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私の気持ちをわかってくれない主人との離婚について

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精神疾患で休職中の主人を支え、どうにか復職できて、今までの平穏な生活がおくれる様にと、病院や治療法等、私自身、一生懸命探したり、情報を集めてアドバイスをしたりと十分出来る限りの協力をしてきたつもりです。

しかしながら、全てが上手くいかない主人から、病気になったのも、仕事に行けなくなったのも、私のせいだと罵倒され、私自身、精神的に追い詰められて来ています。
そんな感じで、離婚を切り出してきたのは、主人の方なのですが、この場に及んで、離婚を承諾した私に対し「病気の自分を捨てるのか!」と私を非難してきます。

本人は努力する事をあきらめ、障害年金をもらって、暮らしたいと言いだしました。(実際、医師は障害年金がもらえる確率は2~3割だと言っているそうです)
その医師の推測からいくと主人はまだ、健常者として仕事に復帰出来るという事ではないでしょうか。
現職が無理でも、ある程度の職に就く努力をするべきではないのでしょうか。
(ちなみに仕事に行けない主な原因は、人間関係が上手くできない事です)

でも主人は仕事はできない!との一点張りです。そうなると、私も経済的に主人に頼る事が出来なくなるので、一人で暮らしていく選択をしようと思って離婚に同意したのですが、間違っていますか?
私自身、パートなので経済的に余裕があるわけではありません。
主人が出来る限りの努力をして、お互いに協力して頑張って生活していこう!という姿勢があれば、一緒に頑張っていこうと思っていたのですが。

主人は離婚後、同居を両親に頼みましたが、迷惑がられ、不憫に思いますが、本人が私に攻撃的な言動ばかりで、寄り添う気がないのに私だけが頑張ってもどうにもならない事が最近やっと分ってきました。

私の周りの人達は、「もう頑張らなくていいよ!」と言ってくれます。
ここまで主人から罵倒されても未だに主人の面倒をみているのか私自身よくわかりません。
私の思いが伝わらない現状において、離婚という選択は間違っていないのか、私は主人が言うように薄情な女なのか・・・?
でも、このままでは自分自身も潰れてしまいそうです。

お坊さまのご意見をおうかがいできればと思います。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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たいていの人は薄情です

こんにちは。先日の問いも拝読させて頂きました。
長い間、色々と壁もあり、良かれと思って努力してこられたのですね。でもご主人に受け取ってもらえなかった。「病気」ではあるのでしょうけれど、御自身が辛いのでしょうけれど、周りを悪し様にして生きてく人(世の中にはいます、大勢)と一緒に生活していくのは、本当に辛いことと存じます。
私自身は、「夫婦の役割は、子どもを自立させること」と考えております。自分の幸せが第一ではない。お子さんが成人し「一人前になったなぁ」と感じてから、ようやく「自分の幸せのために」生き方を自由に決めて良い、という考えです(極めて個人的です。坊さんだから、ではありません)。
文面からして、すでに届けは出ているようですし、貴女を躊躇させているのは「薄情でしょうか」かな、と読み取りました。
はい、薄情ですよ、病気の旦那を見捨てるのは。でもね、人間どのみち薄情なものです、程度が異なるだけで。もちろん私も薄情です。
他にも、「どんなにいい事考えたって、やりきれない」「約束したけど守れない」「言ってる事とやってる事が違う」…枚挙に暇がありません。ご主人、もちろんそうでしょう。貴女もやはり、同じでしょう。程度が異なるだけで。
これを凡夫と呼びます。その駄目さ、薄情さを抱えつつ、懺悔しつつ、日々を生きるよりありません。「ゴメンナサイあなた。私一緒にいられなくて。薄情でごめんなさい。ごめんなさい」と、本人ではなく、その代わりに仏様に懺悔します。
これは、貴女を守るためのやり方です。仏様は「貴女が凡夫である」ことはお見通し。「そうだろう、よく気付いたね、よく懺悔した。その至らなさを持って、これからも生きなさい。できることは自分で。でも、抱えきれないことは仏に預けなさい」。
この理解は浄土宗ベースの私解釈です。他のお坊さんから、また別の理解「腑に落とし方」のお示しがあるかも知れません。貴女にピンと来る教えに出会えますように。
別れた後の生活設計はキチンとできていますか?諸事見通しを立ててから実行しましょうね。

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有り難し
おきもち

一般大学(一般的でもないが…)から大正大学の史学コースへ。そののちお寺。坊...
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質問者からのお礼

ありがたいお言葉をありがとうございました。
私自身、同じ様な質問ばかりになっているのも、自分で言い聞かせながらも、未だ自分の進む道を決めかねている状態で、地に足がついていないのだと思います。

ちなみに離婚届けはまだです。
心の片隅で、以前の様な幸せな生活を・・・と思う馬鹿な私がいるのです。
その反面、とりあえず、今を乗り越えることが出来ても、また壁にぶち当たった時、何事も他人のせいにしてしまう主人から(主人の家族の皆がそういう思考です)罵倒されるのは間違いないのですが・・・。

なので、主人から言われた色々なひどい言葉をたまに自分に言い聞かせながら、「いい加減あきらめな!」と自分に語りかけるのです。
主人と出会ったのも何かの縁、そのおかげで、波乱万丈の結婚生活で私も十分強くなりました。
ひとの優しさ、ありがたさをたくさん感じることが出来ました。
(主人や主人の家族以外の多くの人から)

離婚後の生活は不安ではありますが、実家の両親も心配してくれて、快く同居も了解してくれています。
もちろん、親にはなるべく迷惑はかけないつもりです。
自分の親を見て、私もこの人達の子供なので、どうにかやっていける!と自信がわいてきました。
(苦労して私達兄弟4人立派に育ててくれました。今その偉大さを充分感じ感謝しています)

離婚は今年末位を予定しています。
それまでは主人の世話もしていくつもりです。最後の奉公として。

おっしゃるとおり、私は薄情な女ですよね。
それでいいんですね。もうこれ以上、抱えきれません。
後は仏様にお預けします。宜しくお願いしますね、仏様。
合掌。
※週末、実家のご仏壇に手を合わせに行ってこようと思います。

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