仏壇の中の仏様の分祀は可能なのか
父が亡くなり、同居していた祖母(90)が一人になってしまうので施設入所の手はずを整えています。
それに伴って仏壇を施設で置けるような大きさにするつもりだったのですが、それを聞いた親戚が怒り始めました。
(仏壇には私から見て曽祖父母、祖父、父、伯父が入っています)
今まで命日やお盆にも特にお線香などあげに来ている様子はなかったのでそのまま現状維持で移動する予定だったのですが、
祖父のきょうだいが相談もなしに勝手に施設なんかに父と母を連れて行くなと言い出しました。
なるほどそれも一理あるなと思うので、「曽祖父母」と「祖父、父、伯父」を分けた仏壇にしたいのですが、可能でしょうか?
祖母は嫁に来た身なので「祖父、父、伯父」の
仏壇を施設に連れていければいいと話しています。
宗派は浄土真宗です。
ご教示いただけますと幸いです。
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記念碑のイメージ
お骨がある場合は分骨(お骨を小分け)しても良いですね。
お骨が手元にない場合、仏壇内に故人の名前や法名が書かれている位牌や過去帳があっても、それらは記念碑みたいなイメージです。
二宮金次郎の像を全国に何体造ってもよいのと同じ。
二宮金次郎の像を見て彼を思い出す機会になれば良いのです。(金次郎の魂がそこにいなくても関係ないのです。)
仏教は輪廻転生が基本思想なので、故人の魂や霊が仏壇に残っているわけではありません。
浄土真宗なら、故人は極楽浄土の菩薩様に転生していると考えれば良いですが、もしかしたら町ですれ違った赤ちゃんが故人の生まれ変わりかもしれないのです。
たとえ二宮金次郎が異世界の菩薩様に転生済みだとしても、偉大な彼の記念碑を見て彼を尊敬したりするのは良いことなのです。
追記
二つに分けるというよりは、新しい仏壇を増やす(記念碑第2号を新設する)イメージです。
なので、元からある仏壇を動かすタイミングに合わせる必要はありません。
質問者からのお礼
ご回答ありがとうございます。
仏壇を移動する場合は魂抜き・魂入れをしなければならないので、
一度仏壇を閉じ、次に魂入れをするときに2つに分けても問題ないイメージでしょうか。
話し合いの参考にしたいと思います。
たびたびありがとうございます。
考え方がわかりましたので、親戚とよく話し合いたいと思います。