お彼岸のお参りに行くか迷っています。
もうすぐお彼岸ですが、納骨堂にお参りに行くかどうか迷っています。
去年まで、お彼岸はお参りに行かなければという思いでお参りに行っていました。しかし、最近、自分の子ども時代を思い出し、父方の祖父母からあまり可愛いがられなかったと思うことが増え、祖父母の納骨堂に行くと、心の中で文句やひどい言葉ばかり出てきたり、感謝の気持ちがしっかりと持てず、上辺だけの言葉を並べてしまいそうで行くのを躊躇しています。
子ども時代ではなく、今現在見守っていただいていることに対する感謝を言葉にすることも考えましたが、心の中は黒々しているし、見られて喜んでもらえる生き方など全くできていないので、見守られていると感じると恥ずかしく感じています。なのでこれからも見守ってくださいなんて言葉も言えません。
祖父母に感謝しなくてはならないのにしっかりとできていないのも申し訳ないです。
こんなこと思っているのが酷いのですが、毎年お彼岸を憂鬱に感じていて、お参りに行くのが嫌だと感じてしまっています。ですがお彼岸なのだから行くべきなのではという気持ちもあります。
アドバイスをよろしくお願いします。
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ご先祖がいるという事に感謝して下さい
ご相談読ませていただきました。仏教では亡くなった方はみなお成仏されると言われています。お成仏とは文字通り仏様に成ると言う事です。仏様になると言う事は、この世のしがらみから離れて全て煩悩から解放されるということです。そして仏様としてお互いを敬い合い、残された皆さまの幸せを願ってくださるのです。
こうして私たちの幸せを願ってくださる仏様に感謝の気持ちを伝えるのがお彼岸のお詣りです。
いかがでしょうか、あなたがお考えになるように子ども時代に可愛がられなかったからなどと思うのはあなたの煩悩でしかないのです。そして、祖父母さまを含めたご先祖がいらっしゃらなければ、あなたはこの世にいのちを頂けなかったのです。
春秋のお彼岸は暑くもなく寒くもなく仏道修行にもっとも適していることから考えられた習慣です。日が沈む西方の美しさを浄土に喩えて亡き人を偲び亡き人に感謝する日本の美しい仏教週間なのです。ですから心を平穏に保ち邪念を払拭して素直な気持ちで手を合わせてください。合掌
質問者からのお礼
宮本龍太様
ありがとうございます。
仏様は私たちの幸せを願って下さっているのですね。もっと感謝しなくてはならない
なと感じました。
本日お参りにいってきました。
心を平穏に保ち、邪念を振り払って手を合わせるということはできませんでした。
どうすれば良いかがわかりませんが、きちんと邪念のない感謝の気持ちで手を合わせられるようになりたいです。
ありがとうございました。