死を考えていることについて親に話すべきか回答受付中
幼い頃から希死念慮のようなものがあり漠然とそれと隣り合わせで生きてきました。
理想の生き方も特になく、どうせ死ぬしな、と思いながら生き、色々人生に詰まり出したこの頃、そろそろなのではないかという気配があります。
ニュースや情報で亡くなり方を知るたびにこの手があるのかと考えたり、危険な場所や出来事を知るたび逝けるかどうかをナチュラルに想像します。先に旅立った方々を羨ましいとも思います。その辺りの考えが凄く穏やかに自然に湧いてくるのです。
母は私の将来や生活を心配しますが、そのような生き方なのもいずれ死ぬ想定であるためなのですが、悲しませたくないためそんな素振りは見せないように振る舞います。しかしそろそろつ辻褄が合わなくなってきて今後の生き方を問われるたびに憂鬱になります。
母にその考え(悩み?)を打ち明けるべきではないとは思いますが、辻褄が合わないのです。
波がある感情です。しかし幸福な瞬間があればあるほどここで終わらせるべきではと思います。
家族を悲しませないためにいっそ縁を切るか、考えを打ち明けるか、それらから逃れるために断つか、葛藤があります。
突発的なものではなく、昔からあるものが成熟してきた、という感覚に近いです。
親に希死念慮があることはやはり伝えるべきではないのでしょうか?
お坊さんからの回答 4件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
親心を感じながら葛藤して生きる。繋がりが支えや希望にもなる。
お母さんには、希死念慮があるという伝え方でなくても、「私の人生は私がちゃんと考えているから大丈夫だよ」と、安心していただきましょう。
あなたにとって、長く生きるということよりも、自分が思うように生きるほうが、納得できるのでしょうね。
親に心配をかけたくなくても、親というものは、勝手に自然と子どものことを案じて心配するものです。そんな親心を感じながら、葛藤して生きるのも幸せの形ではないでしょうか。
人間は繋がりの中で生きています。誰かがいるから、気持ちも揺れますが、それがまた支えや希望になることもあります。
あなたも、こうやって母を想い、ハスノハにも相談する。誰かと一緒に生きているのですよ。こんな生き方も、悪くはないんじゃないかしら。
死にたいという思いは誰にでもある
(編集部より。投稿の一部を変更しています)
あなたの過去の相談内容も読ませていただきました。
そしてなぜか、顔も知らないあなたのことを愛おしく感じました。
あなたも実は、自分自身のことをそう感じているのではありませんか。
お母さまが心配されるので、希死念慮があることを伝えるのはやめておましょう。
それよりも、あなたの心をずっと支配してきた希死念慮に手綱をつけて、それを強く握りしめてください。
人間として生きることは大変な作業です。
死んでしまいたいという思いは、誰もが多かれ少なかれ感じることです。
私自身もそうですが、多くの人々が小さな喜びを噛み締め、それをつなげて毎日を暮らしているのではないでしょうか。
小さな喜びが、ときに中くらいの大きさに膨らみ、さらに大きくなって幸福へと成長することもあります。
「ものごとは心にもとづき、心を主とし、心によってつくり出される。」
凡庸なアドバイスですが、すべては心の持ちようです。
それともう一点、あなたは大学時代に、プロフィールに書かれている診断を受けたということですが、あなたの文章からはそんな様子がまったく窺えません。
その診断については誤診のケースも少なくなく、本来なら治らないはずが治ってしまったという話も聞きます。
私は精神医学の専門家ではありませんが、もし病名があなたの心を縛る鎖となっているのなら、再度の診断をおすすめします。
ご相談なさってみて受け止めて頂きましょう
拝読させて頂きました。
あなたは以前から希死念慮がありお母様にそのことを伝えようかどうか迷っているのですね。お母様との会話の中でも言葉のはしばしにそれとなく出てしまっているのかもしれませんね。詳細なあなたやお母様のことはわからないですけれど、あなたのそのお気持ちを心よりお察しします。
そうですね、言い出すことが望ましいのかどうか判断に迷いますよね。とはいえ会話している中であなたのお考えはそれとなくお母様にも伝わっているかもしれません。直接的にお伝えしていなくてもなんとなくそれらはわかっているかもしれません、或いは全く感づいていないのかもしれません。なかなか難しいところですね…。
例えばあなたの信頼できる方やカウンセラーさんにあなたのその思いをお話しなさってみてご相談なさってみてもいいかもしれません。第三者としてどうお考えなさるのかはわからないですが、あなたのお気持ちを受け止めて頂きながらご意見やアドバイスを受けてみてもいいかもしれません。
或いはここでも個別にご相談なさってみても宜しいのではないでしょうか。オンライン相談することの出来るお坊さんもいらっしゃいますから、あなたが相談して診たいと思うお坊さんに事務局を通してお申し込みなさってみてはいかがでしょう。
あなたの中で抱えているよりもあなたのその思いも含めてご相談なさってみて下さいね。
あなたのその思いを第三者の方に相談して受け止めて頂き、ご判断なさって頂きますように、あなたが様々なアドバイスやサポートを受けて心穏やかに毎日を生き抜いていかれますように切にお祈りさせて頂きます。至心合掌
遺族は「なぜ言ってくれなかったのか」と言う
私は、仮にあなたが黙って自死した場合には、遺族は「なぜ何も言ってくれなかったのか」と言う可能性が高いと思います。
また、希死念慮が「うつ」等のメンタルヘルス不調の症状である場合もありますので、体調不良かも知れない現象が起きているとき、それを家族に話すことは自然なことだと思います。
ですから私としては、ご家族にお話なさった方が良いように思います。
それを踏まえて。あなたなりにメリット・デメリットを比較検討してみましょう。