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難病でつらい日々です

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私は去年の12月に間質性肺炎という難病だと診断されました。
歩くなどの軽い動作でも息が苦しくなる病気です。治療法はありません。
診断された当初はまだ自覚症状もなかったのですが、去年の12月末に気管支に内視鏡を入れて調べる検査をしたところ急に症状が出始めて日常生活を送るのが困るようになりました。検査をしなければよかったと後悔しています。
この病気は坂道などで息切れを自覚するということから始まり、日常生活でも息切れを感じるまでに普通は数年かかるそうです。
私は診断されるまで坂道などで息切れを感じることもなく、山登りやウォーキングをしたりと元気でした。それがたった8か月で家の中を歩くだけで息切れをするようになり、仕事も求職中でしたが、到底できるような状態ではなくあきらめないといけなくなりました。それなのに障害者としてはまだ認められず、障害年金の申請もできないそうです。
検査後急に自由に動けなくなったことに心がついていきません。医師はあきらめろと言いますが、受け入れられません。進行するにしても早すぎるからです。
友達にも彼氏にも会えなくなりました。毎日何をするにも息切れしながら過ごす日々です。楽しみも何もなく、ただ息が苦しいと思うばかりです。家にいて誰とも話すことなく一日が終わります。正直、楽になりたいです。こんなに苦しいのなら死んでしまいたいです。
どうしたらよいでしょうか。

2024年8月22日 18:47

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

希望は捨てないでください。必ず良くなると信じてください。

突然の病気ですと今までの自分の自信が打ち砕かれるようにお辛い想いになるでしょうね。

思い通りにならない体と心の持って行きようのないことでしょう。

しかも、良かれと思ってした検査から悪くなったと思うと、言いようのない腹立ちが出てきます。

心から楽になりたいとお思いになりたい気持ちは当然のことです。

ただ、この楽になりたいという気持ちには、必ず「体が良くなって」ということを付け加えてくださいね。

起こってしまった現状は、愚痴をいっても罵っても、また逃げようとしても変わりません。

命を絶ちたいと思う気持ち、それほど辛いことも理解しつつも、死んでも楽にはならないと思ってください。

それよりも今やるべきことに専念しましょう。

それはその苦しい状況を改善することと考えてください。

私の近しい人にも同じ病の方がいましたが、良くなって元気に過ごしていました。

良くなる人もいますので、決してあきらめないでください。
必ず良くなると信じてください。
希望はなくさないでください。

私も病気は違いますが難病を持っています。
確かに辛いこともありますし、不便不自由な面もありますが、なんとか生活はできるものです。

一緒に希望を持って活きていきましょう。別世界に逃げることを考えるのはやめましょう。

今は、改善する方法が見つかるまでは、慌てないで心を落ち着けてください。合掌

2024年8月23日 10:21
7
有り難し
おきもち

護摩行1200回以上・滝行:1100回以上もすると、お話しできることもできてきた行者です。 元々は在家の出身ですが、17歳で出会った師匠の生き方に感銘を受けて、18歳から師匠のところで内弟子修行。 ただ、この時点で師匠が僧侶であることを知らなかったという間抜けな弟子入りでした。 一体何になるために弟子入りするのか、その時はわからないままだったんです。 多感な時期に、弟子にならずにはおられないほどの生き様を見せていただけたことは、私にとって生涯の幸せだと今は思えます。 その後、内弟子行12年の間に夜中行・護摩行・籠山行・滝行・お百度行などを経験させていただきました。 結婚と同時に小さなお堂を預かって師匠のもとから独立。年間数百回を超えるご相談を聞いております。 人々を幸せに導く行者として、60歳を超えた今も季節を問わず変わらず修行を続けております。 また、別に事業もしておりますため、マーケティングやセールスなどにも詳しくなって、娑婆の厳しさと理不尽さも舐めてきています。 本当に救われる信仰として、実践に則したお話をさせていただきます。

質問者からのお礼

ありがとうございました。
聞いていただいたことで
少し気持ちが落ち着きました。
希望を持てるようになっていきたいと思いました。

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