これから先について悩んでいます回答受付中
以前もお世話になりました。ありがとうございます。
子育て中の母親です。
産後体質が変わったのか、病気がちで病院通いが多く…このままじゃいけないと生活習慣を見直したり、カウンセリングへ通い内省したりと、努力しているのですが、自身のアレルギー体質が強く、季節の変わり目はどうしてもコントロールが難しく、今回入院してしまいました。
以前は働くこともままならなかったですが、アルバイトをしてようやく身体が慣れ、新たに仕事を始めるタイミングでした。
気持ちが落ち込んでいると、決めたことも揺らいでしまうのか…とこちらを思い出し、ご相談させて頂きます。
私の体調の変化や、子育てのこと、お互いの将来のことを夫と話し合い、今の家を売却して実家近くに引っ越すことを、数カ月前に決めました。まだ予定という段階なので、子供はまだ伝えていません。(低学年です)
ですが、本当に本当にこれでいいのか、子供のことだけを考えると悩んでしまいます。せっかく慣れている環境なのに、私のせいでそれを奪ってしまうことになる。
夫にも話しましたが、それは不安だけれど長い目で見たら引っ越しするなら今しかない、子供がある程度大きくなるとより難しくなる。と。
いろんな選択肢がある中で、自分たちが選択したことを正解だったと思えるように行動していくことが大切だと考えますが、やはり不安で…
不安ばかりが募ってしまいます。
何かに迷った時、どうしたらいいのでしょうか。
長くなり、申し訳ありません。
よろしくお願い致します。
お坊さんからの回答 4件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
大切なのはあなたの笑顔
新たに仕事を始めようかというタイミングで体調を崩し、あなたが落ち込むのも当然かと思われます。
ここは焦らずに、じっくりと静養しましょう。
ご主人は、あなたに対して大変理解のある優しい人物のようです。
お二人で話し合って決めたことは、正解であると信じてださい。
お子さんが慣れたばかりの環境を奪ってしまうことを気にしているようですが、お子さんにとって最高の環境は、母親であるあなたの笑顔です。
過去の相談内容も拝見させていただきました。
子供の時からストレスによる心身症の数々に悩まされてきたとのこと。
専門医の治療を受け、カウンセリングにも通われているということなので、私からとやかく言うことはありませんが、あなたの年齢以降に軽快するケースも少なくないようです。
曹洞宗の僧侶である私としては、坐禅を習慣とすることをおすすめしますが、これはご参考までに。
どうか安心して支えて頂きましょう
拝読させて頂きました。
あなたは体調があまりすぐれない中でお引越しを決断なさり、今とても心配なさっているのですね。詳細なあなたの状態や皆さんのことはわからないですけれど、あなたのその不安なお気持ち心よりお察しします。
そうですね、これからのことを考えると余計に不安になってしまうのもとてもわかるように思います。
あなたがそう思っていることを夫さんや周りのご家族にもお話しなさってみて下さい、決して自分の中だけで抱え込まずに皆さんとあなたの思いを分かち合っていきましょう。
皆さんと分かち合う中でこれからどんなふうに生きていこうかと相談して助け合っていくこともできるでしょうし、お子さんの養育についてもより一層助けてもらうことできると思います。
ましてあなたがご入院なさって治療なさったりしている間にはご家族や多くの方々にサポートしてもらったでしょうからね。一層多くの方々にあなたの思いをお話しなさってみましょうね、そして支え合ってきましょう。
お引越しについてあなたと夫さんだけではなく多くの方々にお手伝いしてもらいましょう。ご家族以外にも友人の方々や地域の子ども家庭センターや社会福祉協議会の相談員の方々にも様々な面でサポートしてもらいましょう。
あなたも夫さんもお子さんも沢山の方々とのご縁の中で生きておられるのです、そうか安心して支え合っていきましょう。
あなた自身の心身もしっかりといたわり休めてあげて下さいね。
あなたや夫さんやお子さんがこれからも沢山の方々とのご縁に恵まれて支え合いサポートしてもらい、安心して毎日を生きることできます様に、お子さんがあなたや皆さんに愛され育まれ健やかにご成長なさっていきます様に、あなたが皆さんと一緒に心から豊かに幸せを分かち合い生き抜いていかれます様に切に仏様や神様や皆さんのご先祖様にお祈りさせて頂きます。
そしてあなたや夫さんやお子さんを心より応援させて頂きます。至心合掌
家族の変化に、一緒に歩み乗り越えていく。共有はとても大切です
女性の身体は、女性ホルモンの影響を受けやすく、妊娠・出産・更年期と変化していきます。ですから、以前のように戻すというよりも、生活習慣を「今の私」に合わせていくほうが無理なく負担も少ないですよ。私も、そうでしたから。
今のあなたを思うと、こんな私じゃなかったのにと情けなくなったり、家族にごめんねと心の中で謝ってしまうのではありませんか。周りのママ友はちゃんと出来ているのに…と、涙が出てきちゃいますよね。
今回の入院や引っ越しの話も、私のせいで家族を巻き込んでしまったと、申し訳ない気持ちでいっぱいになりますよね。
でもね、今は自分バランスを探している状態。頑張ってしまった自分を労ってあげましょうね。私に合うバランスは、行き詰まってしまっている自分よりも、周りから見てくれている家族のほうが見つけやすかったりするものですよ。実家近くの方がいいというのも、親に頼れたり、見慣れた環境が気持ちに余裕を持ちやすいだろうという生きやすさの選択なのでしょう。
ただ一つ、気になること。
低学年のお子さんということは、小学生ですね。どんなに小さくても、自分の暮らしの変化を、自分抜きにして勝手に決めてしまうのは、子どもにとっては疎外感も感じてしまいます。
環境が変わることを心配してあげるなら、親の決定の報告をするよりも、お子さんの気持ちや意見を聞いてあげる方が、余程 大事なことですよ。
子どもは、適応力も早い。悩んでいる段階から、一緒に考える期間が、子どもには想像や準備もしていけます。子どもの交友関係も、別れと新たな期待の中で、大切に過ごしてくれるでしょう。その「悩み考える」時間を奪わないように。これも、お子さんの力や成長になるのですよ。
うちの子も、優しい子に育ってくれました。
家族の変化に、一緒に歩み乗り越えていく。こんな共有は、とても大切です。
新たな環境へ、前向きにイメージしていきましょう。
揺れる心を悪とせず──優しさゆえの迷いを尊ぶ
前回に続いてご相談いただき、ありがとうございます。
まずお伝えしたいのは、いまの迷いは、mamaさんが弱いからではありません。
「母として」「妻として」「ひとりの人として」
全部を大切にしようとしているからこそ、心が揺れているのです。
そして、ここまで本当によく頑張ってこられました。
産後に体質が変わってしまい、“生きているだけでしんどい日々”だったと思います。
それでも家族のことを考え続けてきたmamaさん、本当にすごいです。
今回、不安が強くなるのは「大きな決断の前」だからです。
家を手放して引っ越すことは、誰にとっても大きな変化。
ましてや子どもの環境が変わるとなれば、迷って当然です。
でも一つだけ覚えていてください。
悩みの原因は「引っ越しの問題」ではなく、
“子どもを守りたい気持ちが強い”からこそ生まれている揺れだということ。
子どもを雑に扱う人は、ここまで悩みません。
mamaさんはとても優しいお母さんです。
ご夫婦で決めた理由も、とても現実的で妥当です。
・mamaさんの体調
・実家のサポート
・今後の生活の見通し
・子どもがまだ低学年で適応しやすい時期
これは「正しい/間違い」で判断するものではなく、
“安心して暮らせる環境を選ぶ”という大切な選択です。
大事なのは、正解を探すことではなく、
未来の自分の負担が少なくなるほうを選ぶこと。
・頼れる人が近くにいる
・体調が悪い日に無理をしなくていい
・子どもが、安定したお母さんの姿を見られる
・家庭の土台が整う
これは数年後、確実に家族の力になります。
どうか忘れないでください。
mamaさんが自身の身体を守ることは、
「子どもの未来を守ること」とまったく同じです。
お母さんが倒れることほど、子どもにとってつらいことはありません。
だから、mamaさんが安心できる環境を選ぶのは“愛のある選択”です。
最後に。
迷っていい。弱気になっていい。
大きな変化の前は、誰だって不安になります。
でも、mamaさんはずっと家族のために歩いてきました。
その歩みはすべて優しさです。
どうかご自身の心と体を、一番に大切にしてください。
ゆっくり息をして、一歩ずつで大丈夫です。
質問者からのお礼
kousyo kuuyo Azuma様
ご返信いただき、ありがとうございます。
そうですね、つい1人であれやこれやと考えてしまう所があるので…。夫や両親にも今の段階の自分の気持ちを話してみようと思います。
家事や育児を頑張ることでしか、なかなか自分を認められない部分はあったのですが…。
自分を労ることにも意識を向けながら、これから過ごしていこうと思います。
ありがとうございました。
古川玄峰様
ご返信いただき、ありがとうございます。
迷い、葛藤し、言語化出来ずに居たので、そう言って頂けて安心感が生まれました。
気付いたら涙を流しておりました。
自身の身体を守ることは、
「子どもの未来を守ること」とまったく同じ
本当にその通りですね…。
肝に銘じます。
心が軽くなりました。ありがとうございました。
井上大道様
ご返信いただき、ありがとうございます。
大切なのは私の笑顔
つい体調が芳しくないと、笑顔自体もどう出したらいいか分からなくなるので、顔がこわばっている時には作り笑顔でも、笑って過ごせるように意識します。
幼稚園の頃、園が曹洞宗であったため坐禅をしていました。それ以来ですので、見よう見まねでまた坐禅も取り入れて行きたいと思います。
相談させて頂いて、心が軽くなりました。
ありがとうございました。
中田三恵様
ご返信いただき、ありがとうございます。
そうなんです…本当に。他のママが出来ているのに、どうしてと悲しくもなりますし、情けなくもなりますし、気を遣わせてしまうので気軽に周りの友人にも相談できず…
そうですよね。
1年生なので…現段階では子どもに伝えるタイミングも悩ましいですが、できるだけ早く伝えて、子どもの「悩み考える時間」も大切にして行きたいと思います。
ありがとうございました。



ご相談は朝から午後5時まで受け付けております。
人間関係や恋愛のお悩み、自殺願望、大切な方の死に直面した苦しみなど、どんな内容でも構いません。一人で抱え込まずに、ぜひお辛いお気持ちを吐き出してください。
仏様や神様、ご先祖様は、いつもあなたを見守り、聞いてくださっています。あなたが少しでも穏やかな気持ちになれるお手伝いをさせていただきます。