回答 2
有り難し 5以前は、あの世も、生まれ変わりもあると思ってたのですが、
最近、あの世が無いように思うのは、
物質主義になってしまったのでしょうか
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
物質主義もあの世も、内容が違うだけで思い描いているという点ではなんら変わりないと思いませんか。
どちらを思い描くも本人の自由ですから
あえて、こういう見方で見たら世界がどんなふうに映るかという気持ちでお過ごしいただくのも一興かと存じます。
物質主義もあの世も
一言で言ってしまえばわかりやすいですが
突き詰めようと思うと
どちらの見方もなかなか不可解な部分が出てきて私からすると「なんだこれは」と感じることが多いです。
タニフさんにも
「それはこういうことじゃないか」とわかることがあれば機を見てお示しいただくことで、助けになることがあると思います。
ご参考いただければ幸いです。
南無釈迦牟尼仏 合掌
お釈迦様がおっしゃったとされるお言葉をまとめた『スッタニパータ』という書物があります。その中に
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ヴェーダ読誦者の家に生まれ、ヴェーダの文句に親しむバラモン(修行者、我が国で言えば僧侶の様な者かも…)達もしばしば悪い行為を行なっているのがみられる。
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そうすれば、現世においては非難せられ、来世においては悪いところに生まれる。（身分の高い）生れも、かれらが悪いところに生まれ、また非難されるのを防ぐことはできない。
とあります。つまり、お釈迦様は来世(あの世)があるとお考えのようでした。だから、現世で「悪い行為」をすれば「悪いところ」に生まれるとおっしゃったのです。ところが、近・現代になって科学の発展とともに「死後の世界は無い」と考える人が多くなってきました。それを〈物質主義〉というのかもしれませんが、止むを得ない事だと思います。
なお、小生の考えですが、お釈迦様がおっしゃりたかったのは「あの世があるかどうか」の問題でなく、「悪い事するな！。良いことをせよ！」という事ではないでしょうか？。つまり、あの世で「悪いところ（＝地獄か?）」へ行くような「悪い行為」をせず、自分の心を浄め、正直で清らかな人生を歩みなさい、とおっしゃたのだと思います。
ちなみに、仏教では｢悪い行為」の戒めとして❝五戒❞を説いています。ネットで調べれば、詳しく載っています。その内、一つでも守れたら、大したものだと思っております…💦。お恥ずかしい限りですが･･･。自戒を込めて･･･。合掌 南旡阿弥陀仏
【追伸】この後に、以下の様なお言葉があります。よくお味わい下さい･･･💛。
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生れによって賤しい人となるのではない。生れによってバラモンとなるのでもない。行為によって賤しい人ともなる。行為によってバラモンともなる。
丁寧なご返答ありがとうございました。
まだ、答えはでませんが、考え続けていきたいと思います。合掌
大塚様、丁寧なご返答ありがとうございます。自分もあの世があるかどうか、よりも、今、良い行いをする事が大事だと思います。
大変勉強になりました。
ありがとうございました。
