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日常で他者から与えられるストレスについて回答受付中

回答数回答 1
有り難し有り難し 3

はじめまして。
日常で他者からのストレスにイライラしてしまうことが多く、ご相談させていただきました。
例をあげますと、
・入った店の店員さんの態度が悪かった
・満員電車
・混雑時後ろの人に足を踏まれた、強く押された
・猛スピードの自転車が飛び出してきて危なかった
・図々しい態度の人
・名前を間違われた
・ひどい言葉を言われた
などなど、あげればあげるほどキリがありません。(しょうもなくてすみません)
このように「嫌だなぁ」「なんだこの人!」というような日常のストレスが絶えず、どうすればこの嫌な気持ちを受け止めず暮らせるのかなと思いご相談させていただきました。
みなさまはこのような場面に出会ったとき、イラッとせずにいられるのでしょうか?
私は「今の人やばいね(笑)」などと一緒にいる人に悪口などを言ってしまいます。1人ならずっとモヤモヤし、嫌な顔をしてしまいます。

にこにこと穏やかに過ごしたいです。
助言などをいただけましたら幸いです。
(瞑想やマインドフルネスなども少しやってみました。しかし、そういった場面に出会うとやはりイラッとした感情になってしまいます。)

2024年10月26日 19:13

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

らん 様 相談ありがとうございます。

イラっとしたり、嫌な気分になるような体験や出来事に出会ったら、
誰でも、そんな気分になります。
それは正常な反応です。
誰でも、嫌な体験をすれば、怒りや嫌悪を起こすものです。
でも、そんな自分を責めていると、
その怒りや嫌悪やイライラを引きずります。
ですので、
自分を責めないことをしてみましょう。
イライラしたら、そんな自分をそれでいいと認めるのです。
それから、そのイライラを手放してみましょう。
そして、優しさや穏やかさを自分に向けてみましょう。
この一連の自分に思いやりを向けていく流れは、
慣れや練習が必要です。
瞑想やマインドフルネスの経験がおありのようですから、
繰り返し練習や実践をなさって、
イライラなど嫌な思いを上手に手放すことを習得してください。

思いやりや優しさを自分に向けていくことは、
甘やかしたり逃げたり自分を弱くすることではありません。
自分を真摯に見つめて、今の自分を受け止めて、
自分を責めずに、粘り強く、考えをめぐらし対処していくことを言うのです。

人の世は住みにくい
思い通りにいかないことも多々あります。
それでも、思いやりをいつでも発揮できるとしたら
生きていく一つの助けになるでしょう。
心がけてみてくださいね。
参考にしてください。一礼

2024年10月26日 23:12
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