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つらい状況をどう受け止めればいいですか回答受付中

回答数回答 3
有り難し有り難し 29

子供が心療内科に通ってます。5年程になりますが、なかなか良くならず不安定な日々が続いてます。
調子の悪い時は不機嫌に攻撃的になり、周りに暴言はいたり自分を傷つけて救急に運ばれたりしています。
病気のせいとわかっていても、いつまで続くのか、私たちが弱気になってはと思っていますが、子供にもう消えてなくなりたいと言われ、私も妻も疲れ果ててしまいました。

なぜ子供や私たちが、こんなにつらい日々を生きなければいけないのでしょうか。なぜこんな思いをしなければならないのでしょうか。周りで笑いながら暮らしている人もたくさん居るのに。

これも因果応報で、私たちや子供に悪い行いがあったという事なのでしょうか。

教えください。このつらい状況をどう受け止めればいいのでしょうか。この先どう子供を、どう私たちの心を支えていけばいいでしょうか。

2024年11月9日 11:16

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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

ご両親だけが抱えることなく共にお子さまをサポートしていけたら

それは心配ですし、お辛いですよね。
お子さまも、葛藤があり、苦しんでおられるのですね。

病がそうさせるのですね…
治せるものなら、取り除いてあげたいですよね。
もがいている姿をそばで見ているのも、しんどいですよね。

病により症状もいろいろでしょうし、ここでは書けないこともありますよね。医師の治療だけでなく、多方面からのサポートも必要でしょう。

ご両親だけが抱えることなく、ともにお子さまをサポートしていけたらと思っています。
 
大切なお子さま、大切な命。
穏やかに不安のない笑顔で過ごしてほしいですものね。
そして、お子さまにも、心強い味方を増やしてほしいですね。

一度お寺にもお見えになりませんか。オンライン相談でも構いません。ゆっくり気持ちを下ろしましょう。そして、お子さまを想い、向き合い方を考えていきませんか。
ご家族の皆さま、それぞれにケアが必要です。

2024年11月9日 13:53
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有り難し
おきもち

はじめまして(*^^*) 中田みえです。 教善寺 住職として、母親として...
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ご相談していただきありがとうございます。

まず「因果応報」とは、何か悪いことをしたから罰が与えられるという意味ではなく、私たちの魂が成長し、学びを深めるためのものだと捉えられます。たとえ現在の状況が理不尽でつらく、解決の見通しが立たないとしても、この経験が将来において新たな意味を持つことがある、あるいは心が少しでも穏やかになる時が来るかもしれません。つまり、のむさんが置かれている状況は「魂の成長を促すもの」であり、その試練を乗り越えることで人生の意味を深め、自己を鍛える道にあるとされるのです。

このようなつらい状況にあるとき、周囲の人を支えたいと強く思う反面、支える側であるご両親もまた非常に疲れてしまうものです。
まずは「自分を癒すこと」を勧めます。心の余裕がなくなると、支えたい人に対しても十分に手を差し伸べることができなくなりがちです。
日々の生活に追われて心が疲弊してしまったときには、心を少しでも癒すために、何か小さな喜びや慰めを見つけることを大切にしてください。
ただ、心が疲れたときには専門家やカウンセラーに頼ることも強さの一つです。周囲の助けを借りることで、ご家族も少しずつ再び支える力を取り戻せるかもしれません。

また、仏教ではどんなに苦しい状況でも「感謝の気持ち」を持つことの大切さを語られます。ご家族が毎日つらい思いをしていると、悲観的な気持ちになりがちですが、その中でも少しずつでも「ありがたい存在」や「小さな喜び」に目を向けるようにしてみてください。朝日を浴びる瞬間や、何気ない風景、誰かの小さな親切など、日常に埋もれがちな小さな幸せを探すことが心の支えとなり、未来への小さな希望に繋がるはずです。

仏教を通して言えることは、今はつらくても、その試練がやがて終わりを迎えたとき、その経験がご家族にとって大切な学びや成長をもたらすものであったと気づくことができるのだと思います。もちろん、この先がどうなるかは誰にも分かりませんが、今この瞬間にできる「そばにいること」「自分の心を癒すこと」「日々の小さな幸せに目を向けること」が、希望に繋がる力になっていきますので、つらい時ほど、のむさん含めご家族がどれほど頑張っているかを認め、その中でできることを一つずつ行っていくことを大切にしてください。

2024年11月9日 13:49
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有り難し
おきもち

「私の」は悩み苦しみの元

辛い状況がひしひしと伝わってきます。
私の子供も赤ちゃんのときに手術したり、メンタルヘルス不調と思われる状況になったこともあります。
そんなとき私は、仏教の「無我」の考え方を思い出すようにしました。
「私」「自分」という存在は概念上の幻であり、「私」に固定的な実体はない。
しかし我々は「私の」「私が」という思考回路のせいで、悩み苦しみストレスを増やしてしまうのだ。
「私の」子供、という概念を一旦忘れて、例えば福祉施設の職員が担当の子供達に接するように静かな感情で、今やるべきこと・やりたいことの中で、今できることをできる範囲でやれば良い。
だって、どうせそれしかできないんだから、子供の前に「私の」を付けて悲しみや怒りを増幅させたって何も改善しないし、誰もハッピーにならない。
たまたま自分が今回担当する子供の現状がこうなだけだ、と思うしかない。
上記のように私は考えることにしました。
もちろん、常にそのように思えるわけでもなく、欲・怒り・怠け・プライドの煩悩の台風が次々に襲ってくる毎日ですが、
「無我だ」「私の、はストレスの原因だ」と思い出すことは、時には家を台風から守る雨戸のように心強く、また時には「仮にこの家が壊れても災害保険が出て修理可能だ」というような安心感につながります。
また、浄土宗では「南無阿弥陀仏と念仏を口ずさむと必ず来世は極楽浄土」と説かれますから、「人生のハッピーエンドは確定している」という安心感も得られます。
「なむあみだぶなむあみだぶ」と念仏を唱えることにも、悩み苦しみの台風から心を守る雨戸の働きがあります。
とても理屈っぽい回答ですが、個人的にはこのような考え方が救い、少なくとも気分転換にはなっております。
「みんな仏の子。私はこの子を預かっているだけ」。
ご家族皆様の平安な日々を祈念いたします。

2024年11月10日 8:01
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有り難し
おきもち

がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四...
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質問者からのお礼

回答を書いていただいたお坊さま、本当にありがとうございます。
心の中でなぜ子供がなぜ私たちがとの思いだけでいろいろと書いてしまいましたが、頂いた回答にふれ心の持ちようについて考えさせられました。
苦しい状況の中でも常に感謝の気持ちを持ち小さな幸せに目を向け希望を持つ事、今できることをできる範囲でやれば良い悩み苦しみ増やさぬよう冷静に考える事など教えて頂きありがとうございます。
また、共にサポートをと言っていただきましてありがとうございます。周りにもっとサポートを求めても良いのかと考えたこともありましたが、以前役所の精神保健福祉センターに相談に行ったとき残念な思いをし、それ以降は考えなくなりました。

教えて頂いたこと今は分っていても、また弱気になってしまうかもしれませんが、頂いた回答を読み返し励みにしていこうと思います。
本当にありがとうございました。

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