嫁姑問題で実父母が義父母の家に訪問する回答受付中
嫁姑問題のもつれで、実父母が義母の家で話し合いをすると言い出しました。私の家の流儀に従うよう関係を修復しなければならないと一点張りです。流儀というほどの大家ではございません。ただ、実母も嫁姑問題に悩み、また不用意な発言で友人関係をも壊したことがあると実父は言っておりました。
ちなみに修復といっても、義母側からは何の改善提案もなく、一方通行です。要求してもダメでした。
この件で妻もかなり参っていますし、義母(義父は亡くしている)もそれほど精神的に強い人ではありません。
義父母側は大らかな家族で、ひとまず、「関係の良い二人であり、見守りませんか?」と言うように義母に先に入れ知恵し、これ以上の実父母の暴走を止めようと思っています。でもこれで止められるか不安です。
ちなみに義父は昨年暮れに亡くなっており、義父の葬儀も家族+その夫孫までとしていたのに押しかけようとしました。その時は私が全力で止めました。
私と妻の関係はとても良好です。よほどのことを起こさぬ限り、意地でも守り切る次第でいます。
お坊さんからの回答 1件
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プライドの煩悩は自他の悩みを増やす
「流儀」への執着はプライドの煩悩の一種であり、そのような煩悩は自分と他人の悩み苦しみストレスを増やす原因になります。
あなたの父母は、プライドの煩悩を守るために家族を不仲にしても良いと考えておられるのでしょう。
それは、仏教的にはとても愚か(不器用)な行動なのです。
執着を手放しゆるーく仲良く暮らした方が良いと、父母に提案してみてはどうでしょうか。
お坊さんに意見を求めたらそのような回答があったと、私を悪者にしていただいてけっこうです。
なお、欲・怒り・怠け・プライド等の煩悩は悩み苦しみや失敗の原因になります。
ご家族は、お互いの煩悩をときには許しあい、ときには煩悩に負けないように叱咤激励・注意喚起しあう必要がありますね。
「欲・怒り・怠け・プライドは煩悩。煩悩は悩み苦しみの原因」という認識をご家族で共有なさってはどうでしょうか。
また、怒りは6秒で冷める等、アンガーマネジメントを意識してみても良いと思います。