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亡くなった母の為に出来ること

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有り難し有り難し 22

数日前に母を亡くしました。闘病の末ではありましたが、あまりにも突然で心の準備もろくに出来ておらず、いつも明るく優しかった母を失い人生で最も大きなショックを受けています。

今も毎日ふとした瞬間に涙を流していますが、葬儀等を通じて少しずつ母の死を受け入れられるようにもなり、単に悲しむというよりは、他界した母の為に自分は何をしてあげられるのか?してあげるべきなのか?と考えるようになりました。(とりわけ、他界して間もない今だからこそ母に届くものがあるのではないかと信じています)

以下、質問というよりは、どなたかに「きっとそうだよ」と後押しをして欲しいだけのものもあるかも知れませんが、私の質問にお付き合いいただけますと幸いです。

① 葬儀で母の棺に数々の思い出の品を副葬品として入れました。特に、楽しかった思い出をたくさんまとめたアルバムはなんとしてでも母に届けたい一心で準備しました。あのアルバムは、あの世の母のもとへは届いていますでしょうか?また、もし届いているとすれば、母はどういう思いでアルバムを眺めているのでしょうか?(もっと生きたかった、という具合に現世への悔い?それとも、楽しかった思い出を糧にしてくれているのか?)

② 母はとても愛情深い人で、これまでも愛犬の死や親族の他界にとても心を痛めていました。この度亡くなったことにより、母は、愛犬や親族に会えているのでしょうか?(延いては、私もいつかどこかでまた会えるのでしょうか?)

③ 死後1週間もたっていませんが、母はいまどういう状況にあるのでしょうか?そのために私が今、母のためにしてあげられることは何なのでしょうか?
具体的な行動(どこどこへ行く、何々をする、等)に紐つけてアドバイスをいただけると、私もそれを実践することで母を感じ、気が楽になる部分もありますので、そのようにご助言いただければ尚有難いです。

長文・乱文となり申し訳ありません。何卒よろしくお願いいたします。

2024年5月18日 22:00

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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

手を合わせること、仏法を聞くことを、どうぞ大切になさって。

お寂しくなりますね…。
お母さまのご往生、謹んで哀悼の意を表します。

闘病の中、生き抜かれたのですね。本当によく頑張られましたね。あなたの存在が、どんなに大きな支えであったことかと思います。
やっと痛みや苦しみから解放されたことだろうと思っても、ずっとそばにいてほしかった、手を握っていたかった、私の名を呼んでほしい、夢であってほしいと、会いたくて会いたくて堪らないですよね。

あなたの質問ですが、今 母はどうしているのだろうかと、お母さまへ想いを届けたいのですよね。

仏様のお救いより浄土へ往かれた方は、この世での苦しみが解消されておられます。もう苦しむことのない命を生きてくださっています。仏様のおそばに。安心ですね。
そして、こちらの様子をちゃんと見ていてくださっています。ですから、あなたが届けられたアルバムも見ておいででしょうね。お母さんが命をかけて産んだお子さん(あなた)が、ちゃんとこの世で、その命を輝かせている。お母さまにとっては、こんな嬉しくて安心なことはありませんものね。

仏様の救いは、生きとし生けるものを必ず救うというもの。だからこそ、あなたもまた仏様の救いを大切に生きていっていただきたい。そうすれば、私たちもまた浄土へ生まれて往けるのです。先にいかれた方々(いのち)とも遇える世界(浄土)を、仏様はご用意くださっているのですから。

人は必ずこの世の縁が尽きる日が来ます。しかし、死んで終わるいのちではなく、仏様に願われて、浄土という世界で生き続けられる。その安心のために、仏法を聞いていっていただきたい。それが、お母さまと会える道であり、お母さまが繋いでくださった仏縁なのですものね。
手を合わせること、仏法を聞くことを、どうぞ大切になさってください。手を合わせると亡き人を感じることができます。「待っているよ。必ず会えるんだよ」と聞こえてくるようではありませんか。

私もそうしながら、悲しみが大切な仏縁となっています。尊いお導きだと、感謝のお念仏となっています。

私も、こちらから、あなたのお母さまを想い、手を合わせますね。

合掌

2024年5月19日 2:08
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有り難し
おきもち

はじめまして(*^^*) 中田みえです。 教善寺 住職として、母親として...
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ご質問拝見させて頂きました。①からお答えしますと、持っていかれていると思うので楽しみの1つにされていると思います。②は宗派的にお答え出来ません。③真宗の考えでは阿弥陀如来のお慈悲により極楽浄土に生まれなおすと分かっています。が、宗派により考え方が異なるため分かりませんが、どの宗派も基本は浄土へ1歩を進めたと思っています。亡くなれて1週でも1カ月でも変わらず極楽にいると思われたらよろしいかと思いますよ。亡くなられたお母さんというご縁で手を合わせることになられたかと思います。これを仏縁といいますが、これを機に手を合わせること=ご先祖(親)への感謝を込めたものだと知って頂きたいと思います。つまりありがとうを伝える場であって欲しいと私は願っております。 合掌

2024年5月19日 6:43
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有り難し
おきもち

真宗大谷派の僧侶です。2024年4月25日にこちらに登録させて頂きました。...
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質問者からのお礼

中田様

温かいメッセージ誠にありがとうございます。やはりここ数日、母を思い出してはなかなか消化しきれず後ろ向きな時間も多く過ごしていましたが、頂いたメッセージを何度も読み返させていただき、またきっと会える、それまで見守ってくれている母が心配してしまわないよう頑張らないと、と思えるようになってきました。アドバイスいただきましたように、手を合わせ、仏法を聞くことが母を思い出すちょっとしたひとときにもなると思いますので、今後も取り組んでいきたいと思います。改めまして、ありがとうございました。

些細様

温かいコメントありがとうございます。同様にこちらも何度も拝読させていただきました。痛みも苦しみもない世界で母は救われていることを信じて、手を合わせて母(や先祖)に感謝する時間を持ちたいと思います。

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