hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

離婚と言われました回答受付中

回答数回答 1
有り難し有り難し 2

10年連れ添った主人に離婚と言われました。私たちには子供がおらず、猫2匹と暮らしています。主人はもう何年も前から私に対して性的やロマンチックな感情はなく、結婚生活はそうあるべきでは無いと考えているようです。私は、猫たちを子供の様に育て主人とも仲良く親友の様な関係でいいなと思っておりました。私自身も主人に対してはそういったロマンチックな感情は無く、安心できる家族と思っておりました。以前から何度かそう言った離婚だという話は出たことがありましたが、なんとなくはぐらかして今回ついに真剣な話になりました。私は今住んでいるところで有難い事に正社員として働いており、友達にも恵まれているので離婚したあともこの地に残ろうと思っております。しかし、この先も主人とずっと暮らしていくのだろうと思っていたので、この10年が無駄だったのでは無いか?こんなことで離婚?私ってそんなに不出来?と思ってしまいます。なんというか女として烙印を押されてしまったような気にすらなります。主人に対してなんの未練もないかと言われれば無いとは言い切れないのかもしれないですが、離婚することは特に嫌ではありません。頭の中がぐるぐるして何から手をつけていいのか毎日悶々としています。
この先どういった心持ちで生きていけばよいでしょうか?主人はすぐにでも私に出ていって欲しいと考えている様で私に対する態度がいい日と悪い日でまちまちです。。
恥ずかしいのと悔しいので、親にもまだ言えずにおります。。。

2026年5月13日 22:17
この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

人生は、予定通りにはいかないけれど

ご相談いただきありがとうございます。

ミーノさんは今、「離婚が嫌で仕方ない」
というより、「自分の人生そのものを否定された感覚」
に苦しんでいるのだと思います。

10年という時間。

一緒に暮らし、
猫を育て、日常を積み重ねながら、
「この人とこのまま歳を重ねていくんだろうな」
と思っていた。

だから突然、「夫婦として違う」と言われると、
今までの時間そのものを否定されたように感じてしまったんですね。

しかも今回、ご主人が言っているのは、
「嫌いになった」というより、
「夫婦として求める形が違った」に近いように感じます。

ミーノさんは、「家族のように安心できる関係」を想っていたが
ご主人は、「男女としての感情やロマンチックさ」を求めていた。

つまりこれは、「どちらが悪い」というより、
「夫婦観のズレ」だったのかもしれませんね。

そして、ミーノさんの感じている
「この10年は無駄だったのでは」…。

私は、無駄だったとは思いません。

人間関係は、最後まで続いたかどうか
だけで価値が決まるわけではないと思います。
一緒に笑った時間。安心できた日々。支え合った生活。
そんな些細な時間があったとしたら
それは、離婚した瞬間に全部消えるものではありません。

ただ今は、ご主人の態度が揺れることで、
かなり心が削られていると思います。

だからまずは、「今、自分の心をどう守るか」
を優先していい時期なのだと思います。

焦って前向きにならなくていいです。

悔しい。寂しい。情けない。
そういう感情が混ざるのは当然です。
でも、「離婚=人生失敗」ではありませんよ。

人生は、
思い描いた形から外れることが多くあります。
ですがその先に、
新しい生き方や安心を見つける人もいます。

だから今は、「私はダメだった」

ではなく、「私はこれから、どう生きたいのか」を、
少しずつ考えていければいいのだと思います。

10年を、“失敗だった時間”で終わらせるのも
生かせるのもミーノさんご自身です。
是非、その10年を認めてあげてください。

2026年5月14日 11:10
{{count}}
有り難し
おきもち

山の中の小さなお寺の住職と児童福祉施設で働いております。 毎日いろんな出来事がありますが、そのたびに、「仏教って、生きる力そのものなんだなぁ」と感じる瞬間があります。 ハスノハを始めたのは、友人の僧侶が青空説法で、人の悩みにまっすぐ寄り添っている姿を見たのがきっかけでした。 「自分にも、こんなふうに誰かの心に光を届けることができないだろうか」 そんな思いから、この場に身を置かせてもらっています。

煩悩スッキリコラムまとめ