門徒さんとの関係
こんにちは 浄土真宗のお寺の坊守です。
ある門徒さん(女性)への対応についての相談です。
先日お彼岸の法座がありお斎(おはぎ)づくりをしました。
その門徒さんは最近1月ごろに妹さんを亡くされたばかりですがお手伝いに来ていただけました。不幸があってから初めてお会いするのでお悔みを伝えるつもりで来られてすぐにお話しようと思ったら30分ほど姿がなく、気が付いたら戻られていてお斎づくりをされていました。私も坊守としての仕事とお斎づくりの手伝いでてんやわんやしてしまいタイミングを失っていました。後でゆっくりお話ししようと思っていましたが、急にその方から呼び止められ「私に何か言うことはないんですかっ(怒)ひどいじゃないですか!そのつっけんどんな態度はなんですか!!」と感情的に迫られました。周囲にお斎の準備をされている婦人会の方もいらっしゃったのですが私も悪かったと思ってすぐに土下座をして謝罪しました。「申し訳ございませんでした。のちほどゆっくりとお話を伺うつもりでしたがすみません」といったのですが彼女の怒りが収まらず、ボロボロと泣きながら「あなた、お寺の人間なのに配慮がなさすぎます。坊守失格です」と言われました。みんなの前でそういうことをいわれたのと泣かれたら、ああ、私は悪者になってしまった感覚におちいり、「ではもう坊守はやめます」と言ってしまい、その場を立ち去ってしまいました。その状況をすぐに住職に伝え、もう出ていきますと言ってしまって、その日のお斎の手伝いもできず、法座にも参加しませんでした。部屋に籠ってしまい頭が痛くなり動悸が激しくなり住職に戻るよう言われても無理でした。
その方は70代ですが未婚で子供さんもいないからか何かあると住職に相談されます(それも住職の業務ですが)亡くなられた妹さんの家族は別の宗派(真言宗)なのに御勤めはどうしたらいいか、お布施はいくら払えばいいか?など色々きかれたようです。また過去にも私の坊守としての仕事に批判的なことをいわれます。仏飯の盛り方がおかしい(そんなにご飯を盛るのはどうかと思う)等とかです。
仏婦役員をされているので丁寧に受け答えするしかないのですが。
長々と書いてしまいましたが今後の対応の仕方、まずはお悔みを言えなかったことの謝罪の仕方などご教授いただければと思います。お手紙がいいでしょうか?
どうぞよろしくお願いします。
京都市出身。両親を続けて亡くしました。現在は山口の田舎の貧しい寺の坊守をしています。
お坊さんからの回答 3件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
対等な関係。いつも通りに接して。心遣いを、それでいいのです。
土下座だなんて、そんなことまでしなくてもいいのですよ。その方が、あなたに声をかけてほしかったタイミングがあったのだと思いますが、だからといって 謝っているあなたに対して、あまりにも心無い言葉は、傷つきますよね。
過去の質問も読ませていただきましたが、あなたはいつだって一生懸命に努めておられますよ。あなたが、ご門徒さまを想っていらっしゃることはちゃんと伝わってきますし、お斎づくりの時になかなか丁寧にご挨拶をする個別時間を取れないのは、場を見ていればわかることじゃないですか。それなのに、悲しみや辛さの気持ちを、何も言えない坊守のあなたにぶつけて、その立場を追い込むなんて、あまりにも非情なこと。
ですが、その方が泣かれたのは、あなたを責めているように見えても本当は(私は悲しい。こうしてお寺に来るのもまだしんどかった)という気持ちを秘めているように思え、あなたを責めることで 自分の感情が溢れてこられたように見えます。
でもね、いくら辛くても、言いっていいことと、言ってはならないことがありますよね…。
今回の件ね、誰が悪いということではなく、お互いに配慮が十分でなかったと思うのです。
「坊守」は、あなたらしくあることで良いのですよ。まわりの坊守像に作られていくのではなく、あなたが形にしていけばいいのよ。あなたは、素晴らしい坊守さまですよ。
やめますと言って、法座にも出なかったのも、好感が持てます。ここまで言われて、黙っていることはない。あまりな理不尽さに、無言の意思表示があってもいい。門徒も坊守も、対等ですよ。あなたの尊厳は守っていいの。悔しかったわね。悲しかったわね。知らない土地で、味方のいない環境で、よく頑張っている。こんなことがある度に、家出してやろうか、実家へ帰ってやろうか、私の居場所なんてないって、思っちゃうよね。
私も辛かったときは、そう思ったものでした。いろんなことがありましたけれど、阿弥陀さまに守られていることも感じるの。だから、こうして頑張れています。
一年一年と強くなっていけるからね。寺族女性として一緒に頑張りましょう。時に愚痴を言い合いながら。負けないで。こちらからエールを送りますね。
謝罪ですが、何度も言う必要はありませんよ。あの時もう謝ったではありませんか。様子を見ながら、いつも通りに接していきましょう。心遣いを、それでいいのです。
そんなに悪いことをしたとは思えません。
日々、多方面に気を遣われているのだろうという事が、文面から伝わってきます。お疲れ様です。
ご門徒さんへの対応ですが、そもそも、土下座しなければならないほど悪いことをしているようには思えません。
配慮が必要であることには違いないでしょうが、坊守として他の役割を果たしている中で、ひとりのご門徒さんに手厚くできなかったからといって、大勢の前でモラハラを受けるいわれはありませんし、ましてや「坊守失格」だと言われる筋合いはありません。
これは「カスタマーハラスメント」だと思うのですが、ご住職はどのように仰っていますでしょうか。
土下座して謝罪しているので、これ以上の対応が必要とは思えないのですが、もともとの関係性があるかとも思うので、ご住職に相談して、対応を決めるのがよいと思います。
くれぐれも、おひとりでなんとかしようとせず、ご住職と力を合わせて対応してください。
どこのお寺でも多少はあると思いますが、僧侶に対してはあまり意見を言わない(言えない)方も多いのです。だからその分、坊守や寺務の従業員に言ってしまう方もいます。
クレームの矢面に立っていることをご住職に伝え、このままではツラいので、対応を一緒に考えて欲しい、と相談してみてください。
あなたはお寺やご門徒(ましてや前住職や坊守)の奴隷ではないので、自分の仕事に自信をもって、堂々としていられるよう、ふるまっていてください。
やはり住職と一緒に謝りに行くのがいいと思いますよ。「先日は頭の中がパニックになって取り乱してしまいすみませんでした。本当に悲しいのは〇〇さんなのに十分な配慮ができずすみませんでした。」と。
また厳しいこと酷いことを言われるかもしれませんが耐えてくださいね。
門徒さんは家族を亡くされ平常心では無いのです。この状態をグリーフといいます。
グリーフの時は大きな悲しみが怒りとして現れることもよくあるのです。私たちができるのは受け止めることだけなのです。
悲しみや怒りや落ち込みが大きいのはそれだけ「大切な人だったんですね」と受け止めるしかないのです。
何年かすればグリーフも落ち着いてくると思います。どうか門徒さんを許してあげてくださいね。
あなたは坊守としてよく頑張っています。あなたの対応も当然のことです。自分を責めないでくださいね。過去の自分を許してあげてくださいね。



午後から夜の時間帯は都合がつきやすいです。
◆こちらから、無理に聞き出すことは致しません。
言いにくいこと、言えない気持ちも大切にします。あなたのお気持ちのままに、ゆっくり待ちながら、その気持ちを大切に受け止めたいと思っています。
◆自死で大切な人を亡くされたり、死別により 死が受け入れられなかったり、心の整理がつかない方へ。30分ずつでも、オンラインで定期的に気持ちに向き合っていきませんか。吐露したり泣ける時間も、大事なグリーフケア 。
◆個別電話ってドキドキして勇気のいることだけれど、声が届くから、聞こえてくるから、ちゃんと繋がっているようで、そばにいるように安心出来ることもあります。
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◆出来るだけ希望時間にお応えしたいと思いますが、午前中は毎日 法務があります。
(相談は、hasunohaオンライン相談より受付下さい。お寺へのいきなりの電話相談は受けていません。法務が優先なので)
◆一人で悩まないで。待っていますね(﹡´◡`﹡ )