両親との関係性回答受付中
幼少期に両親から暴力や暴言など虐待を受けて育ってきました。
母親は失敗してほしくないという思いから過干渉になり、自分の望む道でなければ育てないと言われ続けて育ちました。
今は社会人となり一人暮らしをして過ごしており、実家はすぐ帰れる距離ですが2.3ヶ月に1回帰る程度です。
帰るとご飯を沢山作ってくれたり、普段一人暮らしで疲れているだろうからと色々としてくれます。
母親からは今までのことを謝罪され、ずっと申し訳なかったと言われます。
そう言われるようになってから両親も虐待を受けていたことや背景を知って恨む気持ちも無くなり、ほとんど何も思わなくなりましたが、今までは絶縁状態になりたいと思っていたのが、思わなくなってから距離感が分からなくなってしまいました。
今まで何をするにも許可を得ないといけなかったので、何をするにも両親に聞かないといけないのかもしれないという気持ちに駆られるようになりました。
今お付き合いしてる人とも同棲も考えていますが、そうゆうことも報告しないといけないのか、でも報告したら面倒事になりそうなど色々考えて悩んでしまいます。
両親との距離感はどう考えていったらいいのでしょうか
お坊さんからの回答 4件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
あなたの人生は、誰の許可も要らない。あなたが選び決めたらいい
あなたの人生だから、誰の許可も要らないのよ。恋人であっても、親であっても、あなたの人生を決めてはいけない。あなたの人生は、あなたが歩くもの。
周りはね、味方でいたり、協力者でいたり、一緒に歩いてくれたりするけれど、あなたの人生を誰かが変わることはできないの。
つまり、あなたは自分の人生を決め、自分で責任を持つということ。
確かに親は、他人以上にあなたを想ってくれるでしょう。あなたより、先に生きてもいる。でも、親の人生に正解も間違いもなく、あなたの未来が見えるわけでもない。
あなたは、もう成人。自分の生き方は、自分の進みたいように。わからなくてもいい。みんな周りもそう。手探りでも、恐れずに、楽しめるように。だって、あなたには恋人もいる。一緒に歩いてくれる人がいるのだから、心強いじゃない。
親との距離は、あなたが決めればいい。ただ、親の意見に振り回されないように。自分のことは、自分で決断をね。
親はね、子どもが自立したら子離れして、自分たち夫婦で生きていかなきゃ。子どもに構わず、親の人生、親の楽しみ、親のコミュニティを持っていただく。それが、親のこれからの生き方なのだからね。何の心配もなく、あなたは、あなたの時間を大切にね。
多少の失敗は、いいや。
こんにちは。「距離感をどうすれば?」とのお尋ねです。ただ、私の持つ語彙だと、「付かず離れず」といった、ナニソレ?となりかねないものしかないです。あるいは逆張りとして「一切気にしない」。これまた不安にはなるように感じます。
なので、視点を変えて「多少の失敗は気にしない」という方針は如何ですか。お母さんの「失敗してほしくない」は、おそらく受け入れていると思いますので、そこを少し緩めては如何、という訳です。
但し、「失敗とは何か、どういうことか」も、形づけておいた方が良さそうです。例えば「失敗とは、思い通りにいかないこと」は妥当かしら?恐らくお母さんは「この私の思い通りにしなければ」という原則であなたにチョッカイしていたのでしょう。
ということで。色々と自己判断でやってみて、そのあとの結果について「これはうまくいったな」「これはまぁ、不成功の発見だな(byエジソン)、と整理する」事を積み上げては如何でしょうか。
何が、あるいはどういう態度か、お二人にとって最適なのかは、現時点では未定です。今後の2人の行動と反応の積み重ねが、最適点を徐々に見せてくれるでしょう。今回、謝ってくださったとの事ですが、それで事態が一変するか?も保証はありません。時間をかけて共に歩んでいくのが、親子の姿を見てだと思います。
両親との距離感は臨機応変に。近すぎず遠すぎずで。
はじめまして。僧侶の釋聴法と申します。
僧侶として、あなたの心の歩みに深く敬意を表します。幼少期の辛苦を乗り越え、お母様を許されたという境地は、並大抵の努力で辿り着けるものではありません。それはあなた自身が、過去の束縛を解き放ち、自由を求めて一歩踏み出した証拠です。
今後の距離感についてですが、仏教には「中道(ちゅうどう)」という教えがあります。これは、極端に偏らず、自分にとって最も調和の取れた道を選ぶ智慧です。
①「許すこと」と「元通りになること」は別です。謝罪を受け入れ、恨みを捨てたからといって、無理に「仲の良い親子」を演じる必要はありません。許しとは、相手の過ちを自分の心から切り離すことであり、あなたが再び傷つくリスクを負うことではないのです。
②「慈悲」の心を自分に向ける。今はご両親への慈悲よりも、まずは自分を慈しむことを優先してください。会うこと心が沈んだりするならば、それは仏様が「まだ距離を置きなさい」と告げているサインです。
物理的な距離は保ったまま、折に触れて近況を報告する程度の「心地よい疎遠さ」も、一つの親孝行の形です。あなたの心が穏やかでいられる距離こそが、今の正解です。具体的には、今のまま(2.3ヶ月に1回帰る程度)で良いと思います。
ご両親に同棲を始めたいと相談したり許可を得る必要はありません。もう1人の大人なのですから。(あなた様が強く望んでいるのであれば別ですが、意見が対立する可能性が高いと思います)
ご両親による「虐待」の原因は分かりませんが、多くのケースで「虐待の加害者」は過去に「虐待の被害者」であることが見られます。今後、結婚をしてお子さんが生まれてきた時には健全に育ってもらいたいですよね。そのためにも、あなた様が自分自身を労わって、心に余裕が持てるようになることが大切です。それによって家族に優しくできるようになります。そのように良い循環をつくりましょう。
拝
縁起寺 釋聴法
あなたの人生を大切に生きて下さい
拝読させて頂きました。
あなたとご両親との関係や今の状況について読ませて頂きました。あなたが両親との関わりや距離感について悩んでおられることとても伝わってきます。お気持ち心よりお察しします。
なるほど…今までそのように育ってくるとどうしたらいいのかと悩んでしまいますよね…。今の両親の考えやあなたに対する姿勢がどうであるのかなかなかわからないところですけれども、もしかしたら過干渉になってあれこれと意見されたり命令されてしまうこともあるのかもしれませんよね。
あなたはもう成人なさってあなた自身でご自分の生き方や生きる道をご選択なさることできるでしょうし、あなたが好む方とお付き合いなさったりご結婚なさることできます。
ですからご両親にムリにご説明なさったりご報告なさったり、許可してもらう必要はないかと思います。
お付き合いなさって同棲なさるにしてもご両親から許可してもらわなければならないわけではないと思います。お話しなさって参考までにご意見を伺ってみるのもありかもしれませんが、自分の意思やお気持ちを大切になさって下さいね。
あなたがこれからの未来をあなた自身大切な人と一緒に話し合い尊重し合い、あなた自身の未来を豊かに充実なさって生きることできますように、沢山の方々に見守られて皆さんと幸せな人生を生きることできますように切に祈っております。
そしてあなたを心より応援させて頂きます。



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言いにくいこと、言えない気持ちも大切にします。あなたのお気持ちのままに、ゆっくり待ちながら、その気持ちを大切に受け止めたいと思っています。
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(相談は、hasunohaオンライン相談より受付下さい。お寺へのいきなりの電話相談は受けていません。法務が優先なので)
◆一人で悩まないで。待っていますね(﹡´◡`﹡ )