苦手な職場の人が退職。嬉しいはずなのに、複雑な心境。
こんにちは。
職場にとても苦手な女性がいました。
同じ部署で働いているのに、露骨に私を無視したり、仕事上の大事なことを伝えずにいたり。
正直困っていましたが、誰にも相談せず、数年間。私は仕事と割り切って、無視されても挨拶は欠かさずにするようにしていましたし、仕事の内容は紙に書いて、口頭でも伝えるようにしていました。
周りから見ていても、分かるほどだったのでしょう。
私との関係が悪いため、注意を受けたようで、名目上、自主退職という形になりました。
彼女自身、自分で蒔いた種だとは思うのですが、何故か私の心が晴れません。
「やった-!辞めてくれた-!!」と思えないのです。
彼女はまだ小さい子供さんもいて、次の職場を探すにしても苦労すると思います。
住宅ローン等も抱えているので、きっと大変だろう。とか。
子供さんに急に辞めた理由をどう伝えるのだろう。とか。
私には関係ないと思えずに心がモヤモヤしてしまいます。
この私の気持ちはどういった心理からきているのでしょうか?
正直、報復がこわいという気持ちもあります。
恨まれたくないし。
だれからも嫌われたくないとの気持ちからモヤモヤしているのでしょうか?
自分の心の奥の気持ちがよくわかりません。
客観的に見て、私の今の気持ちはどういう心理から湧いているものなのか知りたいと思っています。
宜しくお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
貴女の善の心が貴方を救ってくれます。
仕事場では良くある事で何故だか女性の方に多い様です。このhasunohaにもこの様なご相談は多く見られます。
やはり、いじめ、差別、嫌がらせなどは受ける側は何故だろうと思い相手側に於いては原因を持っているのです。
今回退職される方は、貴女を仕事上でのライバルとして意識し自分に無いものを感じていた、でも貴女はそんなつもりは無く常に常識的、自然体で接した事が余計に嫌がれせを生んでしまったのでしょう。
単刀直入に言えば「因果応報」善い行いをすれば善い結果があり、悪い行いをすれば悪い結果となる。それが今回の結果なんです!
人が生きる上で大事な事、自分に嘘がない生き方真実の生き方こそが苦しみを乗り越えられる生き方なんです。逆に思いやりも無く感謝も無く自分本位な生き方は常に苦しむ事となり決して幸せには行きつかず今回の事で反省が無ければ苦しみの世界へと墜ちて行きます。
貴女は今まで真実の道を歩いて来られた。同僚の方はどうだったんでしょうか?真実の生き方とは到底言えないものです。それがこの結果なんです!
貴女が恐れているのは仕返しをつい考えてしまうから、不安になり迷ってしまい苦しんでいます。
今からの貴女が不安で迷い苦しんでしまえば辞めて行く彼女の思う壺です、貴女は今まで通り貴女の真実を歩くだけです!真実の道は善の道です。貴女の善の心が貴方を救ってくれます。
うららかな春の陽気を喜べない。
対立していた方と春を一緒に喜べないからです。だから、嬉しくない。逆に、彼女が去って、嬉しいまたは幸せと思えるような生き様は、私はしたくありませんね。ノーサイドという言葉があります。ラグビーの試合が終わると、敵味方関係なくお互いに健闘を讃え合うのです。そういう関係なら勝利に酔い知れることもできるでしょう。かって、源平須磨の戦いで、花も恥じらう薄化粧をした、好青年の平敦盛のクビを打ちかねた、百戦錬磨、源軍の猛将、熊谷直実公は強く諸行無常を感じました。その後、総ての名誉を捨てて出家し、法然上人に師事され、蓮生坊を名乗られたのです。俗世のドロドロの中から、蓮はあの綺麗な大輪を咲かせます。直実公は苦界の淵から大輪を咲かせたいと、付けらたお名前だと思います。負けたら命を失いますが、勝っても心に大きな慟哭を残すものです。いまのあなたにできること、従来通り仕事に取り組むこと、そして、彼女の幸せを祈りましょう。彼女にとっては、不本意だったと思います。あなたを憎んでいるかもしれません。彼女の因果、自業自得、そういうことは超越して、ただただ彼女の幸せを祈りましょう。5年、10年後、何年後かはわかりませんが、彼女はきっと自分自身に気付く時がきます。その時がお互いに本当に喜べる時なのです。あなたと彼女のご多幸をいのります。浄光寺
質問者からのお礼
お礼が遅くなってしまい申し訳ありません。
時間が経った事もあり、気持ちはとても楽になりました。
ご回答いただいた言葉を何度も読み返し、私はやはり自分がされて嫌な事は人にはしたくないなと改めて思いました。
有難うございました。
お礼が遅くなってしまい申し訳ありません。
時間が経った事もあり、気持ちはとても楽になりました。
ご回答いただいた言葉を何度も読み返し、私はやはり自分がされて嫌な事は人にはしたくないなと改めて思いました。
有難うございました。