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死を考えていることについて親に話すべきか回答受付中

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幼い頃から希死念慮のようなものがあり漠然とそれと隣り合わせで生きてきました。
理想の生き方も特になく、どうせ死ぬしな、と思いながら生き、色々人生に詰まり出したこの頃、そろそろなのではないかという気配があります。
ニュースや情報で亡くなり方を知るたびにこの手があるのかと考えたり、危険な場所や出来事を知るたび逝けるかどうかをナチュラルに想像します。先に旅立った方々を羨ましいとも思います。その辺りの考えが凄く穏やかに自然に湧いてくるのです。
母は私の将来や生活を心配しますが、そのような生き方なのもいずれ死ぬ想定であるためなのですが、悲しませたくないためそんな素振りは見せないように振る舞います。しかしそろそろつ辻褄が合わなくなってきて今後の生き方を問われるたびに憂鬱になります。
母にその考え(悩み?)を打ち明けるべきではないとは思いますが、辻褄が合わないのです。
波がある感情です。しかし幸福な瞬間があればあるほどここで終わらせるべきではと思います。
家族を悲しませないためにいっそ縁を切るか、考えを打ち明けるか、それらから逃れるために断つか、葛藤があります。
突発的なものではなく、昔からあるものが成熟してきた、という感覚に近いです。
親に希死念慮があることはやはり伝えるべきではないのでしょうか?

2025年9月27日 0:37

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お坊さんからの回答 4件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

親心を感じながら葛藤して生きる。繋がりが支えや希望にもなる。

お母さんには、希死念慮があるという伝え方でなくても、「私の人生は私がちゃんと考えているから大丈夫だよ」と、安心していただきましょう。

あなたにとって、長く生きるということよりも、自分が思うように生きるほうが、納得できるのでしょうね。

親に心配をかけたくなくても、親というものは、勝手に自然と子どものことを案じて心配するものです。そんな親心を感じながら、葛藤して生きるのも幸せの形ではないでしょうか。

人間は繋がりの中で生きています。誰かがいるから、気持ちも揺れますが、それがまた支えや希望になることもあります。
あなたも、こうやって母を想い、ハスノハにも相談する。誰かと一緒に生きているのですよ。こんな生き方も、悪くはないんじゃないかしら。

2025年9月27日 13:42
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有り難し
おきもち

個別相談可能
はじめまして(*^^*) 中田みえです。 教善寺 住職として、母親として、慌ただしく過ごしております。 ◆ゲートキーパー ご相談 駆け込み寺 (訪問は要予約。まずはメールでお問い合わせください) ◆ビハーラ僧、終末期ターミナルケア、看取り、グリーフケア、希死念慮、自死、産前産後うつ、育児、DV、デートDV、トラウマ、PTSD、傾聴トレーナー、手話、要約筆記、行政相談員、小学校 中学校支援員としても、ケアサポートをしています。 ◆一般社団法人『グリーフケアともしび』理事長 【ともしび遺族会】運営 毎月 第1金・昼夜2回開催(大阪駅前第3ビル) 14:00〜,18:00〜 お問い合わせ申込⬇️こちらから griefcare.tomoshibi@icloud.com *この活動は皆さまのご支援により支えられております。ご協力をよろしくお願いします。 ゆうちょ銀行 口座番号 普通408-6452769 一般社団法人グリーフケアともしび ◆『ビハーラサロン おしゃべりカフェひだまり』 ビハーラ和歌山代表 居場所運営 問い合わせ申込⬇️こちらから griefcare.tomoshibi@icloud.com ◆GEはしもとサピュイエ 所属 (Gender Equality 誰もが自分らしく生きることができる社会をめざして)DV・女性支援 ◆認定NPO京都自死自殺相談センターSotto 元グリーフサポート委員長(2018〜2024) ◆保育士.幼稚園教諭.小学校教諭. レクリエーションインストラクター.中学校DV授業 10年間 保育 教育の現場で 総主任として勤めた経験も生かしつつ、お話できることがあれば 幸いです。 いつも あなたとともに。南無阿弥陀仏 ここでは、宗旨を問いません。 まずは、ひとりで抱え込まないで。 来寺お問い合わせは⬇️こちらから miehimeyo@gmail.com ※時間を割いて、あなたに向き合っています。 ですので、過去の質問へのお返事がない方には、応えていません。お礼回答がある方を優先しています。 懇志応援も宜しくお願いします。 ※個別相談は、hasunohaオンライン相談より受け付けています。お寺への いきなりの電話相談は受け付けておりません。また夜中や早朝の電話もご遠慮ください。 法務を優先させてください。
午後から夜の時間帯は都合がつきやすいです。 ◆こちらから、無理に聞き出すことは致しません。 言いにくいこと、言えない気持ちも大切にします。あなたのお気持ちのままに、ゆっくり待ちながら、その気持ちを大切に受け止めたいと思っています。 ◆自死で大切な人を亡くされたり、死別により 死が受け入れられなかったり、心の整理がつかない方へ。30分ずつでも、オンラインで定期的に気持ちに向き合っていきませんか。吐露したり泣ける時間も、大事なグリーフケア 。 ◆個別電話ってドキドキして勇気のいることだけれど、声が届くから、聞こえてくるから、ちゃんと繋がっているようで、そばにいるように安心出来ることもあります。 ◆ 終末期ターミナルケア、看取り、希死念慮、自死、グリーフケア、トラウマ、PTSD、子育て、産前産後うつ、不妊、傾聴、手話、要約筆記者 としても、サポート ◆出来るだけ希望時間にお応えしたいと思いますが、午前中は毎日 法務があります。 (相談は、hasunohaオンライン相談より受付下さい。お寺へのいきなりの電話相談は受けていません。法務が優先なので) ◆一人で悩まないで。待っていますね(﹡´◡`﹡ )

死にたいという思いは誰にでもある

(編集部より。投稿の一部を変更しています)

あなたの過去の相談内容も読ませていただきました。
そしてなぜか、顔も知らないあなたのことを愛おしく感じました。
あなたも実は、自分自身のことをそう感じているのではありませんか。
お母さまが心配されるので、希死念慮があることを伝えるのはやめておましょう。
それよりも、あなたの心をずっと支配してきた希死念慮に手綱をつけて、それを強く握りしめてください。
人間として生きることは大変な作業です。
死んでしまいたいという思いは、誰もが多かれ少なかれ感じることです。
私自身もそうですが、多くの人々が小さな喜びを噛み締め、それをつなげて毎日を暮らしているのではないでしょうか。
小さな喜びが、ときに中くらいの大きさに膨らみ、さらに大きくなって幸福へと成長することもあります。
「ものごとは心にもとづき、心を主とし、心によってつくり出される。」
凡庸なアドバイスですが、すべては心の持ちようです。
それともう一点、あなたは大学時代に、プロフィールに書かれている診断を受けたということですが、あなたの文章からはそんな様子がまったく窺えません。
その診断については誤診のケースも少なくなく、本来なら治らないはずが治ってしまったという話も聞きます。
私は精神医学の専門家ではありませんが、もし病名があなたの心を縛る鎖となっているのなら、再度の診断をおすすめします。

2025年9月27日 18:57
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有り難し
おきもち

社会人生活を長年送った後、曹洞宗の僧侶となりました。仏教の教えの一つ一つが、かつての私自身の場合がそうだったように、相談者の皆さんの生き辛さの解消につながるものと信じています。愛知県内にご住職のいないお寺がありましたら、ぜひご紹介ください。

ご相談なさってみて受け止めて頂きましょう

拝読させて頂きました。
あなたは以前から希死念慮がありお母様にそのことを伝えようかどうか迷っているのですね。お母様との会話の中でも言葉のはしばしにそれとなく出てしまっているのかもしれませんね。詳細なあなたやお母様のことはわからないですけれど、あなたのそのお気持ちを心よりお察しします。
そうですね、言い出すことが望ましいのかどうか判断に迷いますよね。とはいえ会話している中であなたのお考えはそれとなくお母様にも伝わっているかもしれません。直接的にお伝えしていなくてもなんとなくそれらはわかっているかもしれません、或いは全く感づいていないのかもしれません。なかなか難しいところですね…。
例えばあなたの信頼できる方やカウンセラーさんにあなたのその思いをお話しなさってみてご相談なさってみてもいいかもしれません。第三者としてどうお考えなさるのかはわからないですが、あなたのお気持ちを受け止めて頂きながらご意見やアドバイスを受けてみてもいいかもしれません。
或いはここでも個別にご相談なさってみても宜しいのではないでしょうか。オンライン相談することの出来るお坊さんもいらっしゃいますから、あなたが相談して診たいと思うお坊さんに事務局を通してお申し込みなさってみてはいかがでしょう。
あなたの中で抱えているよりもあなたのその思いも含めてご相談なさってみて下さいね。
あなたのその思いを第三者の方に相談して受け止めて頂き、ご判断なさって頂きますように、あなたが様々なアドバイスやサポートを受けて心穏やかに毎日を生き抜いていかれますように切にお祈りさせて頂きます。至心合掌

2025年9月27日 14:21
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有り難し
おきもち

個別相談可能
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラーメンが有名な処です。)これからも皆様のご質問に対して誠心誠意回答させて頂きたいと存じます。まだまだ修行中の身ですので至らぬ点あろうかとは存じますが共に精進して参りましょうね。お寺にもお気軽に遊びに来てください。
ご相談は朝から午後5時まで受け付けております。 人間関係や恋愛のお悩み、自殺願望、大切な方の死に直面した苦しみなど、どんな内容でも構いません。一人で抱え込まずに、ぜひお辛いお気持ちを吐き出してください。 仏様や神様、ご先祖様は、いつもあなたを見守り、聞いてくださっています。あなたが少しでも穏やかな気持ちになれるお手伝いをさせていただきます。

遺族は「なぜ言ってくれなかったのか」と言う

私は、仮にあなたが黙って自死した場合には、遺族は「なぜ何も言ってくれなかったのか」と言う可能性が高いと思います。
また、希死念慮が「うつ」等のメンタルヘルス不調の症状である場合もありますので、体調不良かも知れない現象が起きているとき、それを家族に話すことは自然なことだと思います。
ですから私としては、ご家族にお話なさった方が良いように思います。
それを踏まえて。あなたなりにメリット・デメリットを比較検討してみましょう。

2025年9月28日 8:51
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有り難し
おきもち

がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四十代男。 仏教は、悩み苦しみを制御したり消したりするための教えです。まだまだ未熟者の凡夫ですがよろしくお願いします。

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