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お盆中の故人はどこに?

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こんにちは。
いつも話を聞いてくださりありがとうございます。

昨年父を亡くしましたが、父が跡継ぎではなかったので残った家族は仏事にうとくて知らなかったり迷ったりの1年でした。
お盆もいまいち他人事でしたので、少し教えていただきたく思います。
(我が家は浄土真宗です。)

父の遺骨は合祀でお寺に預かっていただきました。
お仏壇は実家で母がみています。
初盆ですのでご住職に実家でお経をあげてもらうことにしましたが、それとは別にお墓参りのタイミングはいつが適しているのでしょうか?
合祀ですので、他家も集中してお花もすごい量になると聞きましたし、駐車場も少なくどうしたものか?と悩んでいます🌀
迎え火送り火までは考えてなく簡略化してはいますが、はたしてお盆中の父の魂?はどこにいるのでしょうか?

どうお盆の供養をしたら父に届きますか?
アドバイスをよろしくお願いします。

2022年8月10日 9:29

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お坊さんからの回答 4件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

お盆の時だけ戻ってくる仏さまではない。

宗派によってお盆の考え方は違うのですが
浄土真宗では
成仏されたご先祖は
お浄土にずっと滞在しているのではなく
縁ある人々を導くべく
そばに居てくださる仏さまと考えます。
13日に戻って来られ
16日に還られる仏さまではないんですね。

ですから
早めにお参りくださっても全く問題ありません。
すでにお父様は
あなたのそばに居てくださっているんですよ。

2022年8月10日 12:48
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和田隆恩
 浄土真宗(大谷派)/広島県広島市/17世住職。  1967年京都市生ま...
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お盆は文化的な行事

お盆に故人が帰ってくるというのは、日本の文化的な行事です。
しかし、仏教的には、輪廻転生を考えます。
たとえば、あなたにも前世があり、前世の子孫が日本人ならば、どこかであなたのために迎え火を焚いているかもしれません。
だからと言って、あなたの魂が今の体を抜け出して前世の家族のもとへ飛んで行ったりはしないでしょう。
ただし、極楽浄土に生まれ変わった場合等は、神通力を得て、他の世界に朝飯前のような短時間で行ける能力を得るそうなので、その場合は前世の家族のもとを訪れることは可能かもしれません。
お盆に大事なのは、仏教教団や他人にお布施や供養(おもてなし)をして、功徳(心の畑に善のパワーの種をまく)を積み、その功徳を先祖等に回し向けて、どこかに生まれ変わって新しい生活をしている先祖等の幸せを願うことです。
また、功徳を積むと自分自身も幸せになりやすい性格・能力を得られます。
つまり、自分と他人のために善い行いをすることが、仏教的に大切なことなのです。
唯識思想という考え方もあり、私達の心は深層心理でつながっているという考え方もあります。
心に功徳の種をまけば、お父様の心にも功徳が届くかもしれない。
新しい生活をされているお父様の幸せを願いましょう。

2022年8月10日 12:53
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おきもち


がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四...
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手を合わせる行為そのもの

魂のようなものを想定されているなら、一旦その考えは置いておきましょう。
人の生死というものは、仏法の働きによるものです。
生と死は同時です。
生命という意味でも魂という考え方でもなく、死ぬると同時に生まれるという働きが常にあるのです。
言い換えればお父様は常にあなたの見たもの感じたもの全てと言えます。送り火、煙の香り、手を合わせた祭壇、風も、線香も全てお父様です。道端で咲く花、蝉の声、仏法の働きお父様そのものと同じ働きです。いつもあなたの活動そのものにお父様は感じられます。
お父様を大切に思う気持ちとそれを表す一挙手一投足全てがあなたのこれからの生活の誓願のあらわれです。
人や物を大切にすること。人のために生きることそうしたお誓いがおとうさまをよろこばせることになるのです。

2022年8月10日 11:45
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おきもち


禅宗 曹洞宗 僧侶。神奈川県西部円通寺副住職。 悩みを吐き出す事で、ちょ...
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真宗のお盆

初めてのお盆ということでいろいろ戸惑っている事でしょう。
一番良いのは実際にお参りされるご住職のご意見を伺うことかと思います。

真宗のお盆の迎え方は少し他宗とは趣が違うと思います。
まず、キュウリやナスの馬を飾りませんし、迎え火、送り火もなければ清めの塩もありません。初盆という節目の仏事なので普通の法事と同じで構いません。

真宗では亡くなられた方々は阿彌陀さまの働きでお浄土へ行くとあります。でも、行きっぱなしではないのです。私たちが亡き人を偲んで手を合わせる時があると思います。それが亡き人からのそして阿彌陀様からの働きかけ。であるならば、お盆だから特に帰ってくるとか、終わったら帰って行ってしまうとかではないのです。だって、手が合わさった時に帰ってきてるともいえるのですから。言ってしまえば、日々感謝の合掌があるなら毎日がお盆。お盆に特別な飾りつけをしないというのもそこから来てるのだと思います。

盂蘭盆会の語源ともなった目連尊者の故事に倣い、亡き人と共に手を合わせて仏法を頂く機会を喜ぶ、それが真宗らしいお盆の迎え方だと思います。なので、お墓参りもお盆の期間中が望ましいとは思いますが、きちんとしたお気持ちがあればその前後でもよろしいのではないかと思います。

一応自坊の門徒さんにはこのようにご案内しております。しかし、お参りされるご住職の考えもあるかとは思いますので、繰り返しますが、一度そのお寺に相談された方がよろしいかと思います。

合掌

2022年8月10日 13:13
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真宗大谷派 顯正寺(けんしょうじ)住職 とある動物霊苑でお手伝いをさせて...
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質問者からのお礼

たくさんのお坊様方からのご回答をとてもありがたく読ませていただきました。
皆様に同時にお礼をさせていただくことをお許しください。

お盆には亡くなった人が帰ってくる…という考えが仏教というより日本の文化的なものだったとは知りませんでした。
たしかに仏教では輪廻転生があるし、この世に残った人をどこかで見守っていてくれたりというのも、お盆だけに限ったことではないのですよね。

皆様方がおっしゃりたいことが分かりました。
私からの父への供養は、いつも写真を見ながら挨拶したり心で語りかけたり、過去を思い出したりすることのようです。
この気持ちを忘れず、お盆だけに限らず、日頃から父を身近に感じながらの生活を続けたいと思います。
また初盆の際にはご住職にもお話を聞いてみたいとも思っています。

皆様の丁寧なご回答に感謝いたします。

「お盆・お彼岸」問答一覧

お彼岸に仏様に手を合わせたいです。

お坊様にはいつも大変お世話になっております。 今年89歳になる実家の母についてご相談させてください。 母は認知症とは診断されていませんがかなり妄想が激しくなりました。 ・私が母の服を勝手に3着持って行ったまま返していない→現実は私は母の服をさわってもいない。母の妄想です。 お彼岸なので「仏壇に手を合わせに行きたい」と実家の母に電話をした所、「あんたが家に来ると大事な物がどんどん無くなるから来ないで!」と言われました。→私は今までに勝手に実家の物を家に持って帰った事は一度もありません。それをしていたのは私の姉です。私ではありません。 今回実家の仏壇に手を合わせる事ができなくなりました。悲しいです。子どもの頃からお彼岸、お盆にはお墓参りを欠かさずしていました。恐らく母が生きている間は私は実家の仏壇に手を合わせる事はできないと思います。 お墓参りをすれば良いのでしょうがお墓は姉が掃除をしていない為、荒れ果ててしまいました。私がお墓掃除をすれば良いのかもしれませんが実家から電車、バスを利用して一時間以上かかる場所に住んでいる為ホウキやバケツ等を持って電車に乗るのは難しいです。 姉とは縁を切っております。 今後、どの様に仏様に手を合わせたら良いのでしょうか?どうか教えてくださいませ。

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お盆について。

いつもご相談を聞いて頂き、ありがとうございます。今回は、お盆の事について教えて頂きたいのですが…. 我が家は本家の為、仏壇があります。 お盆は、12日夕方にお墓参りに行き15日にご先祖様を送って行きます。 お盆の間は、朝に精進料理を作りお供えします。 おちゃと?茶湯をしに、親戚の人も必ず我が家に来られます。 このおちゃとが、私には嫁いでからの経験でした。主人の祖母が言うには、おちゃとをすればする程良い。お盆は、おちゃとを何回も何回もするのだと… 祖母が生きていた時は、皆のおちゃとの回数をチェックしていました。あの子は、今回はおちゃとが足りないとか。 私にも、あんたのおちゃとの回数は、少なすぎる!とか… 祖母が亡くなってからは、親戚の人も、お盆中に一度程度おちゃとをしにくらいになりましたが… そんな事もあり、私はおちゃとが苦手で好きではありません… 長男嫁の私は、お盆は本当に忙しく、ゆっくりおちゃとなどしている時間はないのです。 しかし、義父や主人は、おちゃとをしない私を罵ります。今にバチが当たる!と。 本当に私はバチが当たるのでしょうか?笑笑 また、お盆中はずっと精進です。肉魚を口にしてはいけません。若い食べ盛りの子供がいるので、正直精進は無理です。 愚痴っても仕方ありませんが、毎年お盆が苦痛です。ご先祖様には申し訳ありませんが、私なりに出来る事をする事で供養になりませんか? やはり、最後には、バチが当たるのでしょうか…

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お盆の墓参りを7月から8月に変更すること

東京で生まれ、暮らしてきました。菩提寺は曾祖父以来、23区内の浄土宗のお寺です。母が亡くなって以来、命日やお彼岸、お盆にはお墓参りを欠かさないようにして三十年以上過ごしてきました。 今年のお盆は、結婚した娘夫婦を墓参りに誘ったところ、7月は都合がつかないとのことでした。8月の旧盆の時期であれば、家族の都合がつきそうです。しかし、さして信心深いわけでもないのに、長年の習慣を変えて8月に墓参りすることに多少の抵抗があります。これまで親戚も皆、当たり前のように7月に墓参りをしてきました。お寺のお盆の行事も、やはり7月です。ただ、そうした行事が気になるわけではありません。 お墓参りはいつでもよいといった話は聞きますので、8月に新しい家族ともども墓参りをするのがよいのだろうと思いつつ、やもやした気分が残っています。普段は、割り切って生きているほうだと思いますが、割り切れない自分が不思議です。 おそらく東京でも8月にお墓参りする人が少なからずおられると思いますし、そうした実態を知らないからスッキリしないのだろうと思っています。 なにかアドバイスを頂戴できますと幸いです。

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