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息子の友達にモヤモヤしてます。

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中学生の息子がいます。
修学旅行でディズニーランドに行っています。パーク内は2人から6人までのグループを作り回るのですが、いつも一緒に居た子達と人数制限で同じグループになれませんでした。
学校のHPで随時様子が見れるのですが、そのグループは皆お揃いのTシャツで映っているのを見て、なんかモヤモヤしたものが込み上げてきています。
1月に息子が足を骨折しました。
そのグループの子達と遊んでいて足を滑らせ骨折したのですが、それ以来関係が微妙になっていたのかもと私は思っています。実際おかしい行動を目撃してます。なのでわざと息子を入れず他の子を入れたのかもと考えてしまいます。
息子はそのグループの子と普段話せてはいるし、ディズニーも違う班の子と楽しめてる様子がHPでわかっているのですが、私一人モヤモヤしてます。
息子に聞いたところで、ウルサイ、知らんとなるだけだし、どうしたらいいのかわかりません。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

見守る勇気

亀山純史と申します。
学びとは、失敗の上に立つものです。「失敗は成功のもと」と言いますが、失敗するところに、成長は生まれます。また、「かわいい子には旅をさせよ」という言葉もあります。旅をするには、先ず計画を立てます。しかし、その計画通りに旅がいくとは限りません。あるいは、運良く計画通りにこともあるでしょう。どちらにしても、この世は四苦八苦の世界です。人生の荒波にもまれることを通して、強く逞しく生き抜く力が養われるのです。親が先回りをして、子どもが考えることをせずに人生を送れば、そこに生きる力は身につきません。
「人、世間の愛欲の中にありて、 独り生まれ、独り死し」と無量寿経には説かれています。どんなにお子さんの人生にかかわろうとしても、私たちは他人になることはできない存在なのです。ですから、少しお子さんのことを遠くから見守ってあげてはどうでしょうか。
以上が私からの回答です。少しでもご参考になれば幸いです。

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有り難し
おきもち

hasunohaを訪れてくれた皆さん、こんにちは。私は浄土真宗本願寺派の僧侶です。令和6年3月に、公立高校の教員を勧奨退職しました。その後、縁あって、令和6年4月からは「まちサポ雫石」というNPO法人のお手伝い、また、令和6年10月からは公立高校の非常勤講師をしています。 浄土真宗における僧侶は、仏さまの教えに生き、その教えを伝える者であり、人を悩みから救う能力を有した者ではありません。人の悩みを救う救いの主は阿弥陀さまです。ですので、hasunohaにおける私の回答では、仏さまの教えに救われているこの私の生き方、考え方を、皆様にお見せするだけです。そして私自身、お答えできるご相談の範囲はそう広くはありませんが、皆様のお役に少しでも立てればと思い、回答させて頂いております。

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