相手の感情に寄り添えるようになりたい
いつもお世話になっております。
年末の主治医との面談で、
「看護師さんから報告が来て
いるけど、他の患者さんの
悪口を、非常に乱暴な言葉を
使ってナースステーション前で
大きな声でよく言っているそう
だね。やめてほしいな」
「人の気持ちを考えられる
ようになってほしい」
「非言語コミュニケーションを
理解できるようになってほしい」
と言われました。
私は
「何の気無しの自分の行動が、
周りの人に迷惑をかけていないか
怖い」
と先生に問いかけると、
「たしか仏教には『不悪口』
という言葉があったはず。
十善戒や三密など、医療と
並行して、そういった
お釈迦さまが残した素晴らしい
教えをよく学べば、他人の考えに
寄り添った行動が、少しでも
できるようになると思う」
「不悪口を心がけるだけでも、
ずいぶん良くなるんじゃない
かな?」
「身口意の口と意は、リンク
していると思う」
と言われました。
私は何年か前、猫カフェで
猫と遊ぶのに夢中になりすぎて
猫を呼ぶとき、猫に話しかける
ときの声が大きくなりすぎ、
「苦情が来ています」
と店長さんから注意を受け、
出入り禁止の一歩手前まで
行ったことがあります。
いつまた、同じような事、
それより大きな事をして
しまうかわかりません。
何か、仏様の教えの中で、
「周りの人に不快感を与えない
ようにするにはこうする」
という教えはありませんでしょ
うか?
同時に主治医は、
「非言語コミュニケーション
と言っても、『仮説立て』の
ようなもので、ヒトは『この人は
こう思ってるかな』と考え
ながらコミュニケーションを
取っている」
と言っていました。
「仮説立て」が上手くなる
方法も知りたいです。
このような話をすると
「その医者、薮じゃないの?」
言われることもありますが、
精神科の自立支援医療現場は、
存外にも皆さんがお考えになって
いるより、厳しいです。
まともな病院や施設は、
アニーサリバンの意思を
しっかり受け継ぎ、この
ような事は、どこの病院や
施設でも指導されます。
よろしくお願いいたします。
発達障害持ち。障害者たちは助けて「いただいて」いる自覚を持って欲しい。 障害者だから何をしてもいいわけではない、時に障害者に厳しく注意をするのも支援だという事を知って欲しい
お坊さんからの回答 1件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
気づくとなると、やはり周りをよく見ることかなと思います。
集中したり夢中になり過ぎると、周りが見えなくなってしまうのではないかしら。それに伴って、声のトーンにも注意が向けられなくなったり、知らないうちに声が大きくなってしまったり、心の声が漏れてしまうんじゃないかしら。
気づかないうちに…というのは、周りから言われて ようやく気づけるので、言われる前に気づくとなると、やはり周りをよく見ることかなと思います。
また、他の人の悪口は、いろんな人が聞いているであろう場で言うことではないですよね。関係のない人までもが、聞いていて不快になってしまいますものね。悪口を言いたいほど腹が立っているのなら、その感情を持ちながら、安全な場所(聞いてくれる人や場所で)で解放させましょう。聞いてくれる人なら、どんな話でも受け止めてくれると思うわ。
相手の感情に寄り添えるように〜というのは、難しさもあります。ハスノハでも、いろんなお坊さんがいて、回答も様々、受け止め方も様々でしょ。相手のことを考えて回答をしても、相手が寄り添ってもらえたと思えるかどうか なのです。だから、難しいものなのです。
私は、(今どんな気持ちでこの文を書いたのかな)と想像して回答をしていますよ。
どこまでいっても、相手を想っていくしかないのだと思います。
質問者からのお礼
【中田三恵 先生】
お返事いただき、ありがとう
ございます。
確かに、夢中になりすぎると
周りのことが考えられなく
なります。
「本当の自由は、秩序あって
こそ」
と言われますが、その通り
だと思います。
自分が楽しみたければ、
まず相手に楽を与えなければ
ならないのですね。
あとは、表情をよく観察
するとか。ですかね…
実はこの質問は、再掲と
なっています。
一度目に質問した時は、
精神保健医療福祉に
あまり心得のないご様子の
お坊様から、非常に激しい
調子で主治医を非難され、
私は強い恐怖と悲しみを
感じました。
病棟の看護師さんに
「ネットでお坊さんから、
こういう事を言われた。
先生のことを強い口調で
非難されて悲しい」
と言ったら、
「残念だけど、ほとんどの
人がこう思ってる。医者は
どんな病気も治せて、
どんな患者にもいついかなる
ときにも優しいと思われてる」
と言われました。
私は、知ってほしいです。
「甘やかすばかりが支援では
ない」
という事を。
ときに、「これはいけない」
「ならぬものはなりませぬ」
を教えるのも医師や看護師、
心理士や福祉士の勤めである
事を。
まともな人が書いた福祉の
本には、
「マナーを守らない障害者
には、教えてやってください。
彼らはわからないのです」
と書いてあります。
優しいだけでは、だめなの
です。
謝罪あったけど、あの坊さん
許せない。許せないって
騒いだところでどうしようもない
けど
自利利他ってこういうこと
かな?と思うなど。