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無意味な焦燥感を感じる

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こんにちは。私はすぐに人と比べ、勝手に焦ってしまいます。
現在私は大学院生なのですが、専攻を変えた影響で他の同級生(院生含む)よりも社会に出るのが遅れます。

友人の多くは働いている、あるいは就職が決まっている中、私は将来も不安定で高額な学費や生活費を両親に支えてもらっているのがひどく情けなくなります。自分が苦労知らずの甘えた人間に思え、一体何をしているのだろうと思ってしまいます。

私にできることは支えてくれる人に感謝し、今自分がやっていることに集中することである、と頭の中では理解しています。しかし、どうしても不安や焦燥感を止められません。

支えてくれる両親や、自立した友人に相談することができないのでこちらで話させていただきました。どうすれば人と比べるのをやめ、自分の人生を生きられるでしょうか。すぐ生き方を変えるのは難しいかと存じますが、何か習慣づけられることなどご指導いただけると幸いです。

2024年6月29日 21:31

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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

褒めることと感謝のワーク

ひだまり 様 相談ありがとうございます。

日々の研究ご苦労様です。
あなたは自分では気づいていないかもしれませんが、頑張っているのです。
他の人にはできない大学院での研鑽を積んでいるのですから、それだけで素晴らしいことなのです。
ですので、些細なことでもいいから、自分を褒めることをお薦めします。
毎日三つ、些細なこと、小さなことでもいいので、自分を褒めること。
そして、
感謝のワーク。こちらも毎日三つ、些細なこと、小さなことに感謝してみよう。

いろんなことを比較して辛い思いや、焦燥感を感じるなら、そう感じた瞬間に
何か感謝できることはないか、何か褒めることはないかと
視点を変えて、自分や回りを眺めてみることです。
毎日続けていくと、いろんな気づきが得られるでしょう。

さらに、毎日、5分でもいいので、
ゆったりとした落ち着いた呼吸に意識を向ける瞑想をしてみてください。
あるいは、マインドフルネス瞑想で検索してみて
できそうな動画やサイトから
日々の瞑想の習慣をつけることで、
自分のことを評価せず、判断せず、ただ・今・この瞬間の自分の状態に
優しく思いやりをもって気づいていくことが出来るでしょう。

参考にしてください。一礼

2024年6月29日 22:09
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有り難し
おきもち

お寺の法務(法事などのご先祖の供養)と 唱題行・写経・法話・カウンセリン...
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映画が過ぎれば真っ白なスクリーン

心は瞬間ごとに猛スピードで変化します。
誰にでも欲・怒り・怠け・プライドの煩悩があり、それによって心に余計な妄想雑念や気分の浮き沈みが生じます。
焦燥感も、プライドの煩悩(自分の価値を気にする)による妄想雑念で気分が浮つき、今やるぺきことに集中できない怠けの煩悩につながっているのです。
しかし、その焦燥感は細かく観察すると、瞬間瞬間にすき間があるのです。
すき間を見つける、つまり焦燥感の映画を一時停止できるリモコンはあなたが握っています。
また、心は無常であり、焦燥感や妄想雑念の映画は心のスクリーンを必ず通り過ぎます。
映画が過ぎ去ればスクリーンは白い布のまま。
雲は月を隠せても月を壊せない。
結論
煩悩だらけの私達だから焦燥感が湧くのも仕方ないと、まず自分を許してあげた上で、焦燥感は必ず過ぎ去ると安心し、いざとなったら焦燥感を一時停止できるという自信も持ってください。
追記
 浄土宗の場合、こんな焦燥感だらけの私をも阿弥陀様は救ってくださるから大丈夫だと思って「なむあみだぶなむあみだぶ」と念仏を唱えます。
そうすると心のスクリーンに念仏がどアップになり、焦燥感は画面から外れます。
結果的に、心の映画における焦燥感の登場時間や回数が減るので人生がお気楽極楽になります。

2024年6月30日 9:39
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有り難し
おきもち

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