回答 2
有り難し 23私の勤務する企業の海外事業は新しく、若手社員が中心となっている。世界に７事業所あり、私が担当するこのアメリカが、工場を建設した事もあり、重要ポジションという事で、役員待遇である私が赴任した。しかしながら、我社はオーナー企業で、オーナーにとってみたら平社員も役員も同列の部下。従って、会議等で日本に帰っても、私も若い幹部と同列に扱われる。本社に於ける紹介イベント、会議での発言にしても、わざとにやっているのではないかと思えるくらい、同列に扱われる。日本での前任業務の立場とは大違いで、本当にこのポジションに居る事が、嫌で仕方ない。早期に、業績を上げ日本に帰りたいが、もう数年はかかるだろうと思う。
早期に業績を上げれば良いし、周りから見れば、自分が思っている程恥ずかしい立場にないのかもしれない。
また、自分のプライドを捨て切り、心穏やかに、淡々とやり過ごせば良いのだろうが、それがなかなか出来ずにいる。解りにくい質問で申し訳ないのですが、どうすれば楽になるか、お教え頂けませんか。いい大人の質問ではありませんが、宜しくお願い致します。
お坊さんからの回答 2件
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こんにちは、せい様、ここまでわき目も振らずに、若い人を引っ張ってバリバリ働いてこられたのですね。ご苦労様です。いつの間にか自分を自分がプライドというロープで自分を縛り付けてしまっていたという事に気が付いたと言う事ですね。私は脱サラ坊主で道場では、一回りも若い青年たちに顎で使われて、それまでは逆に顎で使える立場だったのに、と苦しんだ事があります。参考になればと思い、私の心掛けている言葉をご紹介いたします。宮本武蔵を書いた、吉川栄治さんは「我以外皆我師」と言う言葉を残しています。どのような人からでも何か一つ学べるところがある。動物でも、物でも、道端の野の花からも、石ころからでも、自分の心に捕われがなければ何か学ぶことが出来ると思います。一生青春、一生勉強。初心を忘れずに！。
私は、お坊さんをしながら別の仕事をしています。
私の職場は数年ごとに全く違う業務に異動になります。
ベテラン職員でも、新しい部署に異動すれば素人ですから、2、3年前に入った新人に仕事を教わるなんてことはよくあります。
異動すれば、そこの部署の業務については新人になるので、謙虚な態度で年下の人から教わらねばなりません。
あるとき私は、ふと思いました。
ベテランの職員ほど、謙虚に年下職員から教わっているのです。
なぜでしょうか？私は思いました。
もしかしたら、ベテラン職員は、その業務では新人でも、長年の経験に裏打ちされた自信があるのではないか、と。
だから若手に小馬鹿にされても屁とも思わない。
逆に、若い新人ほど、仕事を教えるときに得意気に教えている。
よくよく考えたら、得意気な若手と謙虚なベテラン、どちらがカッコ悪いでしょうか。
若手のくせに偉そうにしている方がカッコ悪いですよね。
会議での扱いに心が揺らぐのは、プライドの煩悩があるからですが、プライドの煩悩は煩悩の中でも最も手強い煩悩の一つです。
ですから、プライドを完全に消すより、プライドによって起こる嫌な気分(怒り)を散らしたほうが早いです。
あなた自身の実績を信じて、謙虚な態度を演じてください。あなたが一番カッコ良くなります。
追記
会議の扱いくらいで、あなたの長年の実績消えません。
だからといって威張るのではなく、誰よりも低い姿勢をカッコ良く演じるのです。
あなた自身があなたの「美学」を誇る気持ち持ちましょう。
色んな角度から思考して、良い気分になる視点を見つけましょう。
良い言葉「我以外皆我師」を教えて頂きありがとうございます。自分自身答えを知っているんですが、なかなか吹っ切れない。この言葉を心に刻み、少し頑張ってみます。ありがとうございました。
ありがとうございます。プライドを完全に消すより、プライドによって起こる嫌な気分(怒り)を散らしたほうが早いです。 なるほどと思いました。ただ、どうやって消すのか?お教え頂けませんでしょうか?宜しくお願い致します。
