2024/09/25感謝って…何だろう???
私は四半世紀生きてきて、未だに感謝の心というものを自分の中で掴みあぐねています。
食事の前に手を合わせたり、隣人に挨拶をする事など、人間の習慣には身の回りの物に対する感謝を表現する手法が数多く存在します。自分も、そうした習慣を子供の頃から自然な所作としてずっと実践しています。
しかし、それが自分の中で感謝という実感に結びついた事が未だにありません。手を合わせる事は出来ますが、心がついてこないのです。
三食満足に食べられる事。人の悪意に晒されずに穏やかに過ごせる事。雨風をしのげる家屋の中で寝られる事。
無くなれば間違いなく困る物は幾らでも列挙できるのに、それらが享受できるこの環境が幸せである、という実感だけが何故か根付いていないのです。
「周りの物に感謝して生きなさい」という文言を散々聞いてきたはずなのに、それが自分の中で活きてこない事に焦燥感を覚えています。他の方が自然に体得している事が、20年立っても出来ないのは何故なのか。それが未だに分からないのです。
日常に散らばっているはずの幸せの源泉を見失い、未だに足るを知る事ができない今の自分は、間違いなく救えない存在です。
もしかして、このまま全て失って後悔だけが残るまで、自分は周りの物に有り難みを感じる事ができないのではないのか?そんな事を考えて虚しくなる日々が続いています。
有り難し 8
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