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諸行無常回答受付中

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有り難し有り難し 1

最近、体も心も辛く、人生に閉塞感を強く感じ、生きづらさを感じて、こちらのサイトにたどり着きました。
仏教の言葉で諸行無常という言葉と出会い自分なりに、現状と照らし合わせ考えてみました。
全てが常に変化していく⋯
少し寂しさを感じる言葉だと感じたのですが、しかし今、悪い事が続いてしまっていても、この悪い状態もいずれ変わっていく、という捉え方もできるのかな?と思えました。
このような解釈は正しいのでしょうか?
あともし、今の私に前を向く力を与えてくれる言葉や教えがありましたら、お授頂け頂きましたら幸いです。

2026年2月27日 15:45
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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

素晴らしい気付き

悪い状態も必ず変化するという気付きは、とても素晴らしい発見だと思います。
無常について付け加えるならば、無常には、長時間経過後の変化だけではない意味もあるということです。
無常には、瞬間瞬間に浮かんでは消えて変化している、瞬間ごとに新しいという意味もあります。
例えば、心(思考や感情)は瞬間ごとに浮かんでは消えており、瞬間ごとに新しい心、瞬間ごとに新しい自分に生まれ変わっているのです。
お坊さんはよくお葬式やお通夜に立ち会います。
遺族は、悲しいお葬式でも、休憩時間には親戚と雑談で盛り上がって爆笑していることもあります。
不幸な出来事や不平不満が人生から尽きることはありません。
しかし、例えばお葬式の朝でも誕生パーティーの朝でも、歯磨きするときに手を動かす瞬間を切り取るなら、ただ手を動かせば歯磨きできます。
悲しみも喜びも消滅している新鮮な「今・ここ」に頻繁に心を帰す(思考や感情をリセットする)生き方ができるなら、不幸な出来事はたった数秒の無常となるのです。

2026年2月27日 16:27
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有り難し
おきもち

がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四十代男。 仏教は、悩み苦しみを制御したり消したりするための教えです。まだまだ未熟者の凡夫ですがよろしくお願いします。

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