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過干渉をやめたいです

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5歳の娘がいます。
娘もだいぶ自我が芽生えてきて、好みの服や髪型、持ちものなど...彼女なりのこだわりがでてきました。

それは良いことだと思って、今まで服装選びは母親である私が率先して準備をしていましたが、今は娘の着たい服を選んでもらうようにしています(真冬でも薄着を選んだりしているので、心配ですが...あえて何も言わないようにしています)

しかし、服の着方が気になって仕方ないです!ズボンが腰パン状態になっていたり、肌着がきちんとしまわれてなくて、だらしなく見えたり...。

あまり小言を言うのはよくないとわかっていますが、娘を見ると、色々と気になるところが目についてストレスを感じてしまいます。

子育ては思い通りにならないことばかりで、私に忍耐力や「まぁ、いっか」と思える気楽さが足りないから辛いのだと思いますが、今、子どもと一緒にいるのがしんどいです。ついつい小言を言ってしまうので、私はあまり子どもたちに関わらない方が子どものために良いのでは?と考えてしまい、自分の子育てに全く自信を持てません。

幸い、旦那は「テキトー」に子どもの相手ができるので、今は育児のほとんどを自営業の旦那に任せ、私は仕事に集中し、家にいる時間を少なくしています。

過干渉をやめたいと思うのですが、どうしたら子どもと適度な距離感を持って関わることができるでしょうか?良い親子関係とは、何でしょうか?

2025年2月7日 16:10

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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

自分で出来る!部分と、親からのサポートで、「成長」になる。

5歳ですか〜可愛い頃ですね。
自分で出来る!部分と、次の一歩は親からのサポートで、「成長」になっていきますよ。

手をかけること全てが、干渉とはなりません。しっかり必要なサポートは、教育してあげてくださいね。

ですが伝え方一つで、(教えてもらった)と受け取るか(押し付けられた)と取るかの違いがあります。怒られた、否定をされたと感じると、教えてもらったという愛情には思えないのです。「何をやっているの!違うでしょ!」と言ってしまうと、怒られた、やり直しをさせられたと感じますので、別の言い方をしてみましょう。

「上手に出来たね。お外は寒いから上着も着た方が温かいよ。シャツを入れたら素敵だよ」と、しっかり出来たことを褒めながら、身だしなみとして教えていくことが、お子さんの自信になっていきますよ。

そして、子どもの言い分もちゃんと聞いてあげること。それが、良きコミュニケーション、何でも伝え合える関係になれますよ。まだまだしっかりサポートが必要な年齢です。見守りながら、手をかけて愛情を注いでいきましょうね。

2025年2月7日 17:03
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有り難し
おきもち

個別相談可能
はじめまして(*^^*) 中田みえです。 教善寺 住職として、母親として、慌ただしく過ごしております。 ◆ゲートキーパー ご相談 駆け込み寺 (訪問は要予約。まずはメールでお問い合わせください) ◆ビハーラ僧、終末期ターミナルケア、看取り、グリーフケア、希死念慮、自死、産前産後うつ、育児、DV、デートDV、トラウマ、PTSD、傾聴、手話、要約筆記、電話相談員、小学校支援員としても、サポートしています。 ◆一般社団法人『グリーフケアともしび』理事長 【ともしび遺族会】運営 毎月 第1金・昼夜2回開催(大阪駅前第3ビル) 14:00〜,18:00〜 お問い合わせ申込⬇️こちらから griefcare.tomoshibi@icloud.com ◆『ビハーラサロン おしゃべりカフェひだまり』 ビハーラ和歌山代表 居場所運営 問い合わせ申込⬇️こちらから griefcare.tomoshibi@icloud.com ◆GEはしもとサピュイエ 所属 (Gender Equality 誰もが自分らしく生きることができる社会をめざして)DV・女性支援 ◆認定NPO京都自死自殺相談センターSotto 元グリーフサポート委員長(2018〜2024) ◆保育士.幼稚園教諭.小学校教諭. レクリエーションインストラクター 10年間 保育 教育の現場で 総主任として勤めた経験も生かしつつ、お話できることがあれば 幸いです。 いつも あなたとともに。南無阿弥陀仏 ここでは、宗旨を問いません。 まずは、ひとりで抱え込まないで。 来寺お問い合わせは⬇️こちらから miehimeyo@gmail.com ※時間を割いて、あなたに向き合っています。 ですので、過去の質問へのお返事がない方には、応えていません。お礼回答がある方を優先しています。 懇志応援も宜しくお願いします。 ※個別相談は、hasunohaオンライン相談より受け付けています。お寺への いきなりの電話相談は受け付けておりません。また夜中や早朝の電話もご遠慮ください。 法務を優先させてください。
午後から夜の時間帯は都合がつけやすいです。特に21:30以降は、たっぷりとした時間が取れます。 ◆こちらから、無理に聞き出すことは致しません。 言いにくいこと、言えない気持ちも大切にします。あなたのお気持ちのままに、ゆっくり待ちながら、その気持ちを大切に受け止めたいと思っています。 ◆自死で大切な人を亡くされたり、死別により 死が受け入れられなかったり、心の整理がつかない方へ。30分ずつでも、オンラインで定期的に気持ちに向き合っていきませんか。吐露したり泣ける時間も、大事なグリーフケア 。 ◆個別電話ってドキドキして勇気のいることだけれど、声が届くから、聞こえてくるから、ちゃんと繋がっているようで、そばにいるように安心出来ることもあります。 ◆ 終末期ターミナルケア、看取り、希死念慮、自死、グリーフケア、トラウマ、PTSD、子育て、産前産後うつ、不妊、傾聴、手話、要約筆記者 としても、サポート ◆出来るだけ希望時間にお応えしたいと思いますが、午前中は毎日 法務があります。 (相談は、hasunohaオンライン相談より受付下さい。お寺へのいきなりの電話相談は受けていません。法務が優先なので) ◆一人で悩まないで。待っていますね(﹡´◡`﹡ )

本人の問題に対応する。一緒に。

 確かにお母さんたち、お子さんのことが気になりますよね。でも、その根っこは「子どもを健やかに育てたい」という思いですから、それはありがたいことです。
 5歳ということは、理屈も少し分かってくれるでしょうから、なるべく「理由」から話すことです。身だしなみのことであれば、その言葉自体も教えつつ、「これはだらしなく見えるのよ」とか。
 でも多分、私たちの務めはそこまで。伝え続けるのは良いと思いますが、それを採用するかは本人次第。「何度言ったら分かるの?」と言いたくなるでしょうが、「本人なりに納得した」「決めた」というプロセスを経験することが大切だと思います。
 乗ってこなかったか…という時は残念を感じるでしょうけれど、そのやりとりを行えたことで一先ず「やるべきことはやった」と言い聞かせましょう。本人が自分で身だしなみを気にしている感じを見つけたら、それこそ成長としてウンとほめてあげか下さい。

2025年2月7日 16:47
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有り難し
おきもち

一般大学(一般的でもないが…)から大正大学の史学コースへ。そののちお寺。坊さんに限らず、二足のわらじを履くことで、話に幅が出るはずだと考えて、はき続けています。子育てとか家族論とか考えつつ、でも仏教って個人のものだなぁと感じたりします。

質問者からのお礼

回答ありがとうございます。

大事なのは伝え方と、伝え続けることですね。子どもといえど、娘にも言い分があるということ。子どもの話を聞くことを忘れずに心に留めておきたいと思います。

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