内縁の夫が亡くなりました
夫は37歳でした。
夫との間に3歳になる娘がいるので落ち込んでばかりもいられないとは思っても、涙が止まりません。
まるで殴られた様な目蓋になってしまって、外出も極力したくありません。
去年から寝た切りになっていた夫のお世話と育児が、生活の全てだったので、何をしたらいいか分かりません。
時間が経てば経つほど悲しくて寂しくて頭がおかしくなります。
生活保護を頂いての生活なのでお別れも簡易なもので、お経を読んでもらうとか、戒名をつけてもらうとか、
そういった事ができていないのも申し訳ないと落ち込んでしまいます。こういう場合私ができる事はなんでしょうか?
彼には近しい身内が居なくて誰とも悲しみを分かち合えないのも、辛いです。
早く元気になりたいです。助けて下さい。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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ご供養します。お布施は入りません!
特に先祖代々のご宗派やご指定がなければ拙寺でご主人まさのご供養をいたします。法名=戒名をお付けし、位牌プレートという形になりますが、謹製してご自宅にお送りします。お寺のお問い合わせ先にメールを送ってください。お布施は固くご辞退いたしますので、本当に結構です。坊主はお経を唱えるのが仕事ですから。また、拙寺の檀信徒名簿に記帳させていただき、末長く供養いたします。こちらで知り合えたのも何かのご縁、仏さま、ご主人さまのお導きですよ。もう大丈夫!
お子さんを抱えてこれからも大変なことだと思いますが、仏様やご主人さまが見守っていますよ。あなたは守られています。これからはうまくいきますよ。供養はご自宅でお写真とお位牌にお手を合わせて、日々の感謝を捧げるだけで十分ですよ。手が空いた時にお家の中を掃除して綺麗にしてくださいね。それが供養です。供養とはおもてなし、真心ですよ。毎日のことをご主人に語りかけてください。辛い時も喜びの時も仏さまもご主人もあなたのそばにいますよ。
どうかお幸せに!お幸せに!浄光寺
追伸
あなたさまのお気持ちだけで十分ですよ。愚僧ですが坊さんになった甲斐がありましたよ。坊主も檀信徒の皆さまから生かされているんだなと痛感いたしました。
浦上先生、ご助言ありがとうございました。本当に素晴らしい回答です!今後ともよろしくお願いします。
追記
本日5月21日土曜日、月忌法要を執り行い、阿弥陀さまのご尊前に新入壇のご報告をいたしました。併せて、匿名にてご懇志を賜りました篤志家の方に心より厚く御礼申し上げるとともに御尊家の皆さまのご多幸をお祈りさせていただきましたことをご報告いたします。
泣いて、泣いて
ひらまつさま
37歳の若さでご主人を亡くされたとのこと。
想像を絶する悲しみの中にあるのではないかと拝察し、そのお気持ちを想うと私の胸も締めつけられるように苦しくなります。
その頭がおかしくなるような悲しみに、必死に耐えていらっしゃるのではないでしょうか。
昨年から看病と育児が生活の全てとありました。また、ご主人と出会ってから何年もの年数を一緒に過ごされたのではないかと存じます。ですので、そうそう短い間に気持ちを切り替えたり出来なくて当然だと思います。
周囲の方は、ひらまつさんを心配したり、嘆き悲しむ様子を見たくなくて「あんまり泣いてばかりだと彼も心配するわよ」とか「お子さんがいるんだから、しっかりしなきゃダメよ」などと言うかもしれません。
でも、もし彼と5年の月日を過ごしたのであれば、5年間 涙を流していてもよろしいのではないですか。それは誰にも責めることが出来ないことだと思います。泣いて泣いて、泣き尽くすことも大切だと、私は思います。
私も亡きご主人を心に思い浮かべ、またひらまつさんのお気持ちがいつか晴れるようにと念じながら、仏さまに手を合わせます。
しかしそれ以上に、浄光寺の三浦さまがご供養していただけると請け合って下さいました。私も思わず「有り難し」を押しました。
お礼に「さらに涙が増えました」とありましたが、今までの涙と今日流した涙は、もしかしたら温度が少し違って、暖かい涙になっていたのではないでしょうか。
余計なことをひとつ申し上げます。
三浦さまは「お布施は固くご辞退します」と仰いました。その言葉に嘘偽りはありませんので、どうぞ今は甘えて下さい。
でもいつか……5年後でも10年後でも結構です。リンゴひとつだっていい。浄光寺の仏さまに何かお供えをなさってはいかがでしょうか。
どんなに大金を包むよりも、あなたが元気にお参りされれば、何よりの恩返しになるかと存じます。
>三浦さま
余計なことを申し上げ、すみませんでした。
ご寛恕くださいませ。
★追記
「その時できることをしよう」というお考えは素晴らしいものだと思います。無理のない範囲でお進め下さい。
1歩進む日もあれば、2歩下がる日もあるでしょう。でも、長い目で見て少しずつでも前に進んでいけるよう、お念じいたします (−人−)
質問者からのお礼
ありがとうございます。
こんなに、優しい言葉を掛けていただけることがありがたくてさらに涙が増えました。
実は今日、泣きながら掃除してました。まず、窓を開けたのさえ何日ぶりか分からないくらいです。
大事なことなんですね。
浦上哲也さま
お返事ありがとうございます。
浄光寺三浦さまの言葉と思いに、本当に『光』に包まれた様な気がしました。
泣いて泣いてそれでいいんですよね。「誰の迷惑になるわけでも無いんだから泣いていいのよ」って言ってくれた人もいたんですが、
どうも私の泣きっぷりは、迷惑かけてたようです。お酒を飲み過ぎたり、電話をかけたりと。
でももう、考え方が変わりました。
朝、お掃除したいから早く起きたい。だから夜は早く寝たい。ちゃんと眠りたいから、昼間少しでも外に出て子供と遊ぶ。←まだ2日ですが。
泣いてばかりで何もできない、ではなくて、その時その時、できることをしよう、と思えるようになりました。
写真の周りはキレイにしておこう、とか、
お茶とご飯は毎日お供えしよう、くらいのことですが。
まだ殴られたような目元で、すれ違う人を驚かせてしまって申し訳ないのですが、
外の空気を吸うのは大事だなと思いました。
浄光寺の仏様のところには、いつか、できる範囲のお供えをさせていただきたいと思います。