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休職の後悔・仕事を続けるコツ

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20代半ばです。休職を後悔しています。この先の人生が不安です。仕事を続けるコツについて、アドバイスいただけると幸いです。

私は要領が悪く、就活に失敗しました。入社後はとにかく頑張ろう、経験を積もうと思い必死でした。休みの日も資格試験やプレゼン資料作成など、仕事のことで頭がいっぱいでずっと緊張していました。

また、転勤して地方に移り住んだため、知り合いが1人もおらず心細かったです。飲み会の多い職場でしたが、なるべく参加しました。ただ気を遣ってしまって、参加した後は眠れず、いつも疲れていました。

無理を続けた結果、今年の夏頃から不眠、焦燥感、動悸、嘔吐など体調不良の症状が出はじめました。

常に緊張していたため、話しかけづらかったのかもしれませんが、職場に気を許して話せる人がいませんでした。

また、私の職場では通常数人のチームで仕事をするのですが、私のチームは私1人であり、適宜他のチームから人手を借りて仕事をしていました。
なぜ自分は、チームに入れずに仕事しているのか分かりませんでした。仕事をする上で分からないことがあっても、誰に聞けば良いかすら分からないこともありました。

だんだんと人を借りているのも申し訳なくなり、頼れなくなっていきました。

上司に相談しても、皆忙しいのだから手取り足取り教えるのは難しい。総合職なのだから、自分で道を切り開いて欲しいと言われました。
そのまま仕事をしていましたが、経験も浅いので、間違った指示を出してしまうこともありました。落ち込んで焦ってしまい、またミスをする悪循環でした。

自分はミスばかりし、要らない人材だと感じるようになりました。誰かに怒鳴られたりすることはなかったのですが、孤立を感じ、居場所がなかったです。

そのうちに体調不良から仕事に行けなくなり、休職してしまいました。

今は眠れるようになり、体調はおおむね回復しました。

休職に至った原因を考えましたが、自分の性格、考え方、コミュニケーションが悪かったのかと思います。
ですが、考えても考えても解決策がわからず、苦しいです。

勝手に自分を責めて、誰の役にも立てず、成果を出せなかった私は無能だと思います。
職場の人と打ち解けられなかったのは、自分のせいだと思います。

どうしたらもう少し肩の力を抜いて、仕事を続けられるようになりますか。

2024年11月6日 16:44

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

ブレイクダウンしてみましょう

 こんにちは。坊さんからいきなり横文字でごめんなさい。これは「壊す」という意味合いではなくて、「物事を細かく分解していく」という意味です。
 事柄に当たるのが「いつものチーム」でないのであれば、都度メンバーに全体像と構成を伝える事が必要になります。そのための技法がブレイクダウンです。
 今はAIがその辺りの目星をつけてくれますから、ネット上のサービスを探して試してみましょう。一旦の提案があったら、あなたなりに「これは必要、これは不要」と編集して、担当をつけていきます。それぞれの役割と、求める成果があなたと共有できていれば「あとはお願いね」と任せることができます。
 「手取り足取りは難しい」と言われたそうですが、それは恐らく相手にとって質問が漠然とし過ぎていたのだろうと思います。ある程度は自分で進めてから「これでいいですか?」を聞くようにしましょう。
 ブレイクダウンとかマインドマップとか、いまは便利な仕組みができました。ぜひ使ってみてくださいね。

2024年11月6日 17:47
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