切っても切れない縁
母親との連絡を断ち切って半年になります。現在独り暮らしの23才です。
2年前に家出をし、独り暮らしを始めました。
その2ヶ月後からだんだんと母と会うようにはなっていったのですが、去年10月にまたいざこざがあり、引っ越しし、連絡を絶っています。
家出の原因としては沢山あるのですが…
・母が怖い
・金銭面で支えきれない
大きく分けるとこの2点です。
実際、母への仕送りが出来なくなり、風俗で数回働いてお金を渡した事もあります。その事を母は知りませんが、結婚を考えていた彼氏にはバレてしまい破局寸前でしたが何とか解決しました。
現在その彼氏との結婚を本格的に考えているのですが、最近母の夢をよく見るようになりました。夢では母は激怒しています。
しかし毎日くるメールや電話を見る度胸が詰まるような感じがして、思い詰めると涙が出てきます。何の涙が分からないのですが止まりません。
やはり親子には切っても切れない縁があるのだと感じています。
この機会に会って、和解すべきなのか…
でも私はまた母に仕送りをしたり、顔色を伺ったりするのが凄く負担です。
なぜ帰って来てくれないのか、それに答える勇気がないです。
母を傷付けたくはないのでしょう、風俗で働いたお金を渡した事、長年顔色を伺って生活してきた事、そんな事を話せば母は思い詰めて会って話なんて聞くんじゃなかったと思うんでは無いでしょうか。
会うべきか、会わないべきか、非常に悩んでいます。
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どんな傷をつけるか
こんばんは。お話拝読しました。お若いですのに、働いてお母さんに仕送りされてきたのですね。文面のようなことまでされて、自分で派手に遊ぶでも無く、家族のためにと。
現代、性風俗で働く女性のルポなどが何本か出てきて、私も読みましたが何とも閉塞感ばかりの暮らし…分かりませんが、大変だと思います。
しかしその中で、私が言ってあげられる事としては一つ。「いずれにせよ、精神的に親殺しをして、親からは独立しなければならない」ということです。どうやら、誰も何の涙も流さず、痛みも感じず、親離れ・子離れはできないようだ、ということです。
「家に帰らない理由を言わずに去る」…去っても縁は切れません。縁とはそもそも、そういうものです。親御さんは寂しがるでしょうけれど、貴女が無理してお金を工面していることは知らずに済む可能性があります。
「家に帰らない理由を告げて去る」…去っても縁は切れません。また、その理由を聞けばお母さんは悲しんだり怒ったりするでしょう。しかし、もしかすると娘から突きつけられた言葉から、自らを省みて人間的に成長するかも知れません。娘から命がけで教えて貰うのです、自らの酷い姿を。
もちろん他の選択肢もあるでしょう。けれど「お母さんを(これ以上)傷つけない」ことを条件にしてしまうと、結局自身がそれを引き受けることになるような気がします。このhasunohaにぶちまけることで、スッとするならそれでも構いません、私で良ければ何度でも返答しますよ。
ということで、お母さんを大切に思う気持ちは尊いと感じますが、何れにせよ貴女が1人の人間として「きちんと」生活していく、それが何よりも恩返しであり、戴いた縁を活かしていくことではないかと思います。