泣けない...
母が亡くなって、もうすぐ百か日を迎えます。
月日が過ぎても、母が居なくなった寂しさ辛さは変わらないです。
日々の生活の中でも、色んな場面でついつい母を思い出し淋しくなります。
でも、何故なのか分からないのですが、母が亡くなってから涙が出るということがないのです。
早く母のいる天国へ行きたいと思うくらい、淋しくて辛いのに…
自分は薄情な、冷たい人間なのでしょうか?
悲しい時に泣くことが出来たら、もっと早く気持ちの整理ができるのではないかと思うのですが…。
母は涙も流してくれないことを淋しく思っているのではないのかと…思ってしまいます。
こんなこと誰にも相談できないので、こちらへまた相談させていただきました。
よろしくお願いします。
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本当に辛い時は泣けないのです。
謹んでお母上さまのお悔やみを申し上げます。どんなに、悲しく辛い想いをされていらっしゃることでしょう。身近なとても、とても大切にしていらっしゃる方のご往生に直面して、どんなに悲しくとも、涙がでないということを何度も聞いたことがございます。第二次大戦の空襲で、一瞬にして最愛の家族を全員亡くし、自分一人が生き残ったが、悲しくて辛くて、一人ぼっちになって路頭に迷っているのに、涙が出なかった、泣けなかったという話を聞いたことがございます。あなただけではないんですよ!何故なのでしょうか。考えると辛すぎるのです、思考が停止しているんだと思いますよ。思考と言っても、そういう情緒の感情ですね。また、事故で大怪我をしてホントはものすごく痛いはずなのに、その時は全然痛みを感じなかったそうですよ。自己防衛本能がら働いているのかもしれませんね。ご心配には及ばないと思います。戦災でご家族を亡くされた方は、それから何十年も経って、生活も安定してから参加された合同慰霊祭で、一気にいままで溜め込んでいた想いが噴き出して、嗚咽と涙が止まらなかったそうですよ。いまは、何とかご自分の生活もあり、感傷に浸れないのではないでしょうか。溜まっものが、溢れた時に、それを溜めずに自然に流したらいいんです。いまは、極楽往生された、感謝してもしきれないお母さまのために祈りましょう。拙僧も祈らせていただきます。合掌。浄光寺
質問者からのお礼
浄光寺 三浦康昭様
ご回答ありがとうございます。
母はもう本当に居なくなってしまったのだと思うと、喪失感に襲われ淋しくなるのですが、
言われる通り、心のどこかで無意識のうちにその気持ちに蓋をしているような気がします。
それ以上考えないように…といいますか。。
仕事もあまりうまくいってなくて気持ちに余裕がないのかもしれません。。
ご回答の、本当に辛い時は泣けない、そういう人もいるのだと聞いて、気持ちが少し軽くなりました。
ありがとうございました。