大切な人をちゃんと愛したいです回答受付中
精神的に未熟すぎることに悩んでいます。
多くのコンプレックスを持っていますが、その全てを凌駕すると言っても過言でないくらい、大人になれない自分が恥ずかしくて、悲しくて悔しくてつらいです。
人間的に成熟した夫と結婚したことで、自分の幼さを嫌でも直視することになり、上記の気持ちがより強くなっています。
具体的な努力の方向性を見定めるためのアドバイスをいただきたいです。
夫と暮らしていて、自分の幼さを痛感する場面は様々あります。
例えばですが、夫は私のことを本当の意味で愛してくれているのに対し、私は夫に対して愛より依存心が強いです。
また、夫は感情のコントロールに問題がないのに対し、私はいったんマイナスな気持ちの制御に失敗すると大暴走し泣きわめき、夫に感情を押しつけて疲弊させてしまいます。
夫のことが本当に大好きで、夫の幸せを増やす存在になりたいとは常に思っているのですが
ベースが愛ではなく依存なので、自分の感情を制御し脇に置いて夫の気持ちを尊重する、自分より夫の幸せを願う、ということができないのです。
依存心しか知らない状態で無理に愛のまねごとをしようとしても、ものすごいストレスを感じます。
そして結局自分の感情を優先させてコントロールを失い自己嫌悪に陥り、それでも怒りや悲しみを抑えて優しく接してくれる夫に対して罪悪感や劣等感でいっぱいになる、ということの繰り返しです。
どうにか脱却したくて、依存心をゆるめるために他に趣味を見つけようとしたり、感情コントロールのための本に書いてあることを実行したり、いろいろなことを試しています。
しかし、今のところどれも苦痛にしか感じられません。
掲示板等で相談したこともありますが、批判的な意見が多数寄せられることでより感情が昂ってしまいました。
そんな状態をもう2年続けています。
苦痛を感じながらも耐えて継続していけばいつか精神的に大人になれる時が来るのか、
ストレスに耐えて望ましい行動をとりつづければいつかそれが無理なくできるようになるのか、不安です。
私の未熟さで夫を苦しめるのをもうやめたいです。
大切な夫の幸せを第一に願う、そんな単純なことが私にはなぜできないのか、なぜこんなにつらく感じるのか。
もっと努力できることがある気がしています。
助言をいただきたいです
どうかよろしくお願いいたします。
精神的に非常に幼い 感情に振り回される
お坊さんからの回答 3件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
ご相談をありがとうございます。あなたがこの2年間、誰にも見せずに抱えてこられた葛藤と涙が、一文一文から痛いほど伝わってきました。
「精神的に未熟」とご自身を責めておられましたが、私はむしろ、夫を大切に思うまっすぐな心と、自分の弱さと向き合おうとする誠実さに、深い尊敬を抱きました。
仏教には「自分が愚かだと考える人は、もうすでに愚かではない」という考え方があります。つまり、自分の未熟さや弱さを正直に見つめることができる人こそ、すでに成長の道に立っているのです。
「依存心が強い」とのことですが、それは誰かとつながりたいと願う、自然で人間らしい感情です。人は一人では生きていけません。ですから、依存を「完全に無くす」必要はありません。その奥には「愛されたい」「認められたい」という切実でまっすぐな願いがあります。まずはその気持ちを否定せず、「そう感じている自分」を受け入れることから始めてください。
あなたが願っている「夫の幸せを増やせる自分になりたい」という気持ちは、まさに“愛”そのものです。けれど、そのためにまず、あなたが安心して生きられる場所に立つことが大切だと思います。
まず自分を整えてから、隣の人に手を差し伸べる。それが本当のやさしさにつながると思います。
そのための具体的なステップを3つご紹介します。
① 「感情を吐き出す場所」を持つ
小さな気持ちの詰め込みが、大きな爆発につながります。「夫に言うほどじゃない」と思う気持ちも、日記や音声メモなどで遠慮なく吐き出してください。それだけで心は軽くなります。
② 「自分を責める言葉」をやさしい言葉に言いかえる
「また泣いてしまった」ではなく「泣くほど心ががんばっているんだね」と。繰り返すことで、自分への言葉が“責め”から“励まし”へと変わっていきます。
③ 「今できていること」に目を向ける
・感情が爆発しても後から反省できている
・夫を本気で大事に思っている
あなたが日々行っている努力に目を向けてあげてください。
あなたは「夫を苦しめる人」ではなく、「支えようと努力している人」です。
その優しさが、迷いや自己嫌悪に変わってしまわないよう、まずはあなた自身の心に寄り添ってあげてください。
変わろうとしている今のあなたは、すでに“成長の扉”を開いています。その歩みを、どうか自分で否定しないでください。
依存していてもいいと思いますよ。
家事の腕を上げて美味しい夕食でも作ってあげてください。
仕事から帰ってきたら労を労ってあげてください。
あなたがそばにいるだけで夫さんは幸せを感じているんじゃないかな。
これからもお二人が幸せでありますように。
ゆっくりと心を整えましょう
拝読させて頂きました。
あなたは感情を制御できずに大泣きしてしまって夫さんの心を傷つけてしまうので自分が未熟だと思っているのですね。詳細なあなたの心はわからないですが、あなたがとても辛い思いをなさっていること伝わって参ります。あなたのお気持ちを心よりお察しします。
あなたはご自分の思いを愛ではなく依存であると思っているのですね。
あなたの感情が高ぶってくるようでしたらひとまずゆっくりと息を吸い込んでみて下さいね、そしてゆっくりとゆっくりと吐き出していきましょう。
しばらくそれを繰り返してあなたの心を落ち着けていくでしょう、そうしてあわてないで少しずつあなたの思いをおさめていきましょう。
あなたの怒りや悲しみの感情はずっと長く続くものではありません。あなたの感情がおさまっていくまでゆっくりと呼吸を整えていきましょう。
あなたは自分の感情を制御して脇に置いて夫さんの気持ちを尊重しようと思っていて、自分より夫さんの幸せを願うことが大事だと知っているのです。
ですがなかなかうまくいかずに一度マイナスの感情に流されてしまうとどうしても制御できずに暴走してしまうことも知っているのです。
ですから先ずあなたの心を穏やかに落ち着くように心がけてみましょう。少しずつ少しずつ繰り返して心を整えていきましょう。
そしてこれから夫さんとあなたの思いを分かち合っていきましょう。ご夫婦ですからお互いのことを思いやり助け合っていきましょう。依存することもあると思いますし、どうしても感情的になってしまうこともあるでしょうけれども、少しずつお互いのことを受け止め合っていきましょう。
私達は誰しもが未熟なのです、常に完璧な人などいないのです。だからこそお互いを思いやり助け合って生きています。
ですからあなたの思いをおっしゃって下さいね、ここでもあなたの思いをおっしゃって下さいね、あなたを心よりお待ちしております。
あなたや夫さんがこれからもお互いのことを大切になさり、尊重し合い思いやりながら仲良く健やかに毎日を生きることできます様に、皆さんと一緒に心から幸せに生き抜いていかれます様に切に祈っております。至心合掌
そしてあなたや夫さんを心から応援させて頂きます。