大好きな祖父が
先日大好きな祖父が亡くなりました。
今日告別式を無事に終えました。
でもまだ祖父の死を受け入れられません。
近い親族の葬式に参加したのは今回が初めてです。
今すぐ会いたくて。話したくて。心細くてたまらないです。
入院中もっとお見舞いに行けたのにと後悔ばかりです。
どうして会えたときに会っておかなかったのか。
最後に会ったのは亡くなる二週間前でした。私が風邪をひいてしまいおじいちゃんにうつしたら大変だからと治ったら行こうと思ってたところでした。
「また来るからね」の約束が果たせませんでした。
後悔ばかりです。
こんな私を祖父は許してくれますか?
大好きな祖父の死を受け入れられるときは徐々に来るのでしょうか?
今、私は祖父のために何かできるでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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命の尊さを教わる
みほみさん、こんばんは。日陽と申します。拝読させていただきました。
今はまだおじいさまがお亡くなりになられたこと、御自身がおじいさまにしてあげられなかったこと・したかったことなど様々な想いが込み上げて来て哀しみに暮れてしまうお気持ちお察し致します。
私も大好きな祖母を、僧侶になるための修行が終わる2日前に亡くしました。もちろん祖母の最期は、立ち会うことも知らされることもありませんでした。修行が終わり初めて祖母の死を知らされました。幸か不幸か、私が僧侶となって初めて行った法要が祖母のお通夜とお葬儀でした。祖母をしっかり送り出してあげたい僧侶としての気持ちと、大好きなおばあちゃんがいなくなるという孫としての哀しみの気持ちに、心を揺さぶられながら涙を流しこらえながらお経を唱えたことを思い出します。
大好きな家族の命の灯火が消える。死を初めて目の当たりにすると、人は少なからず怖れを抱くはずです。私もそうでした。
今はまだ受け容れられないのは仕方ありません。
命あるものいつかは必ず平等に死が訪れます。早いか遅いかは人それぞれです。このさだめから逃げることはできません。だからこそ、大切なおじいちゃんの死からあなたが生きているこの時を、この命を有難いと感謝し、おじいちゃんから受け継いだ命のバトンをしっかりと次の世代へ渡してください。
してあげられなかったことを悔やむよりも、これからあなたがおじいちゃんにしてあげられることがある。それを、してあげられるように努力することが大切ですよ。
おじいちゃんは、あなたが元気で幸せに暮らしてくれることを望んでいますよ。そして、そうしてあげることが何よりもおじいちゃんが喜ぶことだと思います。もちろん、あなたが今までおじいちゃんから受けた恩に感謝してその想いを抱きながら、お墓やお仏壇の前で御線香あげておじいちゃんの幸せを祈ってあげることはとてもお喜びになるでしょう。
これからもずっとあなたとおじいちゃんの絆は消えません。
これからもみほみさんがおじいさまを大切に想うように、おじいさまもみほみさんを大切に想ってくれますよう心からお祈りしております。
南無妙法蓮華経
合掌
質問者からのお礼
ありがたいお言葉ありがとうございます。
涙涙で読ませていただきました。
祖父がお骨となり会うことも話をすることも出来なくなった今、祖父とのつながりが切れてしまったようで寂しく思っていました。
でも、「これからもずっとおじいちゃんとの絆は消えません」というお言葉にすごくうれしくなりました。
これからもずっとずっと生前と同じように祖父を愛して生きていきたいと思います。
今はまだ涙涙の毎日ですが少しずつ進んでいきたいと思います。
ありがとうございました!