心の不思議
いつも有難うございます。
夫の病気が悪化してます。
ただ予後のいい病気なので
すぐにすすむというわけではありません。
この事で心は死んでいたのですが
今度は自分が癌かもしれないという状況になりました。
でも癌でも初期でしょうと言われた為か全然怖さはありません。
ただ高齢の親の世話もあり
親より先立つのは親が不憫です。
今自分がややこしい状況になると大変です。それにやはり
良性であって欲しいです。
hasunohaで お世話になった
ご住職さま達の おかげでなんとか色々乗り切ってきましたが
この様に 病というしんどい事が次々と私達に起こる事自体の
意味を教えて下さい。
それと…自分の病気により
自分だけが長生きして 将来寂しい思いをする、という恐怖から
解放?されたのか
心の泡立ちがましになりましたが こんな事を受け入れてしまえば
ご神仏がどんどん試練を私達に与えられそうなのも怖いです。
お坊さんからの回答 1件
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ご質問ありがとうございます。
病は辛いです。
しかし病は試練ではありません。
生老病死は生き物みんなが通る道なのです。
人間は生き物の中では寿命が長い方かもしれません。
普通の生き物は子供を産んだら寿命を終えます。
犬や猫でも長生きしても20年くらいかな。
他の生き物に比べたら人間は寿命が長くてよかった。
でもいつかは死ぬ時が来るし病は心身ともに辛いです。
お釈迦様は言いました。
病は先生、病室は道場です。
自分の病をきっかけに初めて病の人の気持ちがわかったり、疎遠だった家族が集まる機会が増えたり。
病は自分や家族を成長させることにつながります。
病も死別も辛いです。
しかし避けては通れない道です。
それだけに今できることをやって今の時間を大切にするしかないと思います。
家族と話をしたり、手を握ったり、ハグしたり、一緒に出掛けたり。
死んだ後のことは神仏やご先祖様が導いてくれますから心配しないで。
今日一日できることに専念しましょう。
あなたとご主人の病が悪くなりませんように。
質問者からのお礼
聖章ご住職様
早速のお言葉有難うございます。
>病は先生、病室は道場です。
本当に今回そう思いました。
自分が体験しないと 人様の気持ちも分からないし
今まで 病気の家族を持った人に対して 良かれと思って
発した言葉がとても相手を傷づけたことも分かり
同じ立場にならないと 人には沿えないと気づきました。
今回の事を教訓にして 気持ちを落ち着け
人として 避けられない・・・・・これは分かってはいるのですが
なるべく ご住職さまの言われる
「今日一日できることに専念しましょう。」を実践したいと思います。