母は幸せだったのでしょうか。
先週、母が亡くなりました。
ずっと持病に悩まされて来て、3年前から施設に入りました。
癌であることが発覚して切除する事になり、手術は上手くいきましたが持病が悪化して手術から3週間で亡くなりました。
私と母はそれほど仲良くありませんでした。私は昔から母が苦手でした。いい時もありましたがもっと怒らないで話を聞いてほしいと思う事が多かったです。
コロナと育児を理由に施設へ面会に行く事も少ない上、妹や夫や子供を連れ立って1ヶ月に1回行くだけでした。
母と向き合うのが怖かったんです。弱っていく母から弱音を聞かされるのが辛くて目を逸らして来ました。
ただ、母の癌切除の手術の日には初めて1人で高速を運転して病院へ向かい、手術室に入る前と後にしっかり声をかけました。
まさか亡くなるなんて思いませんでした。手術の前に入院した日から何度か面会を許された時に、はっきりしない意識でしたが楽しい会話ができました。
私は産後鬱で苦しみましたが「出産して母になってよかったよ」と言いました。
「そうでしょう、あの子は運動神経がよくてきっともっと早く走るようになるよ」と言ってくれてうれしかったです。
私はお母さんにとても酷い事を言ってきましたし、父が亡くなった後でさみしいと言っていた母に優しくする事もできませんでした。
でもここ最近では母を車椅子に乗せてお出かけしたいと考えていましたし、一度だけ許されてみんなで食事に行きました。
私には気難しいお母さんでしたが亡くなった後には悲しむお友達が多くいらして、母の人望の厚さに触れてますます悲しいです。
もっともっと自分にできる事があったはず。
本当に謝りたくて、みんなに好かれていたお母さんに悪態ついて悲しい最期を迎えさせてしまって申し訳ないです。
どうしたら良いのかわかりません。
同じ年ぐらいの方が元気にされてる姿を見ると、あんな風に幸せに過ごしてほしかったなと思います。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
これからできること
いつか別れが来ることはわかってたとはいえ、ご愁傷のことと思います。
今まであなたのできる精一杯で生きてきたんですから、「もし〇〇していたら」というのはやめておきましょう。
お母様も悩み苦しみのないところへいかれたのですから、心配する必要はありません。大切なことは、今後人のために何かをしてあげられるか否かということです。
お子様を同じ気持ちにさせないようにどうするか。生きているうちにしておきたかったことができなかった分、供養という形でどうするかということです。
お墓参りとかもそうでしょう。
残されたものの修行の場が供養です。
わだかまりを一つずつ消していくように、供養をしましょう。四十九日、一周忌、三回忌と毎年供養するごとに気持ちが軽くなると思います。
一番辛いときだと思いますが、お母様の良いところを真似して、悪いところは反面教師として、あなたの人生に生かすことが大切だと思います。お母様は亡くなる前よりも近くで心のどこかで生きてくれるはずです。
質問者からのお礼
お言葉を下さりありがとうございます。
母は私を育てにくい子だと言っていたと親戚から聞かされ、わかってはいましたがやはりその気持ちのまま亡くなって行ったのかなと悲しくなりました。
でも供養という事が、祖母や父の時にはここまで感じなかった何かがある気がします。
お線香をあげて手を合わせる時、母を感じます。
辛いです。でも供養を続けて気持ちが楽になる日が来る事を信じます。
温かいお言葉ありがとうございました。