嫁姑問題で実父母が義父母の家に訪問する
嫁姑問題のもつれで、実父母が義母の家で話し合いをすると言い出しました。私の家の流儀に従うよう関係を修復しなければならないと一点張りです。流儀というほどの大家ではございません。ただ、実母も嫁姑問題に悩み、また不用意な発言で友人関係をも壊したことがあると実父は言っておりました。
ちなみに修復といっても、義母側からは何の改善提案もなく、一方通行です。要求してもダメでした。
この件で妻もかなり参っていますし、義母(義父は亡くしている)もそれほど精神的に強い人ではありません。
義父母側は大らかな家族で、ひとまず、「関係の良い二人であり、見守りませんか?」と言うように義母に先に入れ知恵し、これ以上の実父母の暴走を止めようと思っています。でもこれで止められるか不安です。
ちなみに義父は昨年暮れに亡くなっており、義父の葬儀も家族+その夫孫までとしていたのに押しかけようとしました。その時は私が全力で止めました。
私と妻の関係はとても良好です。よほどのことを起こさぬ限り、意地でも守り切る次第でいます。
お坊さんからの回答 3件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
上手く立ち回りながら、自分スタイルを貫く。夫婦の結束が重要
なんだか、余計にややこしくなる予感がします。
嫁姑の何が問題になったのでしょうか。
流儀… 〇〇家ではこうです!というものがあれば、お母さんはそれを大切に貫かれたらいい。
ですが、嫁には嫁の、姑には姑のやり方があるのですから、互いに口出しをせずに、思いやりと尊重でお付き合いしてほしいものですよね。
この調子では、何においても、しきたり!だと親は話を持ち出してくるでしょう。
それは、嫁にだけ強いるものでしょうか。しきたりは、夫である あなたも同じように引き継いでいくべきなのか、または新しいスタイルで確立していく柔軟性があっても良いのではないか。
私は、嫁として寺を護り支えてきましたが、時間をかけて、周りを味方につけて、信頼を得て、今 住職としての責務に就いています。
我慢をしてストレスを溜めるよりは、上手く立ち回りながら、自分スタイルを貫いたら良いと思いますよ。そこには、夫婦の結束が重要です。
どうぞ、しっかり踏ん張って、幸せを邪魔されないように。応援しています。
プライドの煩悩は自他の悩みを増やす
「流儀」への執着はプライドの煩悩の一種であり、そのような煩悩は自分と他人の悩み苦しみストレスを増やす原因になります。
あなたの父母は、プライドの煩悩を守るために家族を不仲にしても良いと考えておられるのでしょう。
それは、仏教的にはとても愚か(不器用)な行動なのです。
執着を手放しゆるーく仲良く暮らした方が良いと、父母に提案してみてはどうでしょうか。
お坊さんに意見を求めたらそのような回答があったと、私を悪者にしていただいてけっこうです。
なお、欲・怒り・怠け・プライド等の煩悩は悩み苦しみや失敗の原因になります。
ご家族は、お互いの煩悩をときには許しあい、ときには煩悩に負けないように叱咤激励・注意喚起しあう必要がありますね。
「欲・怒り・怠け・プライドは煩悩。煩悩は悩み苦しみの原因」という認識をご家族で共有なさってはどうでしょうか。
また、怒りは6秒で冷める等、アンガーマネジメントを意識してみても良いと思います。
お互いのことを尊重しましょう
拝読させて頂きました。
あなたや奥さんやご家族の皆さんがそれぞれに家族関係で悩んでトラブルになってお困りなさっておられるのですね。詳細なそれぞれの考え方や生き方や価値観ややりとりは分からないですけれども、あなたや奥さんがとても困っておられることは伝わってきます。お気持ち心よりお察しします。
今更ではありますが私達は誰一人として一人きりでは生きていくことはできません。当たり前ですけれども私達はお互いのことを思いやり助け合いながら生きていくことがとても大切だと思います。それぞれに生き方や考え方があるでしょう、その中で尊重し合い尊敬し合いながら生きることできれば幸せだと思います。
先ずはあなたと奥さんがお互いのことを思いやり助け合いながら生きていきましょう。それから親や周りの人達とコミュニケーションを取りお互いのことを尊重し合い思いやりの気持ちを持って接していきましょう。それもできる範囲でいいかと思います。
親があれこれと自分の主張を押し付けてきたら、丁重にお断りなさってもいいのです。
あなたや奥さんや皆さんがお互いのことを本当に大切に思い、お互いのことを尊重し思いやり助け合い、皆さんが心から幸せに生き抜いていかれますように切に仏様や神様や皆さんのご先祖様にお祈りさせて頂きます。至心合掌
質問者からのお礼
アドバイス本当にありがとうございます。
大切な妻です。でもきっとすごく苦しいと思っていると思います。寄り添ってあげれる人は、私しかいない気持ちで妻に接したいと思います。
かたや実父母も私を産んでくれた大切な人でもあります。いろいろモヤモヤが拭えないところもありますが、その自覚を持って緩く生きようと思います。



午後から夜の時間帯は都合がつきやすいです。
◆こちらから、無理に聞き出すことは致しません。
言いにくいこと、言えない気持ちも大切にします。あなたのお気持ちのままに、ゆっくり待ちながら、その気持ちを大切に受け止めたいと思っています。
◆自死で大切な人を亡くされたり、死別により 死が受け入れられなかったり、心の整理がつかない方へ。30分ずつでも、オンラインで定期的に気持ちに向き合っていきませんか。吐露したり泣ける時間も、大事なグリーフケア 。
◆個別電話ってドキドキして勇気のいることだけれど、声が届くから、聞こえてくるから、ちゃんと繋がっているようで、そばにいるように安心出来ることもあります。
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◆出来るだけ希望時間にお応えしたいと思いますが、午前中は毎日 法務があります。
(相談は、hasunohaオンライン相談より受付下さい。お寺へのいきなりの電話相談は受けていません。法務が優先なので)
◆一人で悩まないで。待っていますね(﹡´◡`﹡ )