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心が辛いです。

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有り難し有り難し 25

 いつも、温かいお言葉、相談にのっていただいてありがとうございます。
 
 納得のいく答えなど無いのに、何故か必死に答えを探しており、考えても自分自身が辛く、心がしんどく、苦しいです。
 自死した人にしか、本当の答えは分からないのに、もしかしたら、うつ病のせいで本人も分からないで自死したかも知れません。
 
 四十九日の法要に主人の家族が出席します。呼んだのは私自身なんですが、はっきり言って1度も息子にお線香をあげに来ないご両親達に出席してほしくない気持ちでいっぱいです。主人が亡くなってから1度も連絡が無く来ないと思っていましたので、形式的に来るのなら来ないでほしいです。
  主人の両親達がが来ると分かったら色々と考えてしまい、震えが止まりません。 私は主人の義母や義弟の嫁達から言葉の暴力を受けて、10年近く精神科に通っています。遠出も出来なくなりました。 主人の両親や妹弟達に会う時は、安定剤が手放せません。
 今は自分の心を楽にしたいのは、私のわがままなんでしょうか。
 また、相談にのっていただいてもよろしいのでしょうか?


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

人間の心のなかはお天気とそっくりですね晴れたり荒れたり

取り返せないものは過ぎ去った時間です。
つらいことがあっても嬉しいことがあっても、同じように時が過ぎ去って行きます。
人生模様は天候と同じように、晴れたり荒れたりしますが、人間は晴れだけがよくて荒天はよしとしないところがあります。
病気になると異常なことが起きたように思うのですが、これも人間の普通の姿です。
人間は大なり小なり病気を必ずします。
健康だけが続くと思うのは、お天気が年中晴ればかりのようなもので、あり得ないこととも云えるでしょう。病気は常態なんだともいえます。生死もまた常態だといえます。
悔いが残るような出来事、あなたにふりかかった悲劇はいわば荒天ですが、あり得ることです。
自分にそのような運命が降りかかったときに、どのように受け止められるかということですね。
拒否できないのが運命というもので、悲劇が襲ってきたときは泣き叫んでください。
泣き叫んでもがいて浄化してください。
泣くことで浄化されてまた自分を見つめ直して、時間がかかっても必ず通り抜けるものです。
ご主人の家族が法要に来られたら、ご主人に代わって心からご両親にお詫びしてあげてください。それがご主人の霊をも慰めてあげられることと思います。
そうすることで、あなたも嵐の荒天から晴れ間へとご主人が守って導いてくださることでしょう。
不平不満を心に抱いて接していては、あなたの心のなかの荒天は決してやむことはないと思います。ご自分が晴れに変わることで、すべてが変わってきます。
しずかに過ぎた刻を思いだしながら、ご供養してあげてください。

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有り難し
おきもち

山内 宥厳
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質問者からのお礼

磐余山 東光寺 内山宥巌様温かいお言葉ありがとうございます。
 今は泣くだけ泣き、全てを受け入れる事は無理でも徐々に受け入れていきたいと思います。
 法要の時は、なるべく不平不満を持たずに接する事が、できたら良いと思いました。
 思い出を大切にして、晴れに変われるように努力していきたいと思います。
 ありがとうございました。

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