トラウマとの向き合い方について
立て続けに質問してしまい、申し訳有りません。
現在妊娠中であと1ヶ月もすれば亡くなった息子の弟を出産予定です。
息子の急逝からやっと1ヶ月が経ち、
絶望感は少しずつ和らいでいますが、ときどき感情がこみ上げてきて涙することもあります。
何より、出産を控えている次男まで、亡くなった長男と同じように急逝してしまったら…などとトラウマにかられてしまい情緒不安定です。
亡くなった長男の初月忌を終えた最近、怖い夢を見ました。
夢の中では既に出産を終え、赤ん坊を抱っこしている夢でしたが
その赤ん坊が呼吸をしていなかったり、体が硬直して動かなくなったりして
心配に泣き崩れるというものでした…。
なんだか息子が亡くなった時のことを思い出してしまいました…。
度々すみませんが、出産と新しく生まれてきてくれる命との向き合い方について、アドバイスいただけないでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
悲しみに心を奪われないように
小生は5年前に生後2ヶ月の子を突然亡くしました。
また、同じくHiro411さんと同じトラウマに苦しんだものです。
目が覚めれば隣で冷たくなっていた子供
今晩もあの布団に入ればきっと思い出してしまうのでしょう。
(ほら今だって目頭が熱くなってきます。)
でも、とにかくトラウマしょうがないと考えて気に病まない事が一番ですよ
感傷に浸ると傷は大きくなりますから
こまめに気分転換を心がけてください
さてご存知のように仏教には輪廻転生という教えがあり
死を迎えると魂は中有という期間を経て生まれ変わるといいます
この時、前世の業によって動物に生まれるか、虫ケラに生まれるか
はたまた再び人間に生まれるのかが決まります。
前世の業によって生まれ変わるという事は
亡くなったお子様もこれから生まれてくるお子様も
貴女の元に生まれる事を前世の業によって選んでいるともいえるわけです。
亡くなったお子さんもほんの少ししか生きられないと解っていても
貴女方にどうしても会いたくて
それで自分で選んで生まれてきたのです。
考えてみてください
誰かにそんなに思ってもらったなんて
それだけで嬉しい事では無いですか!
小生の場合、そう考えると今でも感謝で胸がいっぱいになります。(目頭が…)
そして次に生まれてくる子供さんもまた
自分の業によって貴女方を選んで生まれてくるのです
当然前に生まれたお子様とは,違う業によって生かされるわけですから
同じく悪い事が起きる事はまず無いと思ってもらって良いと思います。
何も恐れる事はありません。
そして亡くなられたお子様も
自分のために気に病んでいるお母さんの姿など見たく無いでしょう
悲しみに心を奪われないようにね
質問者からのお礼
丸山 晃俊様
心に染みるアドバイスをありがとうございます。
丸山さんご自身も、辛いお別れを体験されたのですね。。
つい最近までは、ただただ絶望のどん底にいましたが、いただいたお言葉を励みに少しずつ気持ちを切り替えるようにしています。私自身生きるモチベーションを取り戻すことができました。
あたたかい応援のお言葉に感謝申し上げます。悲しみに心奪われるのではなく、気分転換しつつ、新しく生まれてきてくれる命を迎えたいと思います。