傷つけてしまいました回答受付中
交際していた女性と別れたことについて、強い罪悪感と迷いがあり、気持ちを整理できずにいます。
彼女は15歳年上で、シングルマザーです。犬を2匹飼っており、自己破産手続き中で、過去にはDV被害によるトラウマもあります。最近は体調も悪く、岩手から千葉に出てきて生活している人です。
出会いはナンパでした。当時の私は自分に自信がなく、「誰かに愛されたい」「交際経験を積みたい」という思いから、軽い気持ちで彼女と付き合い始めました。今思えば、彼女を本当に深く愛していたというより、自分の孤独を埋めるために頼っていた面もあったと思います。
交際は約2年続きましたが、彼女の経済苦から、私がお金の援助やデート代の負担をしていました。しかし、私自身も借金を抱えており、そのことを隠したまま無理を続けていました。次第に生活は圧迫され、精神的にも余裕がなくなっていきました。
経済的にも精神的にも限界になり、電話で感情的になって、彼女を傷つけるひどい言葉を言ってしまいました。そのことを今でも強く後悔しています。あのとき、もっと冷静に話し合うことができたのではないかと、何度も思い返してしまいます。
その後、別れを伝えましたが、「自分は苦しんでいる人を見捨てたのではないか」という罪悪感が消えません。一方で、このまま関係を続けても、自分には支え続ける余力がなく、お互いにさらに苦しくなるとも感じています。
今は、思いやりと執着、責任と罪悪感の違いが分からなくなっています。相手を大切に思うことと、自分の人生を守ることを、どのように考えればよいのでしょうか。自分の選択が間違っていたのではないかという不安もあり、前に進むことができずにいます。
仏教では、このような罪悪感や執着をどのように受け止め、手放していくと考えるのか、お考えをお聞かせいただければ幸いです。
お坊さんからの回答 1件
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自分が溺れかけている状態で、誰かを救い上げることはできない
ご相談から、お相手を深く思いやる優しさと、言葉で傷つけてしまったことへの痛切な悔恨の念が伝わってまいります。ご自身の借金を隠し、経済的にも精神的にも限界まで負担を背負い続けたのですから、感情が破裂してしまったのは、あなたがそこまで精一杯に耐え抜いてこられた証でもあります。どうかご自身をこれ以上強く責めないでください。
仏教では、人間関係をはじめすべての事柄は「ご縁」によって結ばれ、変化すると考えます。お二人の出会いも互いの孤独を癒す大切なご縁でしたが、支え続ける余力が尽きたのであれば、それはまさにそこまでのご縁であったということです。見捨てたのではなく、お互いがそれぞれの道を歩むための節目であったと受け止めてみてください。
「相手を大切にすること」と「自分の人生を守ること」の狭間で悩まれていますが、自らを慈しむことができなければ、他者を誠実に支えることはできません。ご自分が溺れかけている状態で、誰かを救い上げることはできないのです。ご自分の生活と心を整え、自分自身を守ることは決して無責任な逃げではありません。
過去をやり直すことはできませんが、ご自分の限界と弱さを認め、お相手の安寧を遠くから静かに願うことこそが、執着や罪悪感を昇華した誠実な「思いやり」です。まずはご自身を大切に守り抜くことから、次の一歩を踏み出してください。
拝
縁起寺 釋聴法



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◆ついつい他人に辛くあたってしまい、後悔を繰り返す
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