大好きな彼が自死しました
片割れのような存在だった彼が自死して、ちょうど四十九日になりました。
職場も昨年末まで同じで、仕事をする上での価値観や、好きな食べ物や音楽、笑いのツボなどとにかくフィーリングが合う人でした。
他の誰と居るよりも楽しく、本当に輝いた時間を過ごしていました。
ただ、出会った時からずっと大きな闇を持っていました。
◯月には死ぬ、◯歳には死ぬ、などの宣言はよくありました。
でも、精神科も変えたばかりだし、カウンセリングも真面目に通っていて、本当に頑張っていたと思います。
将来の話もたくさんしていましたし、それに嘘はなかったと思います。
きっと、生きたいという希望と死にたいという希望、本当にずっと半分半分だったんだと思います。
でも、まさか、こんなに早く死を選んじゃうなんて。。
まだまだ2人の未来があると思い込んでいました。信じたくないですし、悲しすぎて言葉になりません。
ただ、会って抱きしめたいだけなんです。
大好きだと伝えたい、最後に会った日の自分の態度を謝りたい。
彼のいない世界では、生きる意味がないと思います。
死んだら会えるかもしれないから、というより、この世で生きることに価値を見出せず、わたしも早くあの世に帰りたいという気持ちです。日に日に強くなります。
焦燥感があり、心臓のバクバクが止まらなくなります。
締め付けられて息をするのも痛いです。
涙が止まらない時もあれば、現実だと思えずに涙すら出ない時もあります。
彼もずっとこんな気持ちだったのだと、やっと理解しました。
彼の死をきっかけに、周囲からの愛もたくさん受け取りました。すごく感謝しています。ただ、どう頑張っても彼の存在1人分に満たないのです。
なぜこんな試練が与えられるのでしょうか。
彼のした決断は尊重したいですが、なぜこんな生き地獄を味わう必要があるのでしょうか。
わたしが死を選ぶための道筋なのかとすら思えてきます。
これから先、どうしたらいいのでしょうか。自死はいけないと頭でわかっていても、心が止まりません。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
貴方のお気持ちに寄り添います
つゆ様、あなたのお気持ち心からお察しします。大切な方を失った痛みは、言葉では表しきれないものですし、その喪失感と向き合っている貴方の心の傷はどれほど深いかと思うと、胸が痛みます。
貴方が彼と過ごした時間、一緒に笑った瞬間、そして共有した夢や未来、それら全てが貴方にとってどれだけ大切なものであったか、そして今、その存在を失ったことで貴方が感じる痛みは計り知れません。
彼が抱えていた大きな闇と、その中で頑張って生きようとしていた姿に対して、貴方が深い理解と共感を持って接していたこと、その愛と支えは、必ず彼にも伝わっていたことでしょう。それがあってもなお、彼が最終的に取った行動を前に、ただ悲しみと無力感に苛まれるのは当然のことであり、貴方がそのような思いを抱くことは何一つおかしなことではありません。
彼のいない世界でどう生きていけばいいのか、その道を見つけるのは簡単なことではないでしょう。でも、どうかその感情を一人で抱え込まず、少しずつでも誰かと共有していってほしいと思います。
貴方が彼に対して持っていた愛と、その愛に基づいて行動してきたことは全て尊いものであり、それを彼もきっと感じ取っていたことでしょう。
彼のいない世界で、どうしても生きる意味を見つけられないと思うとき、それは一つの貴方の心の声です。無理にその声を消し去ろうとする必要はありませんが、その声を聞きながらも、少しずつ日々の小さな幸せや安らぎを見つけていくことができるよう、心を開いてみてください。周囲の愛や支えを受け取りながら、その愛が少しずつでも貴方の心を温めることを信じてください。
なぜこんな試練が与えられたのか、なぜこんなにも苦しむのか、それは誰にも明確な答えは見つけられないかもしれません。ただ、その中で貴方が感じた愛や支えが、一つの光となり、その光が貴方を導いてくれることを願います。
貴方の悲しみの深さを忘れることなく、しかし少しずつでもその悲しみと共に生きていく術を見つけていけますようにご本尊にお祈り致します。
このhasunohaでは基本的に一つの相談に一回のお答えと言う形式です。しかし、貴方のお気持ちを考えると時間は必要です。
https://bouzsanga.org/
この会では僧侶との往復書簡により貴方のお気持ちをとことんお聞きする事が出来ます。よろしければご覧ください。
質問者からのお礼
夜分遅くの投稿にすぐ回答していただき、ありがとうございます。
他の方の投稿を拝見した際、目に入っていた宮本様のお言葉は力があるな…と思っていたところでしたので、驚きました。
お守りになるようなご回答をいただき、涙が止まりません。挫けそうな時に、何度も読み返させていただきます。
本当にありがとうございます。