会社に負けた
後輩が退職することになりました。
原因は上司と後輩の間の諍いがあり、経緯を知っていた私は心情的に後輩側に立っていましたが、会社からそういう立場でいると私の社内での評価に影響する、というようなことを言われ、後輩を応援してやれなくなりました。
後輩は仕事熱心で、私のフォローもよくしてくれていたため、会社に残ってほしかったですが、自分の家庭への影響を恐れてしまい、バックアップできず退職することになりました。
後悔するくらいならば今後を顧みずに後輩のフォローを続けるべきだったのでしょうか?会社への不信感というか、わだかまりだけが残った状態となってしまいました・・・
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自らの未来に向かって下さい
拝読させて頂きました。
あなたが後輩の方のことを守り切れずにとても後悔なさっていることを読ませて頂きました。詳細な経緯やあなたや後輩の方のことはわからないですけれども、あなたがその様に思い詰めていること自分を責めていることはとても伝わってきます。あなたのそのお気持ち心よりお察しします。
私も以前サラリーマンだった頃にその様な経験をしたことをよく覚えています。私の部下だった人を守れずに辞めさせることになってしまったことがありました。会社は大組織でしたのでリストラの波で辞めさせざるを得なかったです。私もとても辛かったことを覚えていますし、深く後悔しましたからその後私も退職しました。
改めて思うと組織というところは個人の主義や利益は二の次になります。ですからいずれ袂を分かつときが来るのかと思います。既に終身雇用制度はほぼほぼ崩壊していますから、個人個人が自分の目指す道をある程度想定してそれぞれの意志で主体的に動いていくことを是としていくことが望ましいと思います。仕事に対して熱意をもって一生懸命尽くしていくこともとても大事ですし、共に働く方々と信頼関係を築きながら働くことはとてもやりがいがあるかとは思います。とはいえそれは永遠ではありません。その時その様な形で生きたことを糧に次のステップにすすんでいく意志や考え方のとても必要かと思います。
おそらくあなたもこれからの未来をどう生きていくか自らご判断なさっていくと思いますし、その方もそうだと思います。
裏切られた挫折したそういう気持ちはあったとしても一過程としてしっかりとそれおぞれに前を向いて自らの未来を生きることができるでしょう。
あなたやこの方がこれからの未来を自らの意志で自らの道をしっかりと前を向いて歩んでいかれます様に、様々なご縁を大切にしながら毎日を充実して生き抜いていかれます様に切に祈っています。そしてあなたやその方を心より応援させて頂きます。どうか頑張ってくださいね!