしつこいと感じます。長時間話し合いになり、自分を曲げず、理論重視の話し方をします。
私は自分の気持ちを伝えたり、こういうつもりだったと伝えたりしますが、言い訳だと解釈されます。話し合いに必要なのはその背景ではなく事実だからとのことです。
私は理論的な話を直感的に理解するのが難しいと思うことが多いです。
確かに公平な話をするために、事実をベースにして話す方法は一理あると思いますが、私の目線から見ると相手の言い分や気持ちの話を重視しない部分が会話しづらいと感じます。
また、彼は正しいかどうかや筋が通っているかどうかにこだわりが強く、自分を曲げません。
長時間の話し合いの果てに、ようやく少しわかり合うことはあるのですが、疲れます。
このことは全部彼に話をして、お互いのコミュニケーション方法について改善できる良い方法はないか相談しました。
彼は可能な範囲で話し方を気をつける、私も事実に目を向けるということになりました。
しかし、別の話し合いをした時に両者にとって簡単なことではなさそうだと思いました。両者の根本的な違いの前で解決策が見えない状態です。
彼のことは好きです。ただ、この話し合いの頻度が高いなら、結婚すれば生活の質が低下すると思います。別れたいという気持ちにはなれないのですが、今後のことを想像すると不安になります。どういう心持ちでいればいいか、お言葉をいただけると嬉しいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
内容にもよる
もしも、彼と議論になるテーマが生活習慣に関することであるなら、あなたにとって彼との共同生活が窮屈なものになるかもしれません。
たとえば、あなたがとても急いでいるときに、いつもと違うやり方(彼が望まないこと)をしたとします。
あなたは、「今日は時間がなかったから仕方なかった」と説明するでしょう。
しかし彼は
「それは言い訳だ。結果的に約束を破ったのは君だ。そもそも僕がなぜいつものやり方にこだわるかと言えば、それが最も効率が良いやり方だからであり、それは君も理解して賛成して、二人で決めたやり方だったはずだ。」
と、あなたを許さないかもしれません。
そのようなやり取りが頻繁になると、あなたにとってはモラハラを受けているような気分になるかもしれません。
なので、生活習慣に関することで頻繁に議論になりそうなら、彼とは平安な暮らしができない可能性がありますね。
まぁ、誰にでも欲・怒り・怠け・プライドの煩悩があるので、パートナーが煩悩に負けないように叱咤激励しあうことも大切です。
しかし同時に、煩悩がある者同士「お互い様だ」と許し合うこともなければ、一緒に生活するのがストレスになる場合がありますね。
歩み寄るしかないかと
ご質問拝見させて頂きました。我家も常に同じ話題で会話が乏しくなりがちなのですが、やはり解決の糸口は、お互いがお互いの意見に対して歩み寄る、これしかないと思うのです。相手の言い分もしっかり聞く。基本的に否定はしない。その中でどうしていこうか、と歩み寄って決めていく。これが現在の我家の課題であり、冬景色さんにとっても同じ課題になるかと思います。実際、私も疲れますが、これをしないと生活やルールが決まっていかないため苦になるからと放置すれば関係性は悪くなる一途です。特に家族が増えた際には更なる課題も増えますのでそのあたりは念頭にあった方がよろしいかと思います。アドバイスになっていなかったら申し訳ないです。 合掌