お墓参りに行けない時にできることについて
もうすぐお盆になりますが、
海外に住んでいる都合上お墓参りなどが難しくなっております。
そういった場合に代わりにできることはありますか?
コロナの時は行けませんでしたが、お盆の時は毎年母方の祖父母の家に帰省し、迎え火送り火と墓参りをしていました。
現在は毎年の帰省や墓参りも難しくなっております。
家で手を合わせて祈るだけでもいいのでしょうか?
また、姉(水子)の供養のためにお地蔵さんにもお参りしていましたが、それもできなくなってしまいました。
それについても何かできることがあれば教えていただきたいです。
場所柄、お線香も手に入れることができませんが、お香などでも代わりになりますか?
質問ばかりで恐縮ですが、
ご教示いただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
心持が大切です
宗派による考え方があるでしょうが、私の考えとしてお話しますと、仏教は西方浄土という言葉がございます。つまりあなたが今いる場所から見て、西に浄土がある、という教えです。私は道に迷った時(心が不安になった時)は必ず西に向いて手を合わせることにしています。
手を合わせることはおまじないではございません。この手を合わせるという行為は、合掌という言葉になるでしょうが、感謝を表現した姿です。仏様ありがとうといきなりならないでしょうが、ご先祖様のおかげで今の自分がある、ということを思われるならそれが一番だと思います。その延長で仏様がいらっしゃいます。日本であれ海外であれ、宇宙であれ、西に向かい手を合わせる。これが仏教の心ではないかなって私は思うのです。是非、感謝を込めた合掌をしてくださいね。 合掌
いつでも心を込めてご供養なさって下さい
拝読させて頂きました。
海外にお住まいなさっておられる為なかなかお墓参りなさるのも難しい状況にあるのですね。その様な中でどうすればいいのかと思っておられるのですね。詳細なあなたやご家族のことはわからないですけれどもあなたが悩んでおられることは伝わって参ります。お気持ちお察し申し上げます。
なかなか頻繁にご帰国なさることは難しいでしょうから、日々ご先祖様に手を合わせて安らかにとお祈りなさり心を込めてご供養なさって下さいね。
また日本にいらっしゃるご家族の方々にあなたの代わりにお墓参りに行って頂き、ご家族にお花代やお線香代をご送金なさっても宜しいのではないかと思います。
そしてあなたがご帰国なさった時には可能ならばお墓参りなさってみて下さいね。
あなたのその思いは必ずご先祖様に届くでしょうからね。
あなたがこれからもご先祖様とのご縁を大切になさりご供養なさり、ご先祖様があなたやご家族の皆さんをいつも優しくお見守りなさって下さいます様に、皆さんと仲良く健やかに毎日を生き抜いていくことできます様に心より仏様や神様や皆さんのご先祖様にお祈りさせて頂きます。至心合掌
質問者からのお礼
些細様 Kousyo Kuuyo Azuma様
お二方ともご回答いただきありがとうございます。
大事なのは形式ではなく心持ちですね。
西方に合掌すること、家族なお花代やお線香代を送ることをしつつ、心からご先祖様の供養を行いたいと思います。
帰国した際には必ずお墓参りも行きます。
改めましてご回答いただきありがとうございました。